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充実感依存症

(タイトルの字面怖くてすみません)


私は元来「刺激」を常に求めていて、常に何かを頑張っていたい、充実感を味わっていたい人間です。
でも最近は、すごく怠惰な生活を送っているような感覚が強い。

転職活動をずっと頑張っていて、決まってからは前職での引き継ぎとかいなくなっても大丈夫なように、結構一生懸命働いていたし、
転職先の仕事に見合う自分になりたくて色々と自己投資したりしました。(そう。見た目から入るタイプ)

1月から新しい会社で働き始めて約3週間。
「おっと。。?」


転職の燃え尽き症候群というやつなのか、自分の中で転職先に対して期待値が高すぎたのかわかりませんが、
毎日が思ったより平凡で、刺激が足りなくて、
平日の夜、仕事が終わった後さえもなんか暇で。

「転職したなら、勉強するとか色々あるじゃん」
と思いますよね。
でも入社して1ヶ月、正直まだ何を頑張ればいいのかよくわからず、
という言い訳をしてるだけでモチベーションがないだけなのかもしれないけど。


そうして片手に収まるサイズの手軽な刺激を求めては、Yotube、アニメやドラマなど、画面の中で必須に忙しなく生きている人たちを見て
自分が疑似体験しているような気になりつつ実は全くその逆で、対照的に充実感がない自分が惨めに感じたり。


話がずれますが、今回の転職で今更に分かったのは、
仕事に全てを求めすぎてはいけないんだなということ。
(わかるの遅すぎた)

ちょっと前まで私は、人生の空白を埋めるためには仕事しかないと思っていました。

なぜなら、私はどこかの組織に所属して、行動をある程度強制されないと、
一定に忙しなくすることができないから。

行動しまくりたいときと何もしたくない時の浮き沈みが激しすぎるし、
行動したい欲は夜にピークを迎えて、寝て起きた翌朝には綺麗さっぱり無くなっているのが面白い。(クロノタイプ:オオカミ)
だからこれといった趣味はないし、今はみんな休日何して過ごしてるんだろうと不思議に思ってしまうほど症状が悪化しています。


だからこそ、「仕事」という会社に所属することで頑張ることをある程度強制される状況が私には案外悪くなかったりするんです。
みんなで頑張る、という青春感も好き。

ところがどっこい、
もちろん、仕事だけで人生が構成されているわけもなく、
それだけで人生を充実させることなんて絶対にできないし、
今は私生活の充実感と仕事の充実感は相乗関係にあるとさえ思います。


話を戻すと、

今回の転職では
「転職活動」という行動している時期の充実感が大きいほど、その後にくる虚無感やナマケモノ期間が長く強く出て来ます。
(転職活動中はアドレナリンでてたなあ)

しかも私はせっかちなので、その虚無感を埋めるために「手軽で単発の外からの刺激」を求めてしまいますが、
そういう刺激は特に、その場が終わるとすぐに効果が切れて、無気力になって、また手軽な刺激を求めて、の永遠ループなのはまさに依存症。

かといって、より高い充実感や刺激を求めて行動しても、目指して登っている時が気持ちいいだけでたどり着いた時には一瞬で落ちてく。

こうなってしまうともう沼で、なかなか抜け出せない時期に突入したなというのと、
年々こういう時期が来るスパンが早くなっている気がする(これも依存症っぽい)ので、生き方どうにかしなきゃなあと思いつつ、
こうして文章に起こしてみると、自分もなかなか人間くさいところあるねって、笑い飛ばしていきたい。

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