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【月刊フルカイテン】2024年9月のダイジェスト!~フルカイテンの”今”が分かる~

広報の斉藤です。月刊フルカイテンは「フルカイテンの”今”がわかる」をテーマに毎月発行しています。その月にあった出来事をダイジェストでお届けするとともに、弊社のカルチャーが伝わるここだけの話も公開します。

それでは、2024年9月を振り返っていきましょう!


成果事例2件を公開(イー・ジーニング株式会社様、株式会社ティムコ様)

9月は株式会社エドウインのリテール部門として、主にEC、直営店、アウトレットを運営しているイー・ジーニング株式会社様と、フィッシング ・アウトドア関連用品の企画開発、輸出入、製造及び販売なども手がける株式会社ティムコ様の成果事例を公開しました。

イー・ジーニング株式会社

同社は人力での在庫分析による粗利の毀損と業務の属人化を課題に感じていらっしゃいました。

◆取り組み
2024年5~7月に、アウトレット専用品の半袖カテゴリーに対し、早期の売価変更を実施

◆ポイント
・粗利と消化率を同時に改善
・予め決めた消化期限に遅延することなく、目標消化率80%を達成

◆定量成果(5月~7月累計)
粗利額前年比 :133%UP
粗利率前年  :2.1%UP
消化率前年  :3.2%UP
プロパー消化率:1.0%UP

◆定性成果
・業務負荷の軽減によって、メンバーに新たな業務を与えられるようになった
・システム導入で属人化が無くなるので、引き継ぎは行いやすい
・社員皆で同じ業務ができるようになった

店舗での経験豊富な田中様と大島様が、どのように社内を巻き込んで成果に繋げていったかも参考になりますので、詳細は以下からご覧ください。

株式会社ティムコ

同社は、リソース不足から数店舗に絞って在庫移動を実施していましたが、在庫が偏り欠品や余剰の問題が発生していました。
今回はアウトドアブランドであるFoxfire(フォックスファイヤー)事業でFULL KAITENを導入するまでの経緯、導入後の活用法や定量成果も伺いました。

1週間のうち、2回(月・木)倉庫からの出荷と、1回(月or火)店間移動を実施し、日々の売上や在庫状況を把握するために、戦略ボード機能の商品グループ比較を毎日確認し以下の成果を創出しました。

◆定量成果
4月~6月の全店実績(プロパー+アウトレット+EC)を合算して以下の成果

全店(プロパー+アウトレット+EC)
売上高前年比 :+6.6pt
粗利益高前年比:+2.3pt
在庫消化率  :+3.6pt

プロパー店舗のみ
在庫週数前年比   :-10週
在庫消化率前年比  :+1,5pt
プロパー消化率前年比:+12.7pt

◆定性成果
・短時間で全商品を高頻度で分析できるようになった
・在庫業務の教育コストが低減し、業務の引継ぎもスムーズに行えた
・在庫移動をする際にある店舗は在庫を抜かれるばかりではなく、必要なものであれば、売上規模の小さい店舗にもきちんと在庫が移動されるようになった

取材の中で、「分析はシステムに任せて、生まれた時間を本来すべきことに充てることができたらよいなと思います。」と仰っており、取り組む姿勢が成果に直結していると分かる記事です。

株式会社ティムコ様の成果記事は以下からご覧になれます。


釣具ECの「フィッシングタックルオンライン」様が、在庫分析クラウドFULL KAITENを導入

釣具通販の運営などを手がける、株式会社 フィッシングタックルオンライン様がFULL KAITENを導入したニュースを公開しました。

SKU数の多さから高まる業務負荷を低減することで、不要な値引きを抑制し粗利を向上させる具体的な手段としてFULL KAITENが有用だと判断し、導入を決定しました。

利用者の声

・値引きする必要が無い商品を判断できるようになった
・設定ルールが決まっているので、新入社員も経験豊富な社員も同じ基準で判断できるようになった
・施策をする対象商品が短時間で選定できるようになり、施策を増やすことができた
・PDCAサイクルにより、成果の出る露出施策のナレッジが蓄積

