見出し画像

重松清『カレーライス』を「ふくしま式」で読み解く!

ふくしま式「大人の学び直し」BOOK 「読解力」がほしい大人が小学1~6年の国語教科書でやり直す本』(内容詳細ページ)に掲載できなかった*原稿をPDFとして販売するものです(*著作権許諾の関係上)。物語本文は掲載していません(一部引用あり)。オリジナル設問と解説、計11ページのPDF(B5縦)です。設問は8つ(記述式のみ)。前半4つを、紹介しておきましょう。(なお、『カレーライス』(短編集)は新潮文庫から発売されていますので、教科書をお持ちでなくとも今回のPDFを活用できます。文庫とあわせても1000円以下です)

① ひろしは、「セーブもさせないで、いきなりゲーム機のコードをぬいて電源を切っちゃうのは、いくらなんでもひどいじゃないか」と思っていたのに、「でもな、一日三十分の約束を守らなかったのは、もっと悪いよな」と父に言われて、反論もしませんでした。あなたがひろしに代わって反論するならどのような理屈で反論するか、答えなさい。

② 「ぼくはすねてるんじゃない」、「そんな子どもっぽいことじゃなくて、もっと、こう、なんていうか、もっと――」とありますが、ひろしはどのようなことを言いたかったのか、まとめなさい。

③ 「分かってる、それくらい。でも、分かってることを言われるのが一番いやなんだってことを、お父さんは分かってない」とありますが、この文を、「アはAだが、イはB」のような対比の型に書きかえ、分かりやすくしなさい。

④ 「自分でも困ってる。なんでだろう、と思ってる」とありますが、ひろしがあっさり謝れないのはなぜだと考えられますか。

ここからは有料(PDFダウンロード形式)です。PDFの総文字数は約7,500字です。

ここから先は

179字 / 1ファイル

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?