Java Scriptの基本その9 Loopについて
イントロダクション
JavaScriptでのループの使い方を紹介します。forループは、特定の回数繰り返したい時に便利です。例えば、10回のベンチプレスを数えるのに使えます。配列を使って名前や年齢を処理する例もあります。whileループは、条件が満たされるまで繰り返す時に使います。例えば、サイコロを振って6が出るまで繰り返すことができます。continueやbreakを使ってループの流れをコントロールすることも重要です。これで、効率的なデータ処理が可能になります。
forループの基本
まず、JavaScriptでのforループについて説明します。以下のコードは、forループを使って特定の処理を10回繰り返す例です。
for (let rep = 1; rep <= 10; rep++) {
console.log(`ベンチプレスを${rep}回できたぞ!🏋️`);
}
forループは3つの部分から構成されます。初期化部分(let rep = 1)、条件部分(rep <= 10)、そして更新部分(rep++)です。このループでは、repが1から10までの間、console.logでメッセージを表示します。初期化部分でrepを1に設定し、条件部分でrepが10以下である間ループを続け、更新部分でrepを1ずつ増やします。
配列とループの組み合わせ
次に、配列とforループを組み合わせた例を見てみましょう。
const americanNames = [
"James",
"Emma",
"William",
"Olivia",
"Liam",
"Ava",
"Noah",
"Isabella",
"Mason",
"Sophia",
];
const type_americanNames = [];
for (let i = 0; i < americanNames.length; i++) {
console.log(americanNames[i], typeof americanNames[i]);
type_americanNames.push(typeof americanNames[i]);
}
console.log(americanNames);
console.log(type_americanNames);
ここでは、americanNamesという配列の各要素の型を確認し、その結果をtype_americanNamesという別の配列に格納しています。forループを使って配列の全ての要素にアクセスし、console.logで各要素とその型を表示しています。さらに、typeof演算子を使って各要素の型を取得し、type_americanNamesに追加しています。
配列の要素を使った計算
次に、配列の要素を使って計算を行う例を見てみましょう。
const birthYears = [1996, 2000, 1982, 1980, 1991, 1996, 1998, 1999, 1981, 1995];
const calcAge = [];
const currentYear = 2024;
for (let i = 0; i < birthYears.length; i++) {
calcAge.push(currentYear - birthYears[i]);
}
console.log(birthYears);
console.log(calcAge);
このコードでは、birthYearsという配列に格納された生年を使って年齢を計算し、その結果をcalcAgeという配列に格納しています。forループを使って各生年に対して現在の年(currentYear)との差を計算し、その結果をcalcAgeに追加しています。
continueとbreakの使い方
forループの中でcontinueとbreakを使う方法を見てみましょう。
const mixedData = [
50,
"Mason",
25,
"Emma",
18,
"William",
24,
"Olivia",
18,
"Ava",
19,
];
// Continueの活用
for (let i = 0; i < mixedData.length; i++) {
if (typeof mixedData[i] !== "string") continue;
console.log(mixedData[i], typeof mixedData[i]);
}
// Breakの活用
for (let i = 0; i < mixedData.length; i++) {
if (typeof mixedData[i] === "number") break;
console.log(mixedData[i], typeof mixedData[i]);
}
continueは、ループの現在の反復をスキップし、次の反復に進みます。この例では、mixedDataの要素が文字列でない場合に次の反復にスキップします。一方、breakはループ全体を終了します。この例では、mixedDataの要素が数値である場合にループを終了します。
whileループの基本
最後に、whileループについて説明します。
let rep = 1;
while (rep <= 10) {
console.log(`ベンチプレスを${rep}回できたぞ!🏋️`);
rep++;
}
let dice = Math.trunc(Math.random() * 6) + 1;
while (dice !== 6) {
console.log(`振ったサイコロの目は${dice}`);
dice = Math.trunc(Math.random() * 6) + 1;
if (dice === 6) console.log(`${dice}が出たので終了`);
}
whileループは、指定された条件がtrueである間、繰り返し処理を実行します。最初の例では、repが10以下である間、メッセージを表示し、repを1ずつ増やします。2つ目の例では、サイコロの目が6になるまでループを続け、6が出たら終了します。
まとめ
このように、JavaScriptのループ構文を使うことで、繰り返し処理を効率的に行うことができます。forループ、whileループ、continueやbreakを活用して、複雑なデータ操作も簡単に実現できます。これらのテクニックをマスターすると、より柔軟で強力なプログラムを作成できるようになります。
Githubでも公開してるよ!
先ほどのコードはGithubで公開しているよ。
ここ見てね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?