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【サラタメさんに学ぶ】福祉・介護の仕事をおすすめできない理由~ブラック企業要素盛沢山~

閲覧ありがとうございます。

今日は福祉・介護の仕事をおすすめできない理由を
あのブラック企業から倍率100倍のホワイト企業に転職してぬくぬくサラリーマンYouTuberをやっているサラタメさんから学んでいきたいと思います。

実際にサラタメさんが福祉・介護の仕事はおススメできない!といったわけではありませんのでその辺はご了承ください。

ブラック企業になりやすい条件

サラタメさん曰く、ブラック企業になりやすい条件として3つ挙げてくれています。
それが

・労働集約型

・競争が激しい

・to C

それぞれに内容を説明していきましょう。

労働集約型

労働集約型とは、働く人が動くことで利益をあげるというビジネスモデルのことです。
逆にそれ以外なにがあるの?と思われる方もいるかもしれませんので説明します。

まず資本集約型
これはお金を運用したりして利益を上げていくビジネスモデルです。

そして、知識集約型
これは社員の知識やノウハウを使うことで利益を上げていくビジネスモデルです。

この2つのビジネスモデルはうまく回れば労働力を上げなくても利益があがっていきます。

福祉・介護の現場はどれに当てはまりますか?
そうです。もちろん労働集約型です。

職員が汗水たらして働くことで現状の利用者分の収益が確保できます。
収益を増やそうと思ったら、利用者を増やす。つまり、職員の作業負荷を上げることが必要になります。

通所施設で一人が欠席したら区分6の方で1日1万円以上の損失になります。一人休むからパートの人1人休ませようものなら、他の業務は回らず、さらにパート1人の日給では補えなく、結局マイナスです。

相談事業所はどうでしょう。
あのビジネスモデルの1件に対する報酬なので完全に労働集約型と言えます。

競争が激しい

福祉・介護の業界、特に高齢者介護の業界は高齢化に伴いニーズが多く事業所が足りないと思われがちですが、実際にはそんなことはありません。
現状はどうかというと、必要なサービスと提供できるサービスのバランスが取れていないというのが全体的な課題です。
ショートステイを使いたい人が多いにも関わらず受け皿がない
入所させたいけど、ベッドが空いてない
逆に、通ってきてほしいけど利用者がいない

こういった課題があります。

実際にぼくが働いている重症心身障害児・者施設では入所待ちはめちゃくちゃたくさんいます。
ショートステイも待っている方が溢れています。
これは重症心身障害児・者の施設経営の参入障壁が高いからと言えます。

規制緩和でいまは株式会社、NPO法人、有限会社、合同会社など様々な会社が福祉の事業所を経営することができます。
しかし、重症心身障害児・者施設は医療機器、ドクター、看護師などとにかく資本がないとできない事業です。
あ、ちなみに資本があるからといって黒字なわけではありません。
空床や人件費で平気で3000万赤字とか叩いてます。

to C

福祉・介護の仕事をしているとB to BやB to Cという言葉は聞きなれない方もいるかと思いますが、to Cというのは顧客が個人(C=カスタマー)to Bというのは法人のことです。
福祉・介護の仕事ってどうですか?完全にto Cですよね。

じゃぁ、なぜto Cが良くないのか。
皆さん、仕事中に相手の話を聞くときとプライベートで相手の話を聞くとき
同じモチベーションで聞いてますか?
購入した商品の故障とは、説明書や保証書に書いてあるにも関わらず読まずにクレーム入れていませんか?
また、そうゆうこと聞いたことありませんか?

そうです。to Cのビジネスモデルはかなりの確率でクレームというものが発生します。
福祉・介護の仕事はめちゃくちゃありますよね。
ショートステイの方が体に傷を作ってしまった。誤食をしてしまった。
当然、預かっているときの責任はこちらにありますが、防ぎきれないものだって行動特性によってはあるわけです。
それを、上司は家族に「職員が把握していますので大丈夫です」なんて都合のいいことを言って、自らやってしまうこと、把握しきれない場面があることを了承してもらわずに現場に投げてくるわけですよ。
そして、何かあれば現場は責められ・・・
なんてゆうケースが茶飯事です。

福祉・介護の転職で気をつけること

以上の3つがブラック企業になりやすい条件としてあがっていますが、実際には福祉・介護の職場でも知識集約型を目指しているところや、参入障壁が高い事業もあります。
そのあたりを狙っていくのはアリかなと思います。

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