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家族と離れひとりでワーケーション②わたしマイペースなんだな

親しい人のなかには「何をいまさら」を思う方もいるかもしれない。

けれども、ワーケーションにきて改めて深くそう思っている。


「わたしってマイペースなんだ」と。


今回参加している五島のワーケーションは、

初日から3日間は、「サンサン富江キャンプ村」にあるバンガローに、

初めましての人と一緒に泊まらないといけない。(組み合わせはランダム・男女別)


その時点で、参加のハードルはぐっと高くなるので、

そういうのが大丈夫な人が基本集まるのだと思う。

いわゆるフットワークが軽いというか、誰とでも気さくに喋れる仲良くなれるというか。


でもね。チェックインしたら、誰もいなかった。

お風呂を済ませても、誰も帰ってこないww


この宿には、いま2名の方が滞在しているっぽい。スーツケースが2つ、お化粧品も2セットある。

どこかで楽しく飲んでらっしゃるのかな。


タクシーで市街地から20〜30分はかかる僻地?なのに。

宿の目の前は海。ただただ、静かです。




今日はこれまで、とても忙しかったなぁ。

夕方、五島福江に到着したあと、仕事を終えてからチェックインしたかったので、急ぎタクシーでコワーキングに移動してひと仕事していたら、

「会えたらいいな〜」と思っていた人、2名にたまたま会えて、

なんだかんだと話し込んでしまい宿にチェックインしたのが8時を回っていた。


東京の自宅を出る前も、家族のために食事の作り置きをしたり、移動中もずっと執筆していたので、


ほんと、ようやくの一息…


誰も帰って来ないのも、心地いい。

何にも気にせず、のんびり過ごしている。


静かすぎて、大海原にポーンと放り出されたような、少し孤独な気持ちだけれど、それすらも心地いい。


誰のペースも、誰の目も、時間も、何にも気にしないで過ごせるって、なんて最高なんだろう。


子どもの頃は、「あなたはマイペースすぎる」とチクリチクリと怒られたけど、何が悪いのか全然分からなかった。

自分のペースで過ごすことの何がいけないんだろう?と。


いまここにいながら、やっぱり同じように思ってる。


マイペースに過ごすからこそ、自分の本当の気持ちがすぐ近く手が届くところにある気がするし、


それこそ、「ありたい姿」や「自然体」ではないだろうか。


それならば、他人のマイペースも大切にしてあげたいと思う。


今日たまたま会えたうちの1人の方と立ち話で、

「家族を構成する意味ってなんなんでしょうね?」という話がでた。ただのおしゃべりなのに、深い。


家族を構成する意味のひとつは、お互いのマイペースを認めて守り合える存在になる、ということかもしれない。


そういえば、ペースや予定を乱されると、私は不機嫌になるそうです。夫談(笑)。

私にとってマイペースというのは、他人のペースにお構いなしで相手を振り回すわかわまま、というではなくて、自分自身のペースをただただ大切にしたい、ということなのだと改めて思う。


さて、まだ誰も帰って来ないので、そろそろ休ませていただこう(笑)。






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