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手巻き式腕時計のたしなみ

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皆さんは「手巻き式腕時計」と聞いてどう思いますか?

動力であるゼンマイを手で巻き上げて使用する昔ながらの機構です。

普通の方なら、「毎回手で巻くの?」「今どきソーラー蓄電の時計があるのに」「正直めんどくさい」と思うでしょうね。
良くわかります。

ではなぜ、今の時代に手巻き式の時計をあえて使う人がいるのでしょう?

■趣味の世界には、同じような「てまひま」を楽しむ傾向が他にもあります

例えばレコード。

柔らかい音が好きといった理由もあるでしょうが、レコードに針を落とす作業をする事で「意識」がそこに滞留します。
それは至福の時間になるでしょう。
CDやスマホでは、最初こそ「今日はこのアルバムを聴こう」と思っていますが、いつの間にか意識はそこから離れてしまいがちです。

便利過ぎるのです。

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料理にも同じようなシチュエーションがあります。

豆腐には醤油が一番合うと思いますが、その前に「お塩でどうぞ」と試してみると大豆のうまみに感動。
その後醤油をかけて食すのですが、大豆のうまみを知った後では豆腐の魅力から気を逸らす事は困難でしょう。

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■ほんのひと手間が大きな変化に

「今日はこの時計を使う」と決めたら、ゆっくりとリュウズを巻いてゼンマイを巻き上げます。
朝のコーヒーでも飲みながら、ゆっくりと、ゆっくりと。
今日起こる出来事を想像しながら、でも良いかもしれませんね。

心配しないでください、時刻設定まで合わせてもほんの1分も掛かりませんから。

その日は一日中、手首に巻かれている腕時計を見るたびに、ニンマリとしてしまうかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。
ちょっとした手間で同じような一日が違って感じる。
腕時計を通じてそんな体験をして頂ければ幸いです。


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