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17年後、こんな46歳になりたい・・・岡野昭仁 配信LIVE「DISPATCHERS」

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【本日の福野郎 No.252】

こんにちは!来月で30歳を迎える福です。
・・・30歳か~
みなさんは「歳を重ねる」ことにどんなイメージがありますか?
私は20代を折り返した頃から、「歳を取る事への焦り」が少しありました。
子供の頃思い描いていたほどカッコいい大人にはなれていないし、
そうこうしているうちに体力も脳もだんだん衰えていくのだろうし…
これからの人生で、私には何ができるのだろう…?
そんな風に、漠然と不安に思ったり(^_^;)
(20代30代なんてまだまだヒヨッコじゃい!と言われるかもしれませんが…!)

でも、そんな不安を吹き飛ばしてくれる人が、私にはいます。
それが、ポルノグラフィティのボーカル・岡野昭仁さん。
ポルノグラフィティといえば、デビュー当時から「アポロ」「サウダージ」「アゲハ蝶」などのヒット曲を連発。2019年には東京ドームでの20周年記念LIVEを成功させ、平成カラオケ総合ランキングTOP10(※JOYSOUND調べ)にも2曲がランクインするなど、まさに平成を代表するアーティスト!
私は2015年に初めてポルノのLIVEに参戦し、楽曲はもちろんそのお人柄にも惚れ込んでしまった1人です(←早口)

昨年末おこなわれたポルノグラフィティの配信LIVE「REUNION」で、昭仁さんがシビレル一言を聞かせてくれました。

「ポルノグラフィティ、全盛期はこれからです!」

その言葉にファンは大歓喜!!!
実は昭仁さん、46歳の今もなお「最高」を更新し続けているすごい人。
若い頃のストレートな歌声も大好きですが、そこからさらに幅を広げ、表現力を磨き、聴く人の心を揺さぶる歌声へと進化し続けているのです。
そんな昭仁さんの姿を見ているからこそ、「全盛期はこれから」という言葉にファンは全力で期待してしまう!
そして不思議と「自分だってまだまだこれから!」って思っちゃうんですよね。

昭仁さんが進化し続けられる、その秘訣は何だろう?
どうすればそんな風に、カッコよく若々しく歳を重ねられるのだろう?

その答えを、今年4月に行われた昭仁さんのソロライブ「DISPATCHERS」で感じた事をふまえて、自分なりに考えてみました。

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※このLIVEは写真撮影・SNSへの投稿OKとの事なので、LIVE写真を掲載させていただいています。



岡野昭仁 配信LIVE2021「DISPATCHERS」

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まずは、この配信LIVEがどんなLIVEだったのかを、ざっくり紹介させてください。

岡野昭仁 配信LIVE2021「DISPATCHERS」
YoutubeやスペースシャワーTVにて配信中の番組「DISPATCHERS」を礎に、自身の歌と向き合い新しい挑戦へと踏み出す「歌を抱えて、歩いていく」プロジェクトを始動した岡野昭仁。今回、初の配信LIVEを開催!

昨年から、ソロ活動の中で様々なクリエイターとコラボしてきた昭仁さん。
ポルノグラフィティではできない経験を通してボーカリストとしてのレベルを上げ、今回初のソロ配信LIVEに挑んだのです。

私はその日、1人TVの前にいました。
楽しみな気持ちの中に、ちょっぴり寂しさも…。
今までLIVEといえば、大勢のファンと同じ空間で盛り上がるものだったから。誰かと一緒に盛り上がりたくて、twitterを開いたスマホを持ちながら開演を待っていました。
しかしどうでしょう。実際に始まってみると、スマホを見ている余裕なんてなかった。1曲目からグッと引き込まれていきました…!

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LIVEは東京キネマ倶楽部からスタート。
静かな空間に響く昭仁さんの歌声と、一対一。まるで、秘密の場所に招待していただいたような気分でした。
ポルノの楽曲から始まり、4曲目からはカバー曲を披露!

M01 ROLL (ポルノグラフィティ)
M02 Zombies are standing out (ポルノグラフィティ)
M03 愛なき・・・ (ポルノグラフィティ)
M04 白日 (King Gnu)
M05 優しさ (藤井風)
M06 One more time,One more chance (山崎まさよし)

カバー曲のトップバッター「白日」から早々に度肝を抜かれた話は後ほど。
テイストが異なる曲達も難なく歌いこなす姿に、ただただうっとりするばかり…!

