最近の記事

fula エッセイ(73)

わたしはBL愛好家でして、 (BLとは、Boys Loveの略。男性同士の恋愛を中心的テーマとして扱った物語のジャンルを指します。) BLの漫画、小説、アニメ、ドラマなどを好んで消費しています。 今日のBL市場はとんでもなく拡大していて、 網羅することはほぼ不可能です。 今夜もBL漫画を読んでいたわたしですが、 よく遭遇する、そしてモヤモヤさせられる描写がありまして。 「男が好きなの?」 「いや、そういうわけじゃなくて、お前だから好きになったんだよ。」 (わたしが作成し

    • fula エッセイ(72)

      実は、エッセイとは別に 紙のスケジュール帳にひとこと日記を書き始めました。 ダメなタイプの几帳面で、 1月1日から始めたかったので、 順調に埋まってたんですけど、、、 エッセイも更新しようとなれば時間が喰われちゃうなあ、 書きたいけど疲れたし寝てしまいたい! という誘惑に負けてしまって、、、 現在日曜から埋まってません。 無理やり埋めて挽回します。 今週色んなことあったのでね。 ただその日記は個人名たくさん出てくるので みなさんには見せられないものになってますが。

      • fula エッセイ(71)

        最近、楽しいことがあると、 通勤途中にある橋から飛び降りることを考えてしまう。 深夜だから、見つかるのは朝かな。 スマホは見られたくないものもたくさんあるので 一緒に沈んでもらおう。 わたしの部屋にあるものの中には、 見せたくないものがたくさんあったな。 まあそれはどうでもいいや。 死んだら恥の感情もなくなってしまうのでね。 みんな悲しむかな。 おじいちゃんが亡くなったとき、ものすごく悲しかったけど、 わたしは今では笑って友だちと遊んできたんだから、 わたしが死んでもそんなも

        • fula エッセイ(70)

          友だちのいるところへ向かっています。 始発に揺られながら(なかなか長時間) 書いているところです。 今日もDMのリアクションをしてみようかなと思います。 わたしと同じく寂しさを感じている方からです。 その方は寂しさから婚活を始めたそうです。 わたしたちは、ふと大きな社会に飲み込まれてしまうせいで、 異性愛規範、婚姻制度、家父長制、モノガミーなどを 限られた可能性を心の中に宿してしまい、 マッチングアプリや婚活に走りたくなります。 純粋にわたしの中から自然と生まれる気持

        fula エッセイ(73)

          fula エッセイ(69)

          さっそくDMをいただきました。 ありがとうございます。 いまエッセイを書いている時間(1/20 14:45頃) わたしは急遽この日、 16時出勤から9時出勤に変更を言い渡され、 眠気とともに出勤したのはいいんですけど、 やることなしの放置プレイ。 9時から今まで大した仕事してません。 暇すぎてエッセイ書こうと思いました。 それはさておき。 フラでお会いしたことある方です。 3ヶ月前に管理職となられたそうで。 おめでとうございます。 おめでとうございます、なのかな?

          fula エッセイ(69)

          fula エッセイ(68)

          捻くれ者なだけでしょうが。 二十歳を祝う会で振袖を着ている人たちを見ていると、 「ああ、良い人生歩んでるなあ」 と思い込んでしまって、 私は深く落ち込んでしまう。 妬みがすごい。 振袖を着ている人たちを見て 「良い人生歩んでる」と思ってしまうのは何故なのだろうか。 それほどに、私の見えている世界は、 ある一つの価値観が、メジャーな生き方が大きく据えていて、 それにそぐわない生き方をした瞬間に 私の自己肯定感はすぐさま消え失せてしまう。 ひとりひとり、細かい部分まで見

          fula エッセイ(68)

          fula エッセイ(67)

          わたしはほんとうに影響を受けやすく、 お気に入りの小説の舞台となっている土地に いつか住みたいとぼんやり考えている。 思い詰めていたときに通っていた公園。 告白の場となった神社。 3年間過ごした学校。 近所の花屋。 時代は全く違えど、 ほんのりとその物語の匂いがして、 とてもワクワクする場所。 そう、わたしの頭の中は、 フィクションと現実の区別がとても曖昧になっていて、 それは危険な状態とも言える。 フィクションという一種の想像を、 現実という変えがたいものに押しつけ

          fula エッセイ(67)

          fula エッセイ(66)

          映画『バービー』を観ました。 わたしの住んでるところの近くに 映画館は一つしかなくて、 しかもだいぶ厳選されてしまっているので 『バービー』は上映されていませんでした。 なのでU-NEXTで観ることになりまして。 ただ、映画館で観れないとなると、 観たいな〜という熱量はすぐさま消え失せてしまうもので、 たまたまU-NEXTの一覧で目についたから観よう、 という、そんな積極的でない感じになってしまうのね。 「バービー」は今、たくさんの種類があることが知られています。 この

          fula エッセイ(66)

          fula エッセイ(65)

