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ムーンライトながらで行く 【0泊3日】 東京・大洗旅行 実践編
それでは仕事終わりの大阪駅からスタートです。
まずは大阪駅からムーンライトながらの始発駅である岐阜県大垣駅に向かいます。
頼りになる新快速
最初に乗車するのはJR西日本の頼れるアイツ、新快速です。
時間帯によっては新幹線よりも早いと言われることもある、青春18きっぷ利用者の心強い味方です。
席を確保し本を読んで暇を潰します。
しばらくして新快速は大垣駅行きの電車に乗り換えする米原駅に…着きませんでした。
誤算1つ目。
この新快速は米原駅の手前の野洲駅止まりでした。
表示をよく確認するべきでした…。
誤算2つ目。
新快速は事故やら信号確認やらで頻繁に遅延が発生します。
まるでドイツ鉄道(DB)のようです。
そのことをすっかり忘れていました。
今回も遅延が発生していました。
米原駅での大垣駅行き電車の乗り換えに失敗すると、ムーンライトながらに乗れず、最悪大垣や岐阜・名古屋駅周辺に宿泊する羽目になります。
しかも、青春18きっぷ利用者にとってできれば回避したい静岡県を日中移動することになります。
それだけは嫌だ…何とか間に合ってくれっ…!頼むっ…!と祈りましたが杞憂でした。
米原駅で大垣行きの電車は待ってくれていましたし、何なら、ムーンライトながらもこの遅延の影響で発車が遅れました。
米原駅で乗り換えた大垣行きは、恐らくムーンライトながらに乗るのだろうと思われる集団がちらほら見られました。
米原駅を出て30分ほど、大垣駅に到着しました。
…10分ほど遅れてムーンライトながらが入線してきました。
ちっぽけなトラブルはありましたが無事ムーンライトながらに乗車することができました。
一安心です。
時刻は23時。東京へ到着するのは朝5時過ぎです。
ムーンライトながらは夜行快速ですが、消灯はありません。
ずーっと明るいままです。
座席のリクライニングは普通の特急列車と変わりません。
関東を走っている特急踊り子号と変わらないもたれ角度です。
明るい上に中途半端なリクライニング、おまけに電車特有の揺れ、何の準備も無しに寝ることは不可能かもしれません。
ムーンライトながら3種の神器
そこでムーンライトながらで寝るために必須の3種の神器をご紹介したいと思います。
それが
①ネックピロー
②アイマスク
③耳栓(もしくはイヤホン)
です。
ええ、飛行機に乗ってヨーロッパに行くときに必要なアイテムとまるで変わりません。
飛行機との違いと言ったら、充電設備があるかないかだけでしょうか。
私は今回0泊3日という無茶なスケジュールを立てましたので、22,500mAhという大容量モバイルバッテリーも持ってきています。
①ネックピロー
別になんでもいいと思いますが、私は口をつけて膨らますのではなく、ポンプが内蔵されているこちらのタイプを使用しています。
自分の唾液でさえちょっとイヤ…という人にはちょうどいいと思います。
②アイマスク
普通のアイマスクもいいですが、温感の方が私はよく眠れる(気がします)。
普通のアイマスク+めぐリズムの組み合わせでもいいですし、モバイルバッテリーに繋いでUSBアイマスクを使用してもいいと思います。
このUSBアイマスク、タイマー式で1時間持ちます。
もちろん繰り返し使え、洗浄もできます。
③耳栓(もしくはイヤホン)
個室でもないので騒音はどうしても気になります。
特におっさんのいびき。
寝られないだけでなく腹が立ちます。
そんな不快な音を(なるべく)かき消してくれる心強い味方が耳栓、イヤホンです。
私は普段10時間程度バッテリーが持つBluetoothのイヤホンを利用しています。
バッテリー切れ時に使用する有線イヤホンと合わせて快眠環境を確保しましょう。
この他にも、適度なお酒、グリシン、大容量モバイルバッテリーなどもお勧めです。
翌朝
朝5時前、定刻通り品川駅に到着しました。
東京駅まで乗車しなかったのは、新橋駅にあるサウナに入るためでした。
仕事終わりにシャワーも浴びれなかったので、今のうちにひとっ風呂浴びて体を清潔に保ちます。
利用したのは新橋駅前の男性専用サウナ「オアシスサウナ アスティル」です。
こちらのスピードコース(60分)1,598円(税込)でした。
2前日からの汗の匂いや寝汗を落とし、着替えて清潔な気分で無事、朝を迎えました。
…それにしても新橋駅は、ゴミや吐瀉物は散乱してるわ、酔っ払いがそこら中に倒れているわで、異様な光景でした。
お酒ってそこまでして飲まないといけないようなものなのでしょうか…?