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6曲目が終わると、今度は開放的な屋外へ!
ここでは温かく優しい、春にぴったりの楽曲を披露してくれました。

M07 空も飛べるはず(スピッツ)
M08 Aokage(ポルノグラフィティ)

桜の木の下や木陰で、気持ちよさそうに歌う昭仁さん。画面いっぱいに溢れる癒しのオーラ…!
ん~~なんだか気持ちいい!
なかなかお出かけできない今。素敵な景色と歌声のプレゼントに、心が軽やかになりました。

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さらには渋谷の夜景をバックに、大人の魅力も見せつけてくれました!

M09 旅せよ若人(Fairlife)
M10 ワインレッドの心 (安全地帯)

20年以上も前に、デビューを夢見てこの地に降り立ったポルノグラフィティ。私は当時からのファンではないけれど、昭仁さんの当時の記憶にふれて、こちらまで感慨深い気持ちになりました。

そしてまた東京キネマ倶楽部に戻り、

M11 だから僕は音楽をやめた (ヨルシカ)
M12 丸の内サディスティック (椎名林檎 )
M13 真夜中のドア〜Stay With Me (松原みき)
M14 未来予想図Ⅱ (DREAMS COME TRUE)
M15 Shaft of Light
M16 光あれ

女性シンガーのカバーを4曲披露!
最後は「歌を抱えて、歩いていく」プロジェクトで誕生した2曲を披露してくれました。
ポルノグラフィティの楽曲はもちろん、今回は名曲のカバーが目白押し…!
そのカバー曲に、昭仁さんの凄さが秘められていたのです。

さぁいよいよ、「昭仁さんの進化の秘密」を探っていきたいと思います!

【POINT①】若い人にも「リスペクト」

今回のLIVEでは、King Gnu、藤井風、ヨルシカといった若いアーティストの楽曲もカバー!
「どエライ才能」「すごく勉強になった」など、若い人からも学び、吸収しようとする姿勢がヒシヒシ感じられました。

「年下の人に負けたくない」
みなさんもそう感じたことはありませんか?
年下の人に教えてもらったり 自分より優れている点を認めるのって、少し勇気がいりますよね。
でも昭仁さんは、年齢など関係なく「すごい!」と認めて、そこから学んでいける人。「すごい!」と認めることは、同時に「自分の伸びしろ」に気づける"チャンス”なのかも。
そんな謙虚な姿勢が、昭仁さんをますます高みへと導くのだと感じました。
(謙虚な姿勢を持つ人が、結局1番カッコいい!)


【POINT②】いつまでも「チャレンジャー」

昭仁さんの歌は、ただ「すごい」だけじゃない。

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数あるカバー曲の中でも特に印象に残ったのが「白日」。
というのも、昭仁さんが「白日を歌います」と言った瞬間「え、どうやって歌うの…???」と思いました、正直。
井口さんの透き通るような高音と、常田さんのガツンとくる低音。
このツインボーカルを1人で歌い上げるって…??そりゃいくら昭仁さんでも

…5分後。

「”岡野昭仁の”白日だ…!(鳥肌)」

「King Gnuの楽曲をカバーした」んじゃなくて、
「元々これは岡野昭仁の歌でしょ??」と思ってしまう。

原曲に忠実に歌おうとすると「モノマネ」になってしまうし、
オリジナルであろうというプライドが高すぎると、原曲の良さを壊してしまうことも。それでは歌い手のファンにはウケても、原曲のファンには「やっぱり原曲がいいよね」と思われてしまう。

でも、
昭仁さんがカバーすると「これは岡野昭仁の歌だったんだ」と錯覚する。
白日にはもとから「King Gnuバージョン」と「岡野昭仁バージョン」があったのではないかと。
「King Gnuの白日は素晴らしい」というのが根本にある上で、新しい色どりを加えているというか。
あくまで主役はその”曲”で、その曲の良さを引き立てるために自分の歌声を磨いてきた、という印象なんです。


以前昭仁さんは「カバー曲を歌うポイント」として、「自分自身が、歌って楽しくなること」だと話していました。

「原曲の歌い方の良いところ(クセ)が憑依した時に気持ちいいと感じる。モノマネ?と言われるかもしれないけど、それは僕のボーカリストとしての新たな引き出しが開いたみたいなことだと思う。そのためには、自分が気持ちよくなるまで歌いこまないといけない。」

白日の場合は、そこに辿り着くまで1年かかったそう。

その熟成された歌声には、本家King Gnuの井口さんも驚き!
(実は井口さん、自身のラジオで勝手にポルノグラフィティの20周年をお祝いしちゃうほど、根っからのポルノファン。
このやり取りを見て私もじんわりしちゃいました…!)

