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はじめて文学フリマ東京へ参加してきました!やったこと・出会い・感想まとめ

2022年11月20日(日)、東京流通センターでおこなわれた文学フリマ東京35。
わたしダーマツは、ishimedelium創刊号と新刊を売り広めるために、初参加してきました!

販売した本・もの

本は3冊もっていきました。
「ishimedelium」の2号目も間に合えば……、「ほぼフィクションダイアリー」も間に合えば……と思っていたけれど、きつかったです。笑
12月11日に下北沢BONUS TRACKでひらかれる「日記祭」に発行できるといいな~と思っています。
文フリでは、3月にいった屋久島旅行から描いた「トンデ・ユルゲーター」と「旅日記」をだせたので、ひとまず満足です。手製本で大変でしたけど、つくれてよかったです。

  • 本は3冊

    1. ishimedeliumのほん 創刊号

    2. トンデ・ユルゲーター 屋久島へいく/飛んで、ゆるまる。屋久島旅日記

    3. たやさない つづけつづけるためのマガジン(ひとり出版社・烽火書房(ほうかしょぼう)を運営する嶋田翔伍さんによるリトルプレス)

  • ポストカード4種

    1. 静岡の石拾いから描いたやわらかい壁

    2. 新潟県ヒスイ海岸の石拾いから描いたやわらかい壁

    3. -4,まぁるく願うやわらかい壁のシャーレ作品×2種

  • キーホルダー たくさん(ヤマミー、らららー♪ ほかいろいろ)

  • (書籍案内のチラシ、名刺カード3種も配りました)


ishimedeliumのほん、トンデ・ユルゲーター/旅日記は、オンラインストアからでも購入できます。よかったら詳細みてみてくださいね。

当日、配ったチラシ

ブースの様子

お恥ずかしいですが、記録として載せておきます。

意識したこと

  • ishimedeliumの本の中身を見えるように、誌面をプリントアウトして、ブースにはる

  • ラッキーなことに入り口ちかくの角地だったので、横からもみられるように、机の横の通路にそってキーホルダーを配置した

  • 石をディスプレイにいれることで、石好きな方の目にとまるようにした

振り返ってみて

  • ◎売っているものを置く。それだけで、わたしの世界観ができている感(クリエイティブに通底している世界観があるからだと思う。意識せずとも自然に生まれているものだと思う。数があるゆえにつくられる世界観)

  • △物を平置きしすぎて机の上に余白をつくれなかった(場所を広くしてもいいかもしれないし、ディスプレイに高さをつけたり工夫してもよかった)

  • △キーホルダーは何かお皿か布か紙などの上においてあげれたらよかった

  • △ブース名がわかる看板が必要だった(急遽手書きで描いた)

  • △チラシに次の出店情報もいれればよかった「12月11日(日)日記祭@下北沢BONUS TRACK」

反省多くない……?笑
良いことだってたくさんあったんです!

出会ったひとたち

出店者数・来場者数が多い文学フリマならでは!の出会いがたくさんありました。
うれしいことなので、忘れないようにメモしておきます。
こういう出会いのひとつひとつが、いつか弱った時の心の支えとなるでしょう。

  • 「この本をつくったご本人ですか?」と声をかけられました。
    「そうです」とこたえて話をきくと、京都のレティシア書房でishimedeliumの本を購入してくれた方でした。気に入ってくれて、ぐうぜん、文フリでブースをみつけてくれたとのこと。石と本を売るお店を営んでいるということで、ishimedeliumをお店においてくださることになりました。販路拡大!すごい。
    ちなみに、レティシア書房さんがishimedeliumの本をあつかっってくださったタイミングは10月下旬。京都でのグループ展の際に訪問したことがきっかけでした。文学フリマの開催は、11月中旬。はやいペースでいい循環がまわっているんだな、と思う。

  • Andbooksまさよさんが出展した9月の大阪・文フリで、ishimedeliumの本を買ってくれた方が声を掛けてくれました。「とっても面白かったです」と感想をいただけてうれしかった。その方、文フリに出店されていたので、どんな本か買いたかったけれど、売り切れていました! す、すごい。。。うらやましい。

  • ガチ山登りが趣味で、石もお好きな男性。石が好きだからとishimedeliumの本も手に取ってくださった。その方が撮った写真を何枚かみせてもらった。山に目印的につまれる石たち。
    写真がパっと見、「海外の山かな?」って思った。聞くと、どれも日本の山で撮った写真だった。山の上だと、日本も海外もおなじような広がりを感じられるんだと思いました。またどこかで、石談義したいです。

  • 出店者の石好きな方。わたしが「あなたのための石拾いをしていて~」とishimedelium to youのあそびについて説明すると、「はぁぁ!(すてき)」といった反応を示してくださった。すぐに購入を決めてくれて、彼女がつくったというフリーペーパーをいただいた。それは、Instagramで「#文学フリマ東京」と調べたときに見たものだったので、「あぁ、あの方か!」とすぐにピンときた。そのあと、わたしも彼女のブースに遊びに行かせてもらった。すてきな石や流木がディスプレイにあしらわれていた。いいですね!

  • 二度目にきてくださった女性。回ってから戻ってきてくださったことが嬉しかったです。ありがとうございました。

  • 「トンデ・ユルゲーター」を「絵がかわいい!」と即決してくださった方。ご本人も絵を描かれている出店者さんでした。すこしだけど、原画も見ていただいた。

  • 会社の後輩。石ころを300円で売っていたのだけど「ダーマツさんに石を選んでほしいです!」と。彼に選ぶとっかかりがほしくて「今、考えていることや、どんなことやりたいとか悩んでいることある?」ときいて、「それなら、これだ!」とひとつの石を渡しました。
    この体験、自分的にあたらしくて、石拾いからしていないけど、ある石から、あなたへの石を選ぶのもいいものだな~と思いました。

ほかにも「ishimelium」「トンデ・ユルゲーター 屋久島へいく。/飛んで、ゆるまる。屋久島旅日記」を手にとってくださった方がいました。
ありがとうございました。うれしかった。しあわせなことだ。


正直、自分が出した本って、わたしは大好きなわけで。
こんなに価値がある尊い本なのに、それなのにが売れないって、「あー、わたしが魅力を伝えられなかったかぁ」って思う。
いや、確実に「売れて」はいたんだけど、振り返ると、もっと売れても良かったんじゃないの!?とか思っちゃう自分がいました。
わたしの本は、ジワジワとひろがっていく本なんだと思う! ←自分への励ましを込めて。

こうして、数値にあらわせられない大切な出会いがいくつもあったわけで。
それで、はじめての文学フリマはよかったじゃない、と言いたい。
出会いもあったし、これからやりたいことも見えましたし。

今度やりたいこと

  • イベント前に、販売する本の紹介をTwitter/Instagramで流す、イベントのハッシュタグをつける

  • 本の良さを伝えるための声掛け。一言でどんな本か、をきめて声掛けする

  • ディスプレイ改善。高低差をつけてみたり、出店名「ダーマツ文庫/ishimedelium」の看板をつくったり、お皿をつかってみたり

  • 「あなたのための石えらび」を販売したい。相手の状況や願いをきいて、その人に贈りたい石を選んでプレゼントするあそび。(過去にひろってきた石をつかってあそぶ)



以上です。

つぎの文学フリマ出店は未定ですが、イベントなどあれば出ていきたい所存。
次回は、12月11日(日)の「日記祭」@下北沢BONUS TRACKです。

あそびに来てくださいね~!
お待ちしています。
(遠くで来れない人は、エネルギー送ってくださいな)




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