          面接受けに行くことを母に伝えました。 母はほんとうに優しい人。 母はわたしのことをすごく心配してくれていました。 「ここにいるのが窮屈だったんじゃないかと思っていた」 「違うところに行ったほうがあなたは楽なのかな」 見透かされていたような気がしました。 実際そのような気持ちがあってこその面接ですし。 ただ、わたしは母だけと話をしていたので、 窮屈なんかじゃないよ、 ここにいることはとても安心するよ、 ここでの生活が嫌なわけじゃないよ、 とも言い返したくなりそうで

          fula エッセイ(65)

          fula エッセイ(64)

          あなたがどんな発言をしようと、 周りはあなたの"仕事ぶり"に注目してくれる。 よかったですね。 楽しそうで。 あなたがセクハラ的発言をなしたとき、 皆は笑いますが、わたしは笑いません。 そして、次に笑われるのはわたしなのです。 「おい、いっこも笑ってないやついるぞ」 「やべえ、fulaがいるときに言ってしまった」 「〇〇歳のくせに反省しないと」 笑いを交えながら進められる会話。 わたしが、いたたまれなくなる。 しかしわたしの働くところで、 あなたは大変重宝されている。

          fula エッセイ(64)

          fula エッセイ(63)

          気を紛らわせようと、わたし、始めました。 ハローワーク。 Hello! もう一度東京で一人暮らししたいなあと、 ぼんやり考えているだけではダメ、 やっとのことで行動に移す気になりました。 かといって、どういった仕事したい? と言われたら、特になくて。 個人的な理由というか、下心しか持ち合わせていない。 みんなそうだと思いますが、、、 会社のネームバリューを得て見栄を張りたい。 おしゃれなところで働きたい 土日祝は休みたい。 とにかく稼ぎたい。など、、 多くの人は

          fula エッセイ(63)

          fula エッセイ(62)

          今年1月に転職してしまったわたしですが、 はやくもこの場所から離れたい気持ちが湧くことがあります。 まず一つは父親のこと。 父親とはもう今までの距離感で接することができずにいます。 わたしから話しかけることも、 父から話しかけられることも少なくなった。 距離を詰めようとは思いません。 わたしと二人きりでのご飯のときは自分で皿洗いするのに 母がいるとそれを放棄して母に任せる。 テレビに映る人の容姿を事細かく指摘する。 わたしが父にとって誇らしい人生を歩んでいないせいで 「

          fula エッセイ(62)

          fula エッセイ(61)

          どうか、わたしの醜い心が、 消えてなくなりますように。 いえ、消えはしないでしょうが、 どこか見えないところに隠れていてほしい。 わたしは、別れた恋人のことを (今のところ)一生忘れずにいます。 復縁でなくとも、あなたがいるということを この目でもう一度、確かめたいな。 あなたはわたしのことを もう何とも思っていないようなので、 わたしだけの世界。 あなたは今度、あなたのいる大学の学園祭に 参加するのでしょうか。 きっと参加することでしょう。 だって、サークルの

          fula エッセイ(61)

          fula エッセイ(60)

          先日、わたくしfulaは盛大に別れを告げられました。 とはいえ、実家へ引っ越す前には既に別れてはいたのですが、 いわゆる絶縁というものです。 彼の行く末をもう知ることはできない。 彼は言いました。 別れた後に私のことを見ると辛くなるので 連絡先等全て断ち切りたい。 友人というステップを踏まずに付き合ったので 恋人という関係がなくなったら、もう私たちには何もない。 私は言います。 私はあなたのことがまだ好きかどうかわからないですが、 別れた後でもあなたのことが気になるだろ

          fula エッセイ(60)

          fula エッセイ(59)

          私の家族を見ていると、 つくづく私は、この家族のもとで育ったのだと 強く思うことがある。 ここ最近感じた、 私この家族のもとで育ったな〜エピソード。 嫌味を挟むこと。 まあ私もよくないです。 帰宅後、急遽友人との用事ができ、 ご飯へ行くこととなりました。 言うのが遅くなったので、 ご飯が必要なくなったのですが、 ちょうど私のぶんを抜けばご飯を炊かずに済んだらしく、 その際に姉がひとこと、 「fulaのぶんせっかく炊いたのに、炊かなくてよかったのか〜」 と言われて私は

          fula エッセイ(59)

          fula エッセイ(58)

          最近BL漫画をたくさん読んでおりまして、 なんだか少し私も妄想したくなってしまった。 こんなBLあればいいのにな〜という妄想。 以下に妄想が続きます。 僕が、ゲイだとバレてしまった。 興味本位で入れていたゲイ男性向けマッチングアプリをこっそり開いていたつもりが、運悪く他人の視界に入ってしまっていたようだ。 しかも見られたのは、僕と仲良くなれそうもない、ホモソーシャルガチガチの、それでいて女好きな男たち3人。 1人に見られてしまうならまだ事が大きくならないのではと思っていた

          fula エッセイ(58)