他の曲たちも同様に「岡野昭仁カラー」に染められていく・・・。
年代も、性別も、テイストも異なる楽曲たちを、全て魅力的に歌い上げてしまうんです。
「優しさ(岡野昭仁バージョン)」
「丸の内サディスティック(岡野昭仁バージョン)」
「未来予想図Ⅱ(岡野昭仁バージョン)」
ネット上には「CD化して!」「映像化して!」の声が並ぶ。
本当に・・・岡野昭仁バージョンの発売日はいつなんですか・・・ッ!

聞く人の心を掴み、原曲ファンをも虜にさせる歌声。
そこに辿り着くまでの努力と情熱、楽曲へのリスペクト。
…はぁ、すごい…(ため息)

名曲たちのカバーを通して「ボーカリストとしての新たな引き出し」を開いた昭仁さん。
それは「全てポルノグラフィティに還元する」ともおっしゃっていました。
20周年を迎えてもなお「チャレンジャー」であり続ける。

「全盛期はこれから」
それはチャレンジャーだからこそ言える言葉なのです。


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余談ですが、高音を出す時にマイクに両手を添える姿がとても好きです(//w//)


【POINT③】「好き」に正直でいる

LIVE中、昭仁さんはこう言っていました。

「歌を届ける」
優柔不断な僕がブレずにできるのはそれだけ。

他を尊敬し、新たな目標を持ち続け、そこに情熱を注いで挑戦していける・・・
その根本にあるのは「好き」という気持ちなのではないでしょうか。

好きだから、新しい景色を見たくなる。
好きだから、全力になれる。
好きだから、謙虚でいられる。
好きだから、信じて前に進んでいける。
好きだから、素晴らしい仲間に出会えた。

昭仁さんは、そんな「好き」に正直に生きてきた人なのだと思う。

「ちょっと歌ってみてよ。」
そう言われた16歳のあの日から、
僕は、歌い続けている。

ただ、歌うだけで、
たくさんの仲間と出会えた。
ただ、歌うだけで、
行ったことのない場所に行けた。

そうやって、
歌に連れてきてもらったこの道を、
ここからは、歌を抱えて歩きたいと思う。

歌と生きてきた日々を、
今は肯定できるから。

「歌を抱えて、歩いていく」プロジェクトWEBサイト

「なんだか好きだ」「なんだか楽しい」
きっと、スタートはそんな単純なものでいいんです。
確固たる目標なんか、最初はなくてもいい。
ただ「好き」という感情に身を任せてみる。
そうするうちに、心の底から「やりたい!」と思うことに出会える。

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歌唱中の昭仁さんは、キラキラと輝いていて。
その姿に、こちらまで幸せな気持ちになっちゃうんです。
「好き」は連鎖するんだなあ。
「好き」のパワーってすごいなあ。

「ちょっと歌ってみてよ。」
16歳の昭仁さんに「好き」を自覚させてくれたのが、ギター・晴一さん。
晴一さんも、昭仁さんの歌が「好き」だったのでしょうね。


17年後、こんな46歳になりたい。

LIVE後、私の心はたくさんの感動と幸せと、憧れでいっぱいでした。
切ない気持ち、揺るぎない愛情、おしゃれな街、ふるさとの温かさ、春の木漏れ日・・・
昭仁さんの歌を通して、色んな世界や感情を旅した気分。久々の刺激に、心がなかなかスキップをやめませんでした。

昭仁さんが歌うだけで、何千何万の人の心が軽やかになる。
たくさんの笑顔が咲き誇る。
明日からまたがんばろうって思える。

みんなを幸せでアツイ気持ちに出来る人。
そして何より、自分自身が幸せでいっぱいな人。
そんな風に、私もなりたいなあ。


なりたい、じゃなくて・・・
なるんだ!!!
生きている限り、キミはチャレンジャーになれる!

「”好き”を追いかけ続けるチャレンジャー」
17年後、私もキラッキラの46歳になるぞ〜!!

20年以上活動・活躍してきてもなお「全盛期はこれから」と高みを目指すポルノグラフィティ。これからも全力で応援していきます!
ポルノ全盛期の目撃者になる日も楽しみです!!!


<さいごにお知らせ>


■他のカバー曲も大好評!
YouTubeで公開中の配信番組「DISPATCHERS」では、他にも様々な名曲のカバーを聴くことができます!

コメント欄を見ていると、ポルノファンはもちろん、原曲ファンの方、ポルノや原曲を知らない人まで、色んな方から「感動した」「ポルノの新曲かと思った」「大好きです」など、愛の言葉がたくさん寄せられています。
是非そちらも眺めながら、聴いてみてほしいなと思います!温かい気持ちになれます(*´w`*)♡


あぁ、昭仁さんの歌声に出会えて本当によかったなぁ。

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