まずは水戸へ
新橋駅からは茨城県の県庁所在地、水戸駅まで向かいます。
上野駅で常磐線快速乗り換えかと思いきや、直通列車で行けるようです。
関東の鉄道路線網は複雑でよく分かりませんが、まあいいや!
ただ、ロングシートで2時間超は耐えられる自信がありませんでした。
若干眠気もありましたので、ここは大人しくグリーン席に座りました。
私のキャッシュカードはクレジットカードやSuica と一体となっているタイプでしたので、駅のホームでグリーン券の精算をし、列車に乗りました。
このグリーン車、座席には3種類あります。
2階席、中1階席、そして1階席。
2階席は揺れが大きく、中1階席は車輪の上でうるさそうなので、1階席に座りました。
その結果、めっちゃ寝られました。
とうとう大洗へ
水戸駅は大きな駅でした。
ただ用事はありませんので、さっさと大洗鹿島臨海鉄道の切符を購入し、列車に乗り込みます。
途中、ガルパンのラッピングがなされている列車とすれ違いました。
何も知らない人が見たらギョッとするでしょう。
大洗駅に到着し、レンタサイクルを借ります。
別に歩いても回れるのですが、この炎天下の中巡るのは辛かったです。
料金は500円です(別途保証料1,000円。これは自転車返却時に返金されます)。
バスもガルパンのラッピング!
さて、ここで問題が。
大洗に来てやりたいことをそれほど真剣に考えていなかったので、目的を忘れてしまったのです。
…とりあえず、大洗でしか販売していないガルパングッズを買いに行きます。
結果、タオルと軍手とボールペンを買ってきました。
大洗のガルパングッズの良いところは、アニメグッズなのにぼったくりしてないところと、お店の人が大変優しいところです。
大洗には専門のショップがあるだけでなく、普通の個人商店でもそれぞれの個性を活かしたグッズが販売されています。
ちなみに軍手は一組300円(工務店で購入)、タオルは600円(衣料店で購入)、ボールペン(ジェットストリーム、文房具店で購入)は200円でした。
10時になったので、大洗で大人気のご飯を食べに行きます。
生しらす丼です。
漁協のかあちゃんの店というお店です。
生しらす丼もさることながら、かき揚げがとても美味しかったです。
渋谷で催された写真展へ
残念ながら大洗はこれで終わりです。
ここからまた水戸に戻り、常磐線快速で上野、品川そして次の目的地・渋谷に向かいます。
茨城県の名産品の一つがメロンです。
渋谷では私の所属している旅行系オンラインサロンの写真展が催されていました。
これまではミーティング等が東京で催されていたので、関西在住の私はまだ出席することができず、残念な思いをしていました。
そんな中の今回の旅行は、ちょうど良い機会でした。
ちなみにどんな写真を出展したかというと、やっぱりこれです。
アドモント修道院図書館(note)
結果は、残念ながら2位に終わりましたが、大変楽しい思い出ができました。
オンラインサロンメンバーと企画して開催した"とっておきの一枚写真展 vol2!サロンメンバーが、とっておきの写真を一枚ずつ出し合って、みんなで一緒に"写真展"を開催しました!今までの旅がこんな風に形になって楽しかったです!
— 東松 寛文|リーマントラベラー @新刊『休み方改革』Amazon1位獲得! (@ryman_traveler) August 4, 2019
ちなみに優勝は……僕でした(笑) pic.twitter.com/6FwxXYmPWP
その後、会場にいらっしゃった皆様と食事をし、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
酔ってる場合じゃないぞ
楽しい時に飲むお酒は例え少量であっても酔いが早く回るものです。
気づいたら時間ギリギリでした。
え?何の時間かですって?
帰りのムーンライトながらの出発時間です。
皆さんにお別れの挨拶を申し上げて、慌てて渋谷駅から品川駅に向かいます。
酔っていても帰巣本能というか、無事にたどり着けるものですね。
ここらへんはもう記憶が曖昧です。
早朝乗ってきた列車に、また深夜に乗るとは…我ながら無茶な計画を立てたものです。
生きる屍のように
気づいたら寝てました。
それはもうぐっすりと。
「えー、寝台でもないしー、消灯もされないしー、転換クロスシート車両なんかで寝られるわけないやーん!!」とか言ってた自分へ。
疲労が溜まれば溜まるほどよく寝られるぞ。
大垣駅についた頃には寝ぼけと疲労でゾンビのようになっていました。
その後、米原駅で新快速に乗りかえ、無事大阪まで戻りました。
これにて0泊3日東京・大洗旅行は終わりです。
今日、また乗りました😅
最後までお読みいただきありがとうございました。
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