コーチングとカウンセリングとティーチングの違い
こんにちは、WadachiLab.のちかです。
本日はコーチングとカウンセリングとティーチングの違いについて解説していきたいと思います。
部下や後輩のコミュニケーションや何か悩んでいる人に対して
どの方法でコミュニケーションをとった方が効果的なのか迷われることもあると思います。
私自身も研修講師(ティーチング)、コーチ(コーチング)、カウンセラー(カウンセリング)のお仕事をしているので、今、目の前の人が「どうゆう状態なのか」「経験値はどのくらいなのか」によって、観察しながらギアを変えています。
ティーチングは、仕事の成熟度(経験値)が低く、意思意欲が➕の状態
コーチングは、仕事の成熟度(経験値)が中〜高く、意思意欲が➕の状態
カウンセリングは、仕事の成熟度にも関わらず意思意欲が➖な状態
ティーチング、コーチング、カウンセリングの違いは上記の内容になります。
上記は職場内のコミュニケーションにおいて役立ちますが、1on1などにおいては意思意欲が➕の状態であれば、仕事の成熟度に関わらずコーチングを実践されてもいいと思います。
とはいえ、よく分からない点もありますよね。
ですので、ここでご質問が多い2つのポイントをまとめると。
1、カウンセリング向きな人とコーチング向きな人の違いとは?
●カウンセリングをオススメしたい方の動機は以下のような感じです
「自分の気持ちが分からない」
「気持ちが不安定で落ち込みがち」
「不安やモヤモヤが溜まっている」
●コーチングをオススメしたい方の動機は以下のような感じです
「目標達成をしたい」
「課題を解決したい」
「結果や成果を出したい」
相手とのコミュニケーションの中で、今の状態や動機・表情・態度を観察しながらギアを変えていくといいと思います。
またコーチングやカウンセリングをする相手が職場内の部下や後輩であれば日頃からよく観察をしていると今の状態が自然と見えやすくなると思います。観察をした上で率直に「〇〇さんは僕にはこんな風にうつっているんだけど、どうかな」と伝えてみるのもありですね。
例えば、
「最近、仕事でイキイキしているように感じるけど、どうかな」
「最近、仕事が忙しそうで何か抱えているように感じるんだけど、どうかな」
2、仕事の成熟度(経験値)の判断は?
仕事とはその業務内容のことを指すので、例えば元人事で10年のキャリアを持っている人がシステム部に異動したばかりとなれば、まずはティーチングを実施することが理想です。
人によって成熟度(経験値)は異なるので一概に言えませんが
一般的には上記が目安と言われています!
入社して6ヶ月は、ティーチング
入社して6ヶ月〜3年間は、ティーチングとコーチング(年数を重ねていく中でコーチングを増やす)
入社して3年以上は、コーチング
上記はあくまで目安なので、少しづつコーチングをコミュニケーションの中に取り入れていいと思います!
次回はコーチングについて具体的に解説していきたいと思います。
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