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#310 そのセミナーは知の共有になっているか?

セミナーの語源

いろんなセミナー広告をみかけます。

輝かしい実績・経歴とともに、「新時代を生き抜くための仕事術」など、、

有名企業のよくわからない人が腕組んでるアレです。

セミナーに出るのが役員クラスならまだしも
現場の人で出てくる場合、それそのものが生業というか、セミナー営業みたいな感じなんでしょうね。

メリットがあるから、施策としてやるのかなあと思ってしまいます。


セミナーの語源を調べてみました。

セミナーの語源は、ラテン語の「seminarium」です。「seminarium」は、「種子」「苗床」「培養地」という意味の言葉です。そこから転じて、「学問の種をまく場所」「学問を育てる場所」という意味になり、現在の「セミナー」という言葉になりました。
(Geminiより引用)

「学問の種をまく」というのが元々の意味らしいですね。

現在は学問に限らず、様々なビジネスの仕方を教える場にもなっています。

知は誰のもの?


純粋に誰かに知識をシェアすること自体
お金が介在する以上、難しい世の中なんだよなあ
って思います。

「知的財産」ということばもあります。

広告も
企画者も
参加も

お金(メリット)がないと、「知の共有」に至らない


魚は無料であげます。ただし魚の釣り方は有料で教えます。


「それがビジネス」と言われたらそれまでだけど、、、

なんだかもやもや。

結局ぼくもそれでお金もらってる側面があるわけだから。

知は一体誰のものなんでしょう。
知らない人に、知ってる人が教える。

知を共有する
ではなく、
知を教える

ことが、お金が発生するポイントなのかな?

じゃあ知の共有って何?

小学生のとき、隣の女子に鍵盤の弾き方教えてもらってたな。

逆にその子が休んだ次の日は、前の日の授業はこんな感じだったよー!とか話してた。

(そんなやり取りの結果、初恋に至るんだけど。。。笑)

これ、なんだか知識を分け与えるって感じな気がするんですよね!

まさに知の共有。

天気予報も知の共有ですよね。

毎日の気象データを蓄積して
雲の動きから、次の日の降水確率を割り出す
だから、気象予報は年々精度が高まる

全国民への「知の共有」だなーって思います

純粋に人のためになってる。

知の共有という感覚を持てるかどうか

その人が知らないことはガンガン共有していきたいなあと思います。

天気予報のように、
ぼくの持つ知識は、純粋に世のため人のために使いたいと思うし、

鍵盤の弾き方を習うように、
人と触れ合うことで思わぬ発展を引き起こすこともある。笑

そんなやりとりが好きです。

知の共有によって他者にとって利益不利益が被る場合は、慎重にならざるを得ないけど
自分の責任の範疇では、何でも共有します。

そうした姿勢そのものが種をまくことに繋がるんじゃないか

セミナーや講演を依頼いただいたら、
常に、本質を意識したセミナーを心がけたいものです。

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