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初めてビールを仕込んでから、もうすぐ4年

「福繁食品麦酒醸造部」というクラフトビールメーカーです。香川県東かがわ市で女性醸造家ひとりでビール醸造しています。コンセプトは「楽しい時間を盛り上げるビール」「ビールが苦手な方にも飲んでいただきやすい入口のビール」です。

お知らせです。もともと醸造所での瓶販売は土日に行っておりましたが、今後数ヶ月は平日醸造長完全不在となります。ご用命の際は土日12時〜17時にご訪問ください。お問い合わせも、平日の場合は遅くなる可能性があります。ご了承ください。

当醸造所は2018年4月に醸造を開始しました。あれから4年が経過、そろそろ醸造長もブルワーとして初心者とは言えなくなってきましたね。今年に入って「醸造の先生」的なこともさせてもらっているくらいなので、もう一人前と言ってよいのでしょうかね?

さて、今日は初仕込み銘柄の話を。初めて仕込んだ銘柄は今も定番、福繁食品のフラッグシップ銘柄として活躍している「朔(ペールエール)」です。

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初仕込みには、東かがわまで師匠と兄弟子がお手伝いにきてくれました。仕込みではまず麦芽をミルで粉砕するのですが、初めて使うミルがうまく動いてくれませんでした。急いで同じ県内にある知り合いのブルワリーまで、ミルを使わせてもらいに高速を走りました。あたふたしながら始まった仕込みですが、その後は問題なく作業が進んだようです。

深夜に渡った仕込み作業、空を見上げたら綺麗な月が輝いていたそうです。そして醸造長は月のもの到来週間でもありました。

醸造後、デビューを控えて醸造長と広報担当で銘柄名を考えました。醸造長からは、仕込み当日の印象から「月」を盛り込んだ名前にしたいという希望がありました。私たちは「なるべく日本語で名前をつけよう」という方針でしたので、ネットでいろんな言葉、漢字を調べまくりました。

そうして見つけたのが「朔」です。「朔」には「ついたち」「はじまり」「元に戻る」という意味があります。初めて仕込んだ銘柄ということもあり、「ここから始まる」という思いにぴったりだなと思いました。醸造長の希望の「月」も含まれています。

ビールスタイル「ペールエール」はクラフトビール ではスタンダードなスタイルであります。「朔」はビールらしい麦芽の風味が豊かな銘柄です。その味わいと「さく」という響きもなんとなく合うような気がします。

「朔」というのは萩原朔太郎氏の例もあるように、名前にも使われる感じです。デビューしてから何度か、「息子と同じ名前なんです」というお客様にお買い上げいただきました。そんな出会いも引き寄せてくれた「朔」という名前、手前味噌ですが良い名前をつけたと思っています。

「朔」は癖のない味わいで、どんなお食事にもよく合います。クラフトビール に馴染みのない人でも入りやすい銘柄です。大手メーカービールに慣れている人にも、違和感なく飲んでいただけるのではないでしょうか?ぜひ、クラフトビールの入口に、クラフトビールがお好きな方には福繁食品のビールの入口に、ぜひおすすめです。

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文責:広報担当


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