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社会を変えるためには。。。

わたしはおばさん、と言われる年齢になって、会社組織というもののおかしさに気が付きました。中年男性から見ても分かると思いますが、まず年齢差別があります。伸び代差別があります。キャリアを閉ざします。

社会は変わり始めたばかりです。たいていの働く精神疾患者は、能力への偏見や差別にあてられて弾かれて、発症しているので、歪みを身を以て知っているのです。

晩婚化して、不妊治療に苦しむなかで、結婚や出産を無理して求めない女性も増えましたが、いまだに女性は結婚出産するものだと思う男性も女性もたくさんいます。結婚出産していない側から見れば、なぜ出産して小さな子を育てる女性が産後うつになったり、他者の目に怯えなければいけないのでしょうか。育てにくい世の中で、子育ては幸せでしょうか。

男性は働いていればいい、という男らしさのなかにいて、男同士で支え合い、逃げる先を精神的に持っていると感じます。抗いながらも結局、甘い蜜に支えられて生きている。それが女性には用意されていないことに気がついてほしい。家庭の中で一人、会社にいても見回してみれば、女性は数えるほどしかいない。そして、出産していない女性は男性波の負荷を受けて穴埋めをしています。月経があるうちは身体をだましだまし働ける人もいるけれど、月経の負荷が軽くなると精神に無理が生じることを身を以て体感しています。男性にも更年期は来ますね。

若い女性はおかしいことはおかしいと感じて差別待遇を受け入れる必要はないし、それを表明して不利益を生じない社会になってほしい。

男性と女性とかわかりやすい人の犯人探しも簡単でついやってしまうけど、社会を変えるためには何がおかしいのか、はっきり自覚して発信することで、変わることを求めるのが大切なのだと思います。指摘すらしなければ、あなたの考えていることが良い方へ変わることもないでしょう。

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