定量成果

1.ECモールのおすすめ枠への露出強化(23品番を対象に2か月間掲載)
施策創出粗利:2.4倍

2.ECモールの特価商品値引き(17品番を対象に2ヶ月間実施)
売上額:3倍
粗利額:2.9倍
販売数:3.3倍

3.非稼働商品へのアプローチ(全商品を対象に、入荷してから1年以上経過しており、在庫リスクの高い「Bad在庫」&「完売予測日:1年以上」から抽出)
・倉庫に在庫が滞留しており、本来、倉庫に入れたい商品や新商品を入れられなかった
・しかし、返品すべき商品の選定が短時間でできるようになり、倉庫の効率化を実現
・結果、在庫の回転が上がり、本来倉庫に入れたい商品を入れられるようになった

株式会社 フィッシングタックルオンライン 代表取締役・西尾様よりコメント

釣具は釣趣(磯釣りや波止釣り、船釣りなど)ごと、釣魚ごとにそれぞれ独特なタックルがあり、季節や釣り場によっても変化のある商品の品揃えが必要な商材になるのでSKUが非常に多くあります。

そのため、在庫分析をピンポイントで見える化できる仕組みを探していたところ、AIを活用して在庫管理の効率化と売れ筋商品の欠品防止、過剰在庫の削減を図るため導入を決めました。

売上貢献度指標を見ながら、無駄な値引きをせず、 商品を絞り込んだ施策が打てるようになりました。また、カスタマーサクセス担当の方が並走して業務の落とし込みをサポートしていただけるので、属人化から仕組化への社内改革にも役立っています。
今後は、アクセス解析データとの融合でさらに精度の高い施策へ取り組んでまいります。

弊社初となる釣具での導入で大変嬉しく思います。
社員一丸となり、お客様の成果に最大限貢献してまいります。


FULL KAITEN Award2024を開催

2024年9月12日(木)に東京都渋谷区にあるTRUNK(HOTEL) CAT STREETにて、FULL KAITEN Award2024を開催しました。

在庫を効率よく利益に変える支援の信念として提唱している「もっと在庫を回すんや!」を体現した企業と個人を表彰する本アワードは、2回目の開催となりました。
個人部門では2名が受賞し、企業部門では6社が受賞しました。

開催にあたり挨拶をする弊社代表・瀬川(写真左_青い法被を着用)

参加してくださったお客様からは、以下のような声を頂きました。

・導入から活用までの生の声を聞くことができ参考になった
・同業種や同じ課題を持った企業での意見交換会を実施してみたい
・フルカイテンのミッションに対して、今後の事業展望をドリルダウンして説明してくださり期待できました

受賞企業に関してはプレスリリースとして公開予定ですので、ご期待ください。


マーケティングチームにビート(竹口)が入社

2024年9月、マーケターとしてビート(竹口)が入社しました。
今回も弊社の恒例イベントである新入社員のニックネーム投票を社員全員で行いました。

マーケティングチームでは、入社前から竹にちなんでバンブーと呼んでおり、入社後の社員投票では「たけぐち」の「ぐ」を取り、ぐっさんというニックネームに決定しました。

しかし、数日後…
弊社代表の瀬川から全社員に向けて以下のメッセージが届きました。

実際のSlack

タケグチ → タケちゃん → ビートたけしさん → ビート

ビートたけしさんにちなんで、『ビート』に決まりました。

ニックネーム決定にここまで注力するのは、弊社のカルチャーの一つです!
毎回「そこを切り取るのか(笑)」と意外性を感じるので、楽しみにしています。

ビートに関しては10月号のオープン社内報「回転ニュース」で詳しく紹介します。


弊社主催のセミナー情報

小売業に従事されている方をはじめ、多くの方の参考になるセミナーを開催しています。
全て無料ですので、ご関心があれば参加をお待ちしております。

9月開催
【9/10オンライン】粗利第一経営への変革ステップ|値引きをしても粗利を上げる戦略を基本から徹底解説

8/6に弊社代表の瀬川が登壇したセミナー『小売業の生死を左右する向こう10年の道しるべ 粗利第一経営への変革ステップ』では粗利経営の全体像をお話ししましたが、今回は粗利経営を実践する具体的な方法を解説するために開催しました。

