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活用していること(MBA/その3)マツダ3をみて思い出す 0→1 そして 1→10・・・

こんにちは、営業×MBAのひとり言、のFumi23です。お読みいただきありがとうございます  今回も、修了後に今も(恐らく今後も)利用するであろう内容を中心に、私見より、書いていきたいと思います       いつものように結論から   『この経験は財産である!買ってでも行うべし!』です

0→1 は貴重な体験、そして凄くツラい

SNSなんかで、よくUPされている内容には、志し高い人が、(起業する)しーんを想定しての、『0→1』を掲載されていることがしばしばあると思いますね   それはそうで、模倣でない限りは、(私も想像できないほどの)極めて困難な茂みをくぐり抜ける所業となることでしょう  起業って、ヤッタものにしかわからない内容もあると感じます(法人登記のみ行うこととは異なります!)

今回、私が整理したい!と思っている内容は、そんな起業の際のことではなくって、ある製品の新規への市場投入の際(黎明期なんかよりももっと前の段階)についての、販売戦術上の『0→1』のことですよ  辛かったのって、それは、それは、もう忘れたいほどに

ツライ経験・・・製品の完成前から販売し受注せよ

あるあるな、ことでしょうが、自分がヤッタことないことから、順に上席ってのは従業員へ、『いつまでに○○できるか?』なんてシーン、皆さんご経験あると感じますね  私 よくこれに遭遇します  なぜか?はもう何回も受止めていますと、既になんとなく理解していまして、『何とかするだろう、ヤツラなら』的な感じです  実はこれ、私の本職でもあるマーケティング思考の真反対の思考パターンですよね。皆さんなら容易に想像できますよね   でもここジャパンの会社には、こんなことはよくあるシーンですよ   きっとこれからもね  そろそろ本題へ

製品作って β版 できたから、売ってきて

とある領域のとある新製品です。上市前です。サンプルを見せるものもありません!   特にひどかったのは、パンフレットすらなかった   しかも3か月後に完成するそうな  この段階で、疑問が50個は登場します  まとめると5W2Hが何パターンもでしょうかね  ちなみに、その市場には、最後発で、当時の獲得シェアは、0.02%ほどでしょうか、
先行他社は、大手三社で寡占状態。しかも、競合分析、製品イニシアティブ、普遍性の担保、なによりPEST、それから単独での収益性、、、、   その条件下で、販売目標、などが通常の準備でしょうか?  高い人件費を使って行う以上は、実際はもっと複雑な管理を要求しますよね

MAZDA3 ハッチバックを見習おうよ

わたくし、すこしチャラく思われるかもしれないのですが、いつかはレク○スを と思っている年ごろなんです  がです、最近 MAZDA3を見かけるようになって、この製品は!ってハッとされるのです  以下は、とっても私見ですのでご寛容に受け取って下さい

MAZDA3ハッチバック

➀かっこいい    ②軽やかで上品     ③あるようで無かったコンパクト  ④ニーズの外側へ連れていくフォルム   ⑤顕示欲よりもただ乗っていたい

です。私の感想はこんな安っぽい感じなのですが、それはご容赦いただきまして、当のMAZDAさんは、Ford社との例?の関係性を完全払拭される前に最終面接まで行った経験もあります(ロータリー時代的に)  その今回の製品は、おそらくですが、想定外のユーザーを巻き込んで、たとえニッチであっても、あまりある羨望を受け止めるはずだ!! と感じています。この何の変哲もない、が丁寧なインテリア、この外装デザイン、売る前から、求心できることを、ハナからわかっていたかのように、上市後も、決して(ベル○ァ○ヤのごとく)むき出しにアピールすることもなく、やや薄っぺらいボンネット感に しかし風を切りそうな、秘かな個性のあるFrontとリヤ デザイン さらに敢えて?なくすんだ塗装色設定!?(売り出しカラーはダークグレー?)   ニクさ、満点です!  をみて感じまましたよ   【商品を開発することの用意周到な環境と綿密なスケジュールの大切さ  そして 市場との十分な会話】 を        興奮していましたが、ようやく本題に戻れそうです   そう 『作っているから、売ってくれるか?』ではないんですよ

0→1の時は SWOTと3C STP

ま、こんなとこですか?もっと慎重にあるでしょうが、一般的にマーケティングの銑鉄の示すフレームワークの指し示す内容は、秀逸であったとしても、それを、どの分野で、どのようにアレンジするかこそが、問われますので正確に各フレームワークを定義しては来ませんでしたよ   でも、多くの方が記載されている通り、まだ完成もしていない製品を受注する事って『半端なくツラい道のり』でしたよ    一人でやったことではないのですが、実に険しい戦い、 具体的には、企画屋さんとの闘い、製造部門との闘い、市場の本当のニーズ調査、それから、時間がない中でのテストヒアリング、と、Wantsのキャッチと自社リソースとの突合、MBA的に初期プライシングと将来のプライシング  (実は、勝手な部門利益の確保が優先されてしまう)もっと、いろんなことを同時進行で管理しながら、営業対象のB読み先1件を、A-(エ-マイナス)読みへ昇華させていく、(ほぼ嘘っぱちの)話術や演出修飾、、、無事に受注成功したからよかったものの、今もあまり思い出したくないほどの険しい行程でしたよ   若いStaffにもその姿を、見せているようで、実は、見せたくなかったようで、とっても複雑でした   

ヤッタものの勝ち(価値)

舗装道路を平凡に歩みたかったのですが、(とある営業の帰り道)それでも砂利道をあゆんでみて、やっとの受注して、その後に思わぬ収穫があったのです  それは、平素 特にかわいがる職員の中にも

『10→1000』にしか向いていない人物がいて、みんなが『0→1』には向いてはいないこと を痛感しました また、その後の戦力分析や進捗管理、人員配置組み立て などが楽になったことですよ         なお、お気づきの通り、『0→1』を好んで行う、また耐えて行える人物は、少ないのでしょうが    そして『1→10』に好適な人物には、フレームワークを十分に活用できる素養が必要とされるなど、各段階で、要求内容があるとは思います

各ステージで利用した思考フレームとは

やや省略しますけど、1軒の受注以降は、やはり、パターン認識や販売方式テスト、ターゲット修正を繰り返していきました。そのうえでシェアードバリューや製造部へのfeedbackなども有機的に動き始めていきました    後半は、定番かもしれませんが、仕組み作りに没頭しましたよ   JVはやアライアンスパートナーの設定なんかですよね   

お読みいただき、ありがとうございます。自分でも書いていて、新発売の自動車を見て、触発された結果、MBA的に『0→1』を書こうなんて、当初、思ってもいませんでした。

でも、書いてみてよかったです、少しでも整理できました・・・かしこ


皆様のご意見をお待ちしております、、どうぞよろしくお願いいたしますね