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医師と結婚して離婚した話〜摩訶不思議エピソード集



メスより重いものは持ちません


休みの日などは、一緒に買い物に出かけ、必要なものや食材を買っていた。



しかし、本当に一緒にいるだけで荷物は一切持とうとしなかった。



その都度言わなければ、とにかく何もしない。



妊娠中であっても、どんなに重い荷物も持とうとはしなかった。



レジの会計が終わり、普通なら先にカゴを台のところまで運び、袋詰めをやるような場面でも
なーーーんにもしない。



ぼーっと突っ立っている。




そんな時に袋詰めを頼んでも、




柔らかいものや潰れそうな品物の上に玉ねぎやカボチャを入れたりメチャクチャ。
その上、手が遅い。




イライラMAXになり、


もういい!私がやる!



と、言ってしまう。
大人なら、それくらい分かるだろ!
という思い込みや期待が私の中にもあった。
(夫育てが苦手だったと思う)






氷のゆくえ


もちろん、その都度重い荷物は「持って」と言っていたが、



帰宅した時に、肉や魚と一緒に入れていた氷を「出しておいて」と言ったところ、




私的には、流し台に置いているかと思ったら、




床に置いていた😱😱😱




ビニール袋に入れただけの氷だったので、床はびしょびしょ💧💧💧




激怒したのを覚えている。




……ここまで、振り返って書いていて、今にして思うけど…元夫もかなりの「大人の発達障害」だったのかも知れない😔




もし、そうだとしたら…
もっと優しくすればよかった…



なーーんて、今は思うが、当時は分かっていてもそんな余裕なかったと思われる💦





医療ミスの片鱗?①


新生活にあたり、少し収納を買い足すことにした。


ニトリなどにある、自分で組み立てる3段カラーボックス。



組み立てをお願いしたところ、舌打ちしながら面倒くさそうに取り組み出した。



しばらくすると



「あだーーっ!!!!!💥」(叫)




😵😵😵




「どうした?」



組み立ての順番を考えていなかったので、不安定な板が落ちてきて、足の指を直撃したらしい。



怪我はなかったが……



途中までの出来具合をみると、ネジネジの釘は斜めっているし、全体的にグラグラしているため




もういい、私がやる…



と、なるのだった。





医療ミスの片鱗?②


またある時には、寝室の小さなすりガラスから朝日が入り込むのが眩しく、木枠の部分に布を固定するのをお願いしたところ、



細い釘とトンカチで作業を始めた元夫。



しばらくすると



「ぎゃーーーっ💥」(叫)



😵😵😵



「どうした?」



今度は、自分の指をトンカチで打ったらしい。



そんな元夫。



実は…






整形外科医







骨などの手術では、釘やトンカチは使うはずである。




私に何かあってもぜっっったいこの人の治療は御免だ…と、心から思った。


そしてやっぱり、



もういい、私がやる…



と、なるのだった。



一応、仕事上において、手術を失敗したとか、医療ミスはなかったようです😅
誤解なきように申し添えます。


それ以降、ベビーベッドなどの組み立てや、照明の取り付け、電球の付け替え、重いものの設置など、いわゆる「男手に助けてもらう」的な作業も全て私が担っていた。



時にはうまくいかず、泣きながら作業をしたこともある。



そのうち、子どもも産まれ、いつしか
「逞しいお母さん」になっていた。






奇声

元夫は、夜ではなくなぜか朝からシャワーを浴びる人だった。



仕事から帰り、部屋着には着替えるがそのまま布団に入るため、枕カバーのにおいもキツく、しょっちゅうシーツやカバーなどを洗っていたように思う。



ある朝。



私はキッチンで朝食や弁当の準備をしているのだが




「ひゃああああああっっっっ!!!!!」



((((;゚Д゚)))))))びくーーっ




奇声としか表現しようがない絶叫が、風呂場から聞こえた。



しばらく固まったまま様子を伺っていると、普通にシャワーの音や物音が聞こえるので、とりあえず上がってきてから事情を聞くことにした。




上がってきた元夫に訊くと、



「気合を入れていた」



と…。



あれは近所にも聞こえるからやめてほしいと言ったが、やめることはなかった。
そのうち、突然の奇声にも慣れていった。




異物


私は植物を身近に感じる環境が心地いいと感じるため、部屋に少し観葉植物や花を置いていた。



ある日、

「こういうの、やめて」


と、元夫が言った。


なぜだろう…人は、こういうものに癒やされるのではないのか??
理由は、


「異物という感じがする」


らしい。


ペットを飼いたい、と言っても
「異物という感じがする」



子どもがほしい、と言っても
「異物という感じがする」




…え!?!?!?我が子だよ??





とにかく、このようなエピソードも枚挙に暇がない。




異形



このようなエピソードを重ねるたびに、私の中では元夫への見方が、



初期「Kくんに似ている人❤️」
  ↓
中期「全く別人の男性」
  ↓
後期「カマキリ



と変遷していった。



後期はもう、カマキリと寝食を共にしているような感覚でしかなく、手に負えない末期症状のようなもので、人生に絶望しかなかった。




目が合うと

「こっち見ないで」

とまで思っていた。本当に無理だった。


出会った頃に、アイコンタクトしながらキュンキュンしていたなんて、とても信じられない。




一方の私はカメムシ…といったところか。







さてさて。
ここのところ、元夫をディスるような内容になってしまい、何だかなぁ…という感じがしますので、次回は、第一子の誕生について書こうと思います。

こんな夫婦なのに、なぜ子どもが…?
と、疑問に思われる方も多いでしょう。


わかります、わかります。


それなりの経緯があるのです…


ちょっと、これに関してはどこまで表現出来るか😅


いつも読んでくださり、ありがとうございます🙏



教訓
【感性が違いすぎる人間と生活を共にすると、生きる気力が削がれる。価値観や感性の事前擦り合わせはとても大事。】




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