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臨床検査技師/超音波検査士(消化器、循環器、血管、泌尿器) 主に仕事の内容をアウトプッ…

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臨床検査技師/超音波検査士(消化器、循環器、血管、泌尿器) 主に仕事の内容をアウトプットしていければと思います。

最近の記事

超音波検査士レポート(泌尿器その⑥傍腎盂嚢胞)

どうもふるかぶです。 暑いですね…空調の効いた室内で仕事ができるのはありがたい限りです。 そんななか、レポートの提出期限が間近になり、嫌な汗をたらたらかいている人もいるのではないでしょうか…(うちの職場にもいます) こういうのは何でもっと余裕をもってできないのか…と毎回思います。 このレポート紹介も今期のレポート提出期限までに20症例をアップしようと思っていたのですが、全然間に合いませんでした。少しでも見てくれる方のために紹介していこうと思います。 とにかく残り少ない時間を

    • 超音波検査士レポート(泌尿器その⑤腎嚢胞)

      こんにちは。ふるかぶです。 検査士のレポートは仕上がってきましたか? 提出済みの方も増えてきたのではないでしょうか?? ラストスパート頑張っていきましょう! さて今回は腎良性腫瘤の症例です。 レポート解説 単純な腎嚢胞の症例です。 超音波所見では、嚢胞の典型所見について記載してるだけです。 嚢胞は、基本的に減点のしようがない疾患になるので、症例数を稼ぐ意味でも、得点をえるためにも是非採用したいですね。 (消化器領域での肝嚢胞も同様) ただ、超音波所見と臨床診断の

      • 超音波検査士(泌尿器)レポート 腎血管筋脂肪腫

        もう7月ですね。超音波検査士のレポート提出期限も残りわずか。最後まであきらめず頑張りましょう! レポートは投函するまで見直せますから、しっかり書いてレポートで落とされないようにしましょう。 では今回のレポートです!! レポート 参考 超音波医学会の腎細胞癌と他の腎腫瘤性病変の鑑別 を参考に記載しています。 特に良悪性の鑑別、経過の流れなどを盛り込んで完成させました。 今後、内容について追加していきます。

        • 超音波検査士(泌尿器)レポート 腎細胞癌③

          どうもふるかぶです。 検査士の症例、ひねりだすのも大変ですよね…。翌日の予約検査の内容確認したり、予約外でこんな症例あったら回して!なんてお願いしたり。 そんなこんなで集めた1例をご紹介。 腎細胞癌の多くは淡明細胞型ですが、他にも組織型が多くあります。レパートリーを増やせれば考察にも幅がでるので、できるだけ多種類の腎細胞癌を集めたいですね。 また、腎臓の状態を合わせて考察することも大事です。腎臓は機能が低下するに従い(腎障害が起こると)血流量が減少します。そのため腎障害の最

        超音波検査士レポート(泌尿器その⑥傍腎盂嚢胞)

          超音波検査士(泌尿器)レポート②腎細胞癌part2

          2例目は腎臓の悪性腫瘤…腎細胞癌のうち、嫌色素性腎細胞癌の症例です。いきます! レポート超音波所見赤線がメインの所見、青線は副所見です。 今回も腫瘤の特徴は超音波医学会診断基準の『腎細胞癌と他の腎腫瘤性病変の鑑別』にそって記載します。Bモードとドプラ法のそれぞれの所見を書いていきましょう。 腎細胞癌のなかで最も高頻度の淡明細胞型との違いは、『血流パターン』 嫌色素性腎細胞癌は乏血性のことが多いとされています(CTでの濃染具合は、淡明細胞型ー嫌色素性ー乳頭状の順) 本

          超音波検査士(泌尿器)レポート②腎細胞癌part2

          腎嚢胞の様子がおかしい…レポート書く前にこれだけは知っとけ!Bosniak分類

          どうもふるかぶです。 超音波検査をしていて、『なーんかいつもの腎嚢胞と違うような…』って思うときありません?レポート書くときにちょっと詳しく書いておきたい。…なんて思ったけど、どこをメインに書けばいいんだっけ? 今回はそんなときに書くべきポイントをCTでの腎嚢胞分類法であるBosniak分類に沿って書いていこうと思います。 Bosniak分類とは造影CTでの腎嚢胞性病変の分類方法です。良悪性のリスクをⅠ、Ⅱ、ⅡF、Ⅲ、Ⅳの5カテゴリーに分類します。 分類するにあたり評価する

          腎嚢胞の様子がおかしい…レポート書く前にこれだけは知っとけ!Bosniak分類

          これを知らないと落ちます。超音波検査士レポート作成前に確認しないとヤバい事

          どうもふるかぶです。前回、腎細胞癌のレポート例を挙げました。今回は、レポートよりも前の段階…症例選びの際に確認するべき点についてnoteを書いていこうと思います。 実際、レポートをいくつか書き進めている途中に 『あれ?これって大丈夫なのかな…そういえば2例目のあれは??汗』 なんてことになると、不安になるしそもそも無駄な労力を使うことになります。そして不適な症例を使っていると、、 落ちます そんなリスクを少しでも減らして、最短ルートでレポートを作るためにもこの記事でしっ

          これを知らないと落ちます。超音波検査士レポート作成前に確認しないとヤバい事

          超音波検査士レポート(泌尿器その①腎細胞癌)

          どうもふるかぶです。自己紹介から時間が空いてしまいましたが、今回私が超音波検査士の受験時に実際提出したレポートを見ていただこうと思います。早速はじめようと思います!といいながら泌尿器領域って…。すみません、直近で受験したのが泌尿器だったもので。僕(私)は消化器領域受けるんだよ!とかいう人の心の声が聞こえてきそうですね…。 マイナーなところつきすぎ!泌尿器受験する人少ないやろ…確かに今回の記事が直接レポート作成で役に立った!!って人は少ないと思います。だけど、スケッチはどこま

          超音波検査士レポート(泌尿器その①腎細胞癌)

          臨床検査技師/超音波検査士の自己紹介  初めまして、ふるかぶと申します。

          初めてnoteに投稿します。これからnoteを書いていくにあたり、自己紹介とどのような記事を書いていくのか、書いていこうと思います。 【自己紹介】私は病院で勤務する臨床検査技師です。臨床検査技師って?レントゲンとる人??なんて感じで、世間一般には知名度の低い医療職になりますね。私のnoteの対象は、臨床検査技師の方で超音波検査に従事する方や臨床検査技師を目指す人として記事を書いていこうと思うので、職業的なお話は今後気が向いたらしていこうと思います。 すみません、話が最初か

          臨床検査技師/超音波検査士の自己紹介  初めまして、ふるかぶと申します。