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響く、聴こえる、青春の音。

前回からの続きです。初めて訪れる町をお散歩することにした私は、早速、あても無くとことこ歩き出しました。思っていたより、寒さは感じられず(カイロ貼っています・笑)日が射しているので、お散歩日和です。道は歩きやすいように舗装されていて、道幅も広い!『そうかぁー。歩きたくなる場所は、歩きやすくなっているんだぁ』そんなことを考え、妙に感心しました。私が普段、あまり外に出たくないと思い、近場でも車を出すのは、きっと今住んでいる周辺の道は《歩くための道》ではないことも、理由の一つなのでは?と思いました。(まぁ、出不精の言い訳かもしれませんが…)

途中、ベビーカーを押すお母さん、杖を持って寄り添いながら歩くご夫婦とすれ違いながら、私もてくてく、とことこと歩きます。(次は歩きたくなる町に住みたいなぁ)そんなことを考えながら、歩きます。知らない町や場所を目的を持たず散策するのは、実に楽しいです。家の前で縄跳びをするお兄さん、洗車をするお父さん、ふわふわの可愛い犬とお散歩をするおじいさん、キャッキャと遊びながら歩いて叱られる兄弟…。《私が知らない所でも、色んな人が、色んな家に住んで暮らしているんだなぁ》当たり前のことですが、そう思うと、何故かとても元気が出ました。世界中を探せば、きっと、私を大歓迎してくれる町や人が居るかもしれない…誰にだって、ちゃんと《居場所》が用意されているはずです。そう思うと、気持ちが楽になる私がいました。『視野を広げたら、そこに可能性が見つかるかもね!』この言葉はこの先、娘にも伝えていきたいことの一つです。

(疲れたなぁ~)カフェを探しましたが、見つからないので、自販でカフェオレを買って、大学の敷地に併設されている公園のベンチに座りました。目の前のグランドでは高校生がサッカーをしていて、今から試合が開始されるようです。一つのボールを蹴ったり、操ったりするその若者たちの姿はまさに、青春そのものです。娘はサッカーをしないですし、(したことあるのかな?)私自身、『アオアシ』などのサッカー漫画を読む位しか、サッカーとの接点がありません。でも、カッコいいスポーツなんですね~。もし、息子がいたら、サッカーさせてみたいなぁー。それで、一日4食とか、いっぱいご飯を作って『もー!大変~』と言ってみたいなぁーなんて、妄想モードに入っていたのです。

その時、後方の建物の中から、ギターとドラムの音が聞こえました。軽音部の学生さんでしょうか?しばらくすると、どこか聞き覚えのあるフレーズが途切れ途切れだけれど聞こえます。(何だっけ…??)そう!『フレデリック』です。いいね~♬目の前では、ゴールが決まると湧き上がる歓声や声援、監督が指示を出す声がします。そして、後ろからは、一生懸命に練習中の楽器の音が響きます。あー。心地いい。どちらも、ぜーんぶ、青春の音です。そして、そろそろ終わる頃でしょうか?試験に挑戦中の娘もまた、青春中です。いいなぁー。私も、青春爆走したいなぁ~なんて、思いながらも、付き添い人らしくシャキッとした面持ちで、会場へと引き返しました・笑。

知らない町をお散歩して、知らない子達のサッカーを見たり、奏でる音楽を聴き、とっても心がリフレッシュしました。新しい音と空気が、私を元気にしてくれたようです。

帰りは博多駅で、ピザランチをして、『ポケモンセンター、寄っていい?』と言われるがままに、娘に着いて行きました。すると、そこはバトル会場?と思う位のすごい熱気です。『ディズニー並だね…』と苦笑いする程の人で溢れていました。さすが、世界のポケモンですね。外国人のお客さんも多かったです。*写真の子を連れ帰りました。『ようこそ、ニャオハ♪』

帰宅後、『もう、何もしたくなーい』という私と娘の希望が一致したので、夜ご飯は近くの回転寿司に行くことにしました・笑。子どもって、好きですよねー。くるくる回るお寿司。

家に帰り、ぐたーっとしていると、娘が言いました。
『春の横浜も楽しみだね』
こんな1日でしたが、私との時間を楽しんでくれたようで良かったです♬

とっても恥ずかしがり屋で、いつも後ろに隠れて、私のスカートを掴んでいたあの頃の娘は、もう居ませんでした。前より、少しばかり堂々と歩き、振る舞う娘の姿を見て、『カッコつけてるなぁ~』と思ったり・笑。まぁ、私はカッコつける人の方が好きだから、いいですけどね。ラッタッタッ♡

それでは、次回もどうぞお楽しみに。


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