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CEOが語る!技術と希望を詰め込んだ最先端のプロダクト「FULL KAITEN」のポテンシャル

採用広報宮本です。今回はCEOに、市場の将来性・プロダクトの今後の計画・APRAの金額まで具体的に聞いちゃいました!スタートアップへの転職に二の足を踏んでいる方がいたら、ぜひこのnoteを参考にして、企業と自分の未来が具体的にイメージできるまで質問しまくってもらいたいです。
企業の伸びしろ≒自分の成長の伸びしろとも言えます。早速いきましょう!


FULL KAITENが扱う「在庫」って地味なイメージ?

よく間違えられるのは、「在庫管理」ソフトだと思われること。
FULL KAITENがやってるのは「在庫管理」ではなく、「在庫データの予測や分析」。
例えば、機械学習を使った需要予測によって必要な在庫の生産数をあらかじめ予測する機能を開発しています。世の中の大切な資源や環境を守るためにも、FULL KAITENの技術で必要なものを必要なだけ作れる世界にしたいですね。
ミッションは「世界の大量廃棄問題を解決する」。FULL KAITENが世の中に普及することで大量生産や大量廃棄を減らすことができるという夢を持っています。

決して地味ではなく、実は最先端の技術と希望を詰め込んだ難易度の高いプロダクトなんです。
導入先はアパレル企業の契約が6割ほど。他にもここ1年以内で、スポーツブランド・雑貨・メガネ・靴、総合通販などアパレル以外の領域に広がっていきています。※導入事例はこちら。

バーティカルSaaSだと市場が狭い?

市場は決して狭くはない。深く顧客の課題に入り込むからARPAが高い

幅広い顧客をカバーするホリゾンタルSaaSとの違いで、バーティカルSaaSは市場が狭いとよく言われます。しかし、ターゲットはホリゾンタルより少ないものの、解決しようとしている課題がとても深く、難易度が高いため、その分1社からもらう料金が多くなります。

ホリゾンタル=広く、浅く、安価
バーティカル=狭く、深く、高価

社数×1社当たりの平均月額(ARPA)という式を面積でイメージしてください。それが市場規模です。ホリゾンタルSaaSは社数が多く、ARPAが低いので横長の面積になります。一方で、FULL KAITENのようなバーティカルSaaSは社数はホリゾンタルより少ないものの、ARPAが高くなるので縦長の面積になります。つまり形状は違うものの、市場規模ではたいして変わらないことが分かって頂けると思います。
むしろ顧客に深く深く入り込み在庫という経営課題を解決するという「やりがい」までついて来るサービスがバーティカルSaaSであり、FULL KAITENなんです。ちなみになぜ在庫が経営課題なのかというと、在庫はうまく運用すれば利益を最大化できますし、運用が下手なら途端に倒産危機に繋がるからです。経営層になればなるほど在庫の重要性が認識されています。

在庫問題の深刻さについて語るCEO瀬川

今は氷山の一角。これからまだまだ市場は広げる

今は小売やSPAをターゲットにして色んな業種(アパレル・雑貨・総合通販など)への展開を行っていますが、同じ様に卸・メーカー商社など作り手側にも在庫の悩みがあります。
小売の在庫問題だけ解決しても、ミッション「世界の大量廃棄問題を解決する」には至りません。まさにこれから、FULL KAITENは小売から卸売りまでサプライチェーン全体にサービスを広げて行きます。
具体的には、卸・商社・メーカー向け新サービスのPoCを既にスタートしています。進捗が早ければ2024年には卸・商社・メーカーの領域に参入するので、今後提供範囲は何倍にも広くなっていきます。

海外展開も視野に

万国共通の課題である「在庫」。ますます注目される環境問題、大量生産・大量廃棄は今や地球規模の問題です。
FULL KAITENが日本で実績を出し、しっかりとした土台を構築した後は海外にも進出することを視野に入れています。

マルチプロダクト化でARPAを引き上げ

2022年秋まで、FULL KAITENというサービスの中に色んな機能を詰め込み、シングルプロダクトとして提供していました。昨年、それを機能別に4つに独立したサービスとして「マルチプロダクト化」しました。

その背景は、各機能の提供価値が異なるのにシングルプロダクトになっていたため、プロダクトとしての提供価値が曖昧になっていたことでした。そこで、提供価値ごとに機能を分割しそれぞれを一つのBtoB SaaSとしてプロダクト化することで、
プロダクトごとの提供価値を明確にすることを目指しました。これにより、マーケティングメッセージが明確になるので市場開拓の難易度が下がりますし、セールスもカスタマーサクセスのこれまでより難易度が下がることが期待できます。併せて開発も優先度を決めやすくなるというメリットがあります。

この変化によって、1社で複数のプロダクトを契約してくれるようになり、ARPAはこの1年で月6万円ぐらい上昇し50万円を超えています。マルチプロダクト化によりアップセルもクロスセルもしやすくなりましたので、次の1年でさらに10万、20万と上がると思っています。
FULL KAITENのARPAはSaaS系のプロダクトの中では高い方で、上場しているSaaS企業と比較しても、上位3社ぐらいに入る金額になっています。

先ほど述べたように市場規模は面積で考えるので、FULL KAITENのようなバーティカルSaaSがARPAで面積(市場規模)を最大化するということの意味がよく理解できるのではないかと思います。

4つの機能を独立させマルチプロダクト化したFULL KAITEN

データのポテンシャル

FULL KAITENが持っているデータにはとても価値があります。内容は、FULL KAITEN導入企業の日々の売上・在庫・倉庫の情報です。データの量では2022年1月から2023年7月で8,000億円以上。以上。おそらく2023年度中に1兆円を超える規模になるはずです。確かにAmazonや楽天の方がデータ量は多いとは思いますが、彼らが保持しているのはそれぞれのモールで販売している商品のデータのみです。つまり特定の販売チャネルのデータしか持ち合わせていないということです。それに対してFULL KAITENは導入企業の全販売チャネルのデータを持っています。よってデータの質は我々の方が上回っており、我々のようなデータがなければ需要予測は難しいですので、実はとても大きな競争力になっているのです。
早ければ2024年に卸・商社・メーカーにも進出しますので、今後はそれら企業のデータも蓄積していくことができます。そうすると、サプライチェーンの川下(小売・SPA)から川中(卸・商社・メーカー)までの売上、出荷、在庫などのデータがFULL KAITENに蓄積されていくことになります。
FULL KAITENではこれらを統合データベース化し、日本の在庫ビジネスで最も信用できる予測サービスを提供していくつもりです。既にその研究開発はスタートしています。

比類なき存在へ

統合データベースが完成すれば、「必要なものが必要なだけ流通する」という適量生産・適量消費の扉が開かれるはずです。
適量生産・適量消費の時代は、今のような資源の無駄遣いが減るでしょうし、原価率を抑えるための劣悪な労働環境や不平等な取引も減るはずで、地球を今より良い方向に一歩進化させるきっかけになると思っています。

FULL KAITENは導入企業が少ない在庫で業績を向上させられるという価値を提供しますが、同時に資源などの社会問題の解決にも貢献できるのです。
事業としての提供価値と、社会に対する提供価値がコインの表裏のように存在する会社、それがフルカイテンです。

FULL KAITENは世の中に必要不可欠な、比類なきサービスになれると私は信じています。


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