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お金の話 19 優れたコンテンツは個人から生まれる

個人的に、これからの日本に求められるものはやはりアニメとかゲームといった面白いコンテンツだと思います。
日本は世界の中で圧倒的にコンテンツを作る能力が優れています。

ちなみに自動車とか家電とか、そういう大企業がやることはもう中国の製品と戦わないといけないので厳しいです。

「コンテンツを作る」っていうのは基本的に個人がやることなんです。

アニメだったら宮崎駿さんだったり、新海誠さんだったり。そういう圧倒的なコンテンツというのは経済活動から外れたところで生まれます。食べる心配をとりあえずせずに、個人が思う存分創作に打ち込めることが重要で、そういう環境をベーシックインカムは個人に与えられるのではないかと思います。

ファイナルファンタジーみたいに、企業に属して、チームじゃないと作れないゲームもあります。そこでも重要なのはやはり個人の情熱です。FF14を作っているチームって、別に給料がいいから働いているわけではないと思います。ゲームを作りたいから、そこで働いている。給料目当てだったら勤務時間的にすぐに転職しているはずです。
そういう、お金の為に働いていない人たちが作るコンテンツは世の中がどうなろうと残り続けるでしょう。


「君の名は。」が大ヒットしたアニメーション映画監督の新海誠さんの最初の作品に、「ほしのこえ」と言う作品があります。
2002年の作品ですが、ほとんど1人でこの作品を作ったわけです。
今の方がよっぽどツールもパソコンの性能も上がってきているので、「新海誠」さんみたいな人材が100人くらい出てきてもおかしくないはずなんです。

ハリーポッターの作者、J・K・ローリングさんは、生活保護の最中にハリーポッター一巻を書いたといいますので、やはり食べる心配をとりあえずせずに、個人が思う存分創作に打ち込めることが重要かと思います。

日本がこれから外貨を稼いで、毎年石油を買う為には、新海誠さんのような人を100人作るような、そんな仕組みを作るべきなんです。

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