「最高の休息法」を読んで 8 マインドフルネス呼吸法について
・ストレス軽減
・雑念の抑制
・集中力、記憶力の向上
・感情のコントロール
・免疫機能の改善
これらに効く呼吸法。
注意散漫、無気力、イライラなどは脳疲労のサインです。
その根本原因は意識が常に過去や未来ばかりに向かい「今、ここ」にない状態が慢性化していることにあります。
現在に意識を向ける「心の練習」をすることで疲れにくい脳を作っていきましょう。
ポイントは
・1日5分でも10分でも(なんなら1分でも)いいので毎日続けること
・同じ時間、同じ場所でやること(脳は習慣が大好き)
①
基本姿勢をとる
・イスに座ります(イスに座れない場合、床に直接でも可能)
その際背筋を軽く伸ばし、背もたれから離す
・お腹はゆったり、手は太ももの上、足は組まない
・目は閉じる(開ける場合は2mくらい先をぼんやり見る感じで)
②
身体の感覚に意識を向ける
・接触の感覚
足の裏と床、お尻とイス、手と太ももなど
・身体が地球に引っ張られる重力の感覚
③
呼吸に注意を向ける
・呼吸に関わる感覚を意識する
鼻を通る空気、空気の出入りによる胸・お腹の上下、呼吸と呼吸の切れ目、それぞれの呼吸の深さ、吸う息と吐く息の温度の違いなど
・深呼吸や呼吸のコントロールは不要
鼻呼吸がおススメ。呼吸が向こうからやってくるのを待つ感覚
・呼吸に「1」「2」「3」・・・・・「10」とラベリングするのも効果的
④
雑念が浮かんだら・・・・
・雑念が浮かんだら、その事実に気づき注意を呼吸に戻す。
呼吸は「意識の錨」
・雑念は生じて当然なので、決して自分を責めない
いかがでしょうか?
一度でも頭の中で、自分がやっているところを創造してみてください。
実に簡単です。
しかし実際やってみると、「10秒」も、もたない人が数多くいます。
「こんなことをやっている場合ではない」
「こんなことやらなくても大丈夫」
「次から次にやろうとしていること、やりたいことが浮かんでじっとしていられない!」
そう。それが現代人。
1分ですら「今ここ」に集中することが難しい人が多いのです。
だまされたと思って1度でもいいので試してみてください。
あなたは1分、いや、30秒ですらできるでしょうか?