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【茶道】連休中は風炉・灰型の修練を

茶道の稽古場を初めて訪れてから、約17年。
ついに?やっと?
茶道のための釜・風炉を我が家へ迎えることに✨✨

一応、家には畳二畳分(中京間:丈182cm×巾91cm×2)のスペースはあるものの。
子どもたちが生まれてからこのかた、子どもたちのおもちゃや本類が長らく場所をとっていた。

(畳の上があかないことには、風炉を迎えても置く場所がない・・・)と思ってきたけれど。
春休み中に、どういうわけか、小学校を卒業した息子の「片付けスイッチ」が入り。
畳の上のものを、全て片付けてくれた!!(ブラボー!!)

という環境的なことと。

「風炉用の灰がないことには、風炉があっても炭を使えない」ということで、一昨年から、風炉の灰の仕込みは行ってきており。
「せっかく灰を準備したのだから、今年中あたりに、風炉・釜を迎え入れたい」という気持ちは新年から持っていて、抱負にも書きだしており。
今月はじめごろに、お道具屋さんから「風炉の季節に向けてご用意しませんか」というセールの案内をもらい、このタイミングで、まずは見に行っておこうと。

さらに、「風炉・釜を迎えるならば、(出身地である)盛岡ゆかりの、南部鉄器の古物でいいものがあったらいいな」という思いがあり。
盛岡で古物を扱っているところがないか、検索してみたりもしていたけれど、なかなかみつけられずにいた。

そして先週、お道具屋さんへ行ってみたところ。
南部鉄器の古物の風炉・釜が一点、そこにあるではないですか❢

鈴木盛久」という、代々南部家の御用鋳物師を勤められ、十三代は人間国宝に指定されていて、現在十六代まで続いている鋳物師の作。

そして、鈴木盛久先代のお嬢さん(当代の妹さん?)は、そういえば同じ幼稚園の同期生だった、という記憶も蘇り。
様々な面で、ご縁とタイミングを感じ、我が家へ来てもらうことに。

古物で、風炉の表面に緑青が出ているところもあるけれど、
勝手付で、お客様側からはみえない位置なのと、
「これ以上は(緑青が)広がらないだろう」という見立てであったので、そこはあまり気にしないことに。

▢来週我が家に来る予定のため、それまでにやっておくこと:

・風炉、釜の保管場所の確保(←ものを減らさないことには、場所がない💦)
・炭周りの道具置き場の確保(同上)
・去年、灰の研究会で洗った、風炉用の灰の仕上げ(もむ、篩う)

▢5月連休中にやりたいこと:

・灰型の練習を3日ほど(まずはタッパー内で、新しい灰匙に慣れる)
 ---灰型は博物館の茶室担当時代に、朝鮮風炉、道安風炉などで実際にやっていたけれど、灰匙が変わるのと、久しぶりなので、まずは練習。
・よく晴れた日に、炭を洗って干す:1日
・【できれば】風炉に灰を入れて灰型を整え、炭で湯を沸かし、炭点前と薄茶点前をする:1日

稽古場によっては、炭や灰を使わずに、電熱器を使うところもあるもよう。
風炉の時期だけは電熱器にする、というところもあるそうで、
灰や炭、炭道具一式を揃えなくてもよいというのは、格段に手軽になるだろうな、ということも思いつつ。

一方で、自分が「日本の文化を学ぶための道」を探していたときに、
茶道に惹かれた理由が、たまたまみていたNHKの、茶道家元の様子を紹介した番組で、
灰型の修得に三年程度かかる
というフレーズを耳にしたことだった。

「お湯を沸かすための風炉の灰型の習得に三年!?灰の、型??」
茶道の奥の深さがそのフレーズから、垣間見えるように感じられ。
「これだ、和の文化を学ぶには、茶の道だ
と思い至り、稽古場を探し始めたのだった。

そんな原点を思い起こすと、
個人的には、風炉の灰型は抜きにしたくない、
むしろ修練を重ねていきたいポイント、である。

この連休は、灰型の修練を楽しみながら励みたい😊✨

#1日6000歩  4/19-4/25 計82,763歩 11,823歩/日💮

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