小売業では値引きは利益を毀損するというのが通説ですが、成果の出る値引き施策の3要素
を正しく理解し実行することで、値引きをしても粗利を向上させることが可能です。

3要素とは、施策の実施時期、商品選定、価格設定です。

それらの基礎から応用まで図を用いて解説し、実際に3要素を理解し実行したお客様の定量成果も解説しました。

定量成果

2024年3月の、春夏商売でFULL KAITENを一部の商品群で活用

粗利額前年比:130%程度
消化率前年 :+3%程度
但し、早期の値引きをしたため、プロパー消化率前年 -2%程度とプロパー消化率は悪化

定性成果

シミュレーション作成時間など業務時間が大きく短縮され、より付加価値の高い業務へ時間投資が可能に

上記の成果に繋がったFULL KAITEN〈売価変更〉は10月1日より販売を開始する予定です。
※製品資料ダウンロードサイトはこちら

【9/26オンライン】多店舗展開している企業向け 店舗の利益を伸ばすための客単価UP講座

コスト高による消費者の購買意欲低下で、店舗の売上が伸び悩んでいる企業様に向け、客単価向上に焦点を当て、飽和市場においても店舗売上を伸ばすための具体的な戦略を解説しました。

参加者からは以下の声が寄せられました。

・当たり前のことを当たり前にできてないことに気づきました
・併売情報の活用、対象とすべき品番の見極め方など、客数を上げることが困難な状況下で、改めて客単価UPにフォーカスされた内容は非常に良かったです
・客単力という新たなワードを使って新たなロジックを聞くことができよかった

今後も小売商売の基礎から詳しく理解できるセミナーを開催しますので、皆様の参加をお待ちしております。


採用情報

エンジニアを募集中

リクルーターのサマー(宮尾)です。

エンジニアの皆様、お待たせいたしました!フルカイテン、エンジニア職種を募集再開いたします。

緊急告知につき、募集要項は作成中となりますが、以下の職種を新たにOpenいたします。
・フロントエンド
・バックエンド(GraphQL)
・データエンジニア

募集状況はこちらからチェックください!
私のXでも、求人を公開した瞬間、お知らせをさせていただきます!(サマーX

福岡でエンジニア向けリアルイベント

10/3(木)に「九州でかなえる!リモートワークの新常識!for Enginner セミナー&交流会」の開催が決定しました!

福岡からリモートワークで働くデータサイエンティスト・キング(菅原)と、取締役・すぐる(加藤)が会社概要やデータサイエンティストの成果発表、働き方などをテーマにお話しします。交流会もありますので、ぜひお気軽にご参加ください。

イベント詳細

日時:2024年10月3日(木)18:30-20:00(途中入場、途中退出OK)

場所:リファレンスはかた近代ビル【会議室107】
   博多駅筑紫口から徒歩3分
   〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1丁目1−33 はかた近代ビル 1F  

参加費:無料

対象者:エンジニア、データサイエンティスト(正社員、フリーランス業務形態は自由)

イベントに登壇するデータサイエンティスト・キング(菅原)と同じチームのたかじん(新屋敷)の入社エントリーも公開しました。

エンジニアのリレー記事開始

弊社の開発チームが実際に何をしているかや、どのようなスキルを業務に生かしているか解像度高く紹介するリレー記事を始めました!

初回は運用グループマネージャーのY(横井)が、大量のデータを効果的に操作・分析するため、高速で複雑なクエリを効率的に設計・実行しているFULL KAITENのデータ連携が進化し続けてきた過程を解説しました。

・1日の売上明細行数: 129,603,452
・1日の在庫行数: 2,498,385,015
・エンジニア4名

上記環境で、大量データ連携の処理時間を最大90%削減し、2年前より3倍のアカウントを人員増加せず高速連携した過程を公開しております。

次回は、バックエンドエンジニアリーダーの北斗(齊藤)がAWSの大幅なコスト削減に繋がった取り組みを紹介する予定です。

記事を読んで「応募するまで決めていないけど、会社や仕事やメンバーについて話を聞いてみたい」という皆さまに向けて、現場の社員とざっくばらんにお話しする「カジュアル面談」を実施しています。

その他、どんな些細なことでも構いません!気になることがございましたら、採用担当まで、お気軽にDMなどをお待ちしております。
リクルーター_サマー(宮尾)
採用広報_あみ(宮本)


福岡でエンジニアをメインとしたワーケーションを実施

9月4日に福岡の海辺にてエンジニアをメインとした社員のワ―ケーションを実施しました。

データサイエンティストの研究内容を、今後の製品にどう生かし進化させていくかを議題に、研究の報告やチーム横断で実施してきたプロジェクトの報告会なども実施しました。

普段とは違う空間で、活発な議論ができ有意義な時間を過ごすことができました。


ここまで読んでくださってありがとうございました。

今まで公開した月刊フルカイテンのバックナンバーは、こちらでご覧になれます。



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