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朝ごはんのあとは、「茶道以外のことしません」


趣味で茶道を習い始めて、5年になる。

今日は、茶人のお正月「炉開き」だった。


この日、茶道のしつらえは、

春夏仕様の「風炉」から

秋冬仕様の「炉」に変わる。


そして、今年とれた新茶で

新たな年を迎える。


超特別な日なので、

当然お着物で行かなくちゃならないし、


何より、最近また茶道のお勉強状況が芳しくなく

「あれもこれも目を通さないと!」と焦っていた。


そんなわけで、朝ごはんを食べ終わる頃、夫と息子に、

「朝ごはんを食べ終わったら、茶道以外のことはしません」

と、何気なく宣言したところ、


吹き出された(笑)


息子を小学校へ送ることもしないし、

朝ごはんの食器の片付けも、

洗濯物干すことも、

当然ながら仕事もしませんよ、


という、潔さ(?)がウケたのかな??


なんて幸せなことだろうと思う。


ワンオペしてたら、そんなわけには行かないだろうし、

会社員やってたら、そもそも平日にお稽古なんて行けてない。

(だから、最後に勤めていた会社では、週4勤務を交渉したんだけど)


家族の協力のおかげで、

私の趣味の時間は成立している。


一方で、

自分自身が大事にしたいことを明らかにしたからこそ、

家族の協力も得やすくなるのだという自負もある。どこかに。


自分が自分の優先事項を、自ら選び取ろうとしなければ

周りの誰も、本質的な協力には、至れない。


そうしても、協力を得ることが

物理的に難しい場合はたくさんあるのだけど。


それでもやっぱり、

家族としてのキャリアを考えるにしても、

家族で力を出し合って協力するにしても、

ときには互いに妥協し合い、譲り合うにしても、

物理的な協力はできないけど応援してるね、ということに落ち着くのだとしても、


状況や環境のせいにせず、やりたいことを続けていくためには、

「圧倒的な自己理解」が原点なのだと改めて思う。


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