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自分が「HSP(繊細さん)」だと気づいた話

「わたしは繊細さん」

偶然、目に飛び込んできた文字に、ふと視線が止まる。


こんにちは、ふくうらです。
わたしは現在、フリーランスのWebライターとして活動していますが、ライターに転身する前は会社員として働いていました。

その頃にとある漫画に出会い、自分が「繊細さん(HSP)」だと気づきました。

それまでは、ほかの人と自分との違いを感じるたびに「なんでだろう?」と悩み、ストレスを感じる日々。

しかし「繊細さん(HSP)」だと気づいて以来、心がとても軽くなりました。

同じように悩んでいる人に向けて、そのときの話をまとめてみたいと思います。



「繊細さん(HSP)」だと気づいたきっかけの漫画

偶然、目にした「わたしは繊細さん」という言葉に引かれ、手にとったのがこちらの漫画です。

武嶌波「わたしは繊細さん まんがでわかる! HSPが自分らしく生きる方法」,飛鳥新社,2020年11月

HSPが自分らしく生きる方法を、漫画でわかりやすく伝えてくれています。


「繊細さん(HSP)」

「繊細さん(HSP)」とは

「HSP」とは、感じる力が強く、とても繊細な人のこと。

5人に1人の割合で当てはまると言われています。

またHSPは病気ではなく、生まれもった「気質」「特徴」であるとされています。

”繊細な人たちの感じやすい性質は、長らく「気にしすぎ」「真面目すぎる」など個人の性格によるものだと誤解されてきました。
 ところが、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が行った調査により、「生まれつき繊細な人」が5人に1人の割合でいることがわかってきました。
 人間だけでなく馬やサルなどの高等動物も、全体の15〜20パーセントは刺激に対して敏感に反応するそうで、種として生き延びるために慎重な個体が生まれたのではないかと考えられています。

 アーロン博士は、こうした人たちをHSP〈Highly Sensitive Person〉と名付けました。HSPは日本語では「とても敏感な人」「敏感すぎる人」と訳されていますが、この気質を「いいもの」としてとらえ、私は「繊細さん」と呼んでいます。”

引用元:武嶌波「わたしは繊細さん まんがでわかる! HSPが自分らしく生きる方法」,飛鳥新社,2020年11月.244-245P


「繊細さん(HSP)」の特徴

「繊細さん(HSP)」には、4つの特徴「DOES(ダズ)」があると言われています。

【D】Depth of processing:物事を深く考える 
【O】Overstimulation:視覚や聴覚などの感覚が敏感で、過剰に刺激を受けやすい
【E】Emotional reactivity and Empathy:共感力が高く、感情反応が強い
【S】Sensitivity to Subtleties:ささいなことに気づきやすい

参考元:HR BLOG.「HSPとHSS型の関係性とは?HSEとの違いを解説」.(2023.5.7)

 

自分に当てはまっていたポイント

漫画を読んでみると、自分に当てはまっていたポイントがいくつもありました。

⦅当てはまっていたポイント⦆
● 人混みや大きな音が苦手
● 友達との時間は楽しいはずなのに気疲れする
● 大勢の人がいる場に行くと疲れる
● 友達などが突然家に来ることが苦手
● ひとりの時間がないとストレスを感じる
● 人の悪口や怒鳴り声を聞くと気分が落ち込む
● 人のちょっとした仕草や目線などに敏感

過去に会社勤めをしていたときは、近くの人がキーボードをバンバン叩いてる音や、誰かの怒鳴り声、ピリピリする空気感などがわたしはとても気になっていました。

満員電車も苦手で、イヤホンをつけて周りの音を遮断してないと情報量が多すぎて疲れてしまっていました。 

仕事でもプライベートでも、ひとりの時間がもてないとつらく感じることも。

友達と遊んでいる楽しい時間でも、時間が経つと、なぜか疲れて家に帰りたくなっていました。


「繊細さん(HSP)」だと気づいて変わったこと

「なんで自分は、こんなにストレスを感じるんだろう?」

平気そうなほかの人を見るたびに、自分との違いをいつも感じていました。

しかし「繊細さん(HSP)」という言葉を知ってからは、自分の取扱説明書をもらった感じで、いろいろと納得できるものがありました。


「HSP」は病気ではなく、生まれもった「気質」「特徴」であるとされています。

これまでわたしが感じていたストレスの原因は、「性格」ではなく「気質」だと気づいたことで、

● 楽しい時間でも疲れるのは仕方ない
● 休息のために遊びの誘いを断るのは、自分にとって必要なこと
● ひとりの時間を確保するのは、自分にとっては必要なこと
● 大きな音は苦手だと周囲に伝えて、気をつけてもらう

という考え方が自然にできるようになりました。


さらに自分を理解すると、ほかの人との違いにも気づけるように。

「自分が気づいたからといって、相手も気づくとは限らない」

そう思えるようになり、「深く気にしすぎない」という意識ももてるようになりました。


「繊細さん(HSP)」だと知ると心が軽くなる

5人に1人は当てはまると言われている「繊細さん(HSP)」。

生まれもった気質だと知ることで、わたしはとても心が軽くなりました。

わたしもそうですが、「繊細さん(HSP)」は自己肯定感が低く、なかなか自分に自信がもてない傾向にあります。

しかし、高い共感性や細かいところにまで気を配れるなどの気質は、仕事でもプライベートでも強みになります。

わたしは「繊細さん(HSP)」の部分を強みとして活かすことで、自信につなげられるようになりました!


最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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