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仕事GET in ケアンズ

こんにちは。
オーストラリアに住んでいます、フミです🍇


先日、激戦区ケアンズの仕事探しをしていての、
無力感と、欲求の低次元化を書きました。

こういう哲学的な話はさておき笑、
具体的な話を書きたいと思います。


結論を先に書きます

仕事探しを始めて10日目に、
お店で履歴書を渡したアジアンレストランで
ちょうど来週辞める人がいるとのこと、
翌日面接、その2日後から勤務開始しました。


仕事はある?ない?

ケアンズに来る前に、
以前居た人の話や、ネットの情報から、
「選ばなければ仕事はある」
と思ってやってきました。

今のケアンズについての正直な感想は、
「運が良くないと、まず仕事はない」
という感じでしょうか…


インターネットで応募する

アデレードからケアンズに飛び、
到着日に生活必需品と食品を購入。
翌日から仕事探しを開始しました。

初日は求人サイトを探し、
できそうなものに応募。

職種や地域を指定、更新日順にソートして、
ブックマークしていたのが下記のサイト。
仕事探し中、朝と夜一周ずつパトロール。

・Backpacker Jobs
・SEEK
・indeed
・NICHIGO PRESS
・Cheers
・Jams
・Gumtree
・Workforce Australia
・Jora Local
・Linkedin
・adzuna
・GrabJobs
・careerone


履歴書を用意する

求人サイト検索を一通り終えて、
めぼしいものがなくなったので、
2日目から飛び込みを始めました。

ネットを見ながら英文の履歴書を作ったら、
Officeworksという文具店で印刷ができます。

ついでに付箋と、履歴書を入れるビニールを購入。
付箋に自己PRを書き、履歴書に貼り付けました。

写真はあった方がいいのかなあと思ってます


履歴書を配る

お店に入って行って、
「仕事探してるんだけど、求人してない?」
って言って回ります。

Google mapで配りたいお店にピン。
暇な時間をチェックし、ルートを決めます。

記念すべき1件目のことが、忘れられません。
A4サイズのFREITAGを持った私を見るなり、
マネージャーらしき人が一言。

「履歴書は要らないから帰って」

私は一言も発することができずにお店を出ました。
履歴書配りにさっそく挫折しそうでした。
頑張って回って、その日は5件ほどのうち、
2件ほどは履歴書を受け取ってくれました。


手応えがない

仕事探しを初めて3日ですでに、
全く手応えがなく絶望しました。

いつまでどのくらい働けるの?
など、質問をしてくれる人もいたものの、
連絡はどこからも来ません。

この調子だと、
どこに応募したか分からなくなりそうだったので、
Googleドキュメントに
何を使って、いつ応募したか記録していきました。


ぬか喜びした日

仕事探しを始めて5日目、一本の電話が。
「明後日の朝10:30に、Aホテルに来てください。
 清掃員の面接をします。」

清掃員は英語のスキルがそれほど問われないので、
正直、これはいけるんじゃないかと思いました。

面接の受け答え用に英作文をたくさんして、
スラスラ言えるように一日中練習しました。


しかし、その翌日にまた一本の電話。

「面接官のスケジュール変更に伴い、
 リスケになりました。
 面接官からスケジュールの電話をします。」

なんだか、嫌な予感がしました。
「キャンセルじゃなくて延期ですよね?
 必ず電話をくださいね?」
と伝えて、電話を切りました。

相手は日本でも名前の知れたホテル。
まさかとは思うけど…、そのまさか。

「連絡が来ません」という催促メールをするも、
そのまま電話がかかってくることはなく、
「他の人に決まりました。」
というあっさりとしたメールだけ送られてきました。


こうなったら、知人の紹介だ

よく聞くのが、友達の紹介で仕事GET。
でも、私は語学学校に行っていません。

以前ケアンズに住んでいた知人が
「困ったら紹介するから連絡して」
と言ってくれ、頼まない手はありません。

彼も、以前の状況からして、
どこかは紹介してあげられると踏んでいたでしょう。
しかし、どこをあたってもらっても、超満員。

この作戦もうまくいきませんでした。


エージェントの役割ってなんだよ

私は、エージェントを使っています。
何か打開策や探し方のアドバイスはないか、
藁にもすがる思いでメールを打ちました。

そこで返ってきたメールにびっくり。

「そもそも、ケアンズは現在、
 セカンドビザの対象地域ではありませんよ」

え?!
ビザ取りにケアンズ来たんだけど!

汗だくで履歴書配りをしていた私も、
ひや〜っと血の気がひくのを感じました。

「引っ越してきたことも、
 1週間傷つきながら
 毎日2万歩歩いて50件履歴書を配ったのも、
 ぜんぶ最初から無駄だったの?」

……いや、ほんとに?
わたし、結構マジメに政府のサイト見てたよ?

急いでパソコンを開き、自分の目で確認。
確かにサイトがちょっとわかりづらいのですが、
どうしても、対象地域に見えました。

「ここの記載では、対象地域だと思うのですが。」
と恐る恐るメールしたところ、

「本当ですね、まだ対象でした。ごめんなさい。」
みたいな返事。

待ってよ、素人がワーホリすると、
仕組みとか規則とか自信ないから、
専門エージェントに頼んでるんだよね?
なんでそこちゃんとしてくれないの?
信じられなくなっちゃうよ!

気持ち的に余裕もなかったので、
エージェントに対して不信感が募りました。
その日はもう家に帰ってフテ寝しました。


諦めて、農業する?

セカンドビザは、
農業のお仕事でももらえます。

バナナファームの求人があったので、
メールしてみました。

でも、すでに1000人以上が見ていて、
きっと何百人とメールしているのでしょう…
メールは返ってきませんでした。

ファームジョブも今、簡単ではないようです。


心折れそうな時に

誕生日の前日。
心置きなく誕生日を迎えられたらいいな、
と思っていたので、
手応えのない状態が虚しかったです。

そんな時、その日履歴書を渡したお店から
電話がかかってきました。
「明日、面接しましょう」
「え!本当に?」


初・オーストラリアで面接

こっちの面接はゆるい、と聞いていたけど、
前日はろくに寝られませんでした。

面接っていうか、雑談?
ユニホームについて説明される。
あとは、どのくらい働けるのか、
いつまで働くつもりなのか、簡単に聞かれる。

わたしはわたしで、
セカンドビザが取りたい旨を伝える。

「明日、初出勤の日を連絡するね。」
「まじ?今日誕生日なんです!
 最高すぎます!」


過去一の誕生日プレゼントになりました。
きっと、このレストランでタイミングよく
辞める人がいなかったら、まだ求職中でしょう…

クビにならないように、必死に働きます!
仕事についてはまた書いていきたいと思います😊

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