#41 あれやった?これやった?との確認で 作業の会話で終わる1日

お立ち寄りいただきありがとうございます。
31文字で日々の気づきを綴る、福盛るんです。

「あれやった?これやった?との確認で
 作業の会話で終わる1日」

保育園の幼児期は遊ぶことが仕事で、
しっかり食べて、しっかり眠って、たくさん遊ぶ!
これが生活の土台でした。

小学生になると、この土台に加えて
学校の授業の準備や宿題、持ち物チェックなど
組織の中でのルールに基づいた
『やらねばならないこと』も盛りだくさん。

親の方も時期によっては(特に年度の切り替わり)
仕事が忙しい時期だったり、
家事の作業も多かったり、
時間に余裕がなくなって心にも余裕がなくなったり、
目の前のことに追われて目まぐるしくなり、
子どものチェックまで手が回らない時もあったりします。
(特に帰宅後の夜)

だけど確認作業くらいは・・・と
「明日の給食袋は?書道道具は?
 宿題終わった?」
など確認の質問攻め。
受けた子どもの方はたまったもんじゃありませんよね。
私だって、こんなに質問されまくったら
いくら『やらねばいけないこと』だと分かっていても
やる気が失せます。

そう分かっているのに、ついつい余裕なく
確認作業の会話で終わってしまうこともあります。
息子としては
『やるべきことを終わらせたら自分がやりたいことをやる』
という気持ちがあり、
作業と確認が終われば、テレビを見たり遊んだり漫画を読んだりと、
少しでも自分のやりたいことに一直線です。
もちろん、その時間もとても大切。
ただ、親子の会話が作業の会話だけで終わってしまう夜は
何となくモヤモヤが残ります。
学校どうだったのかな?
今どんなこと思ってるのかな?
どんな風に感じてるのかな?
こうした“気持ち”を引き出す心の会話を意識したいと
考えているにも関わらず、それができない日もあって
何とも寂しく悔しい自己嫌悪に陥ることもあります。

そこで、夜寝る前に、横になりながら
『今日楽しかったこと』をお互いそれぞれ発表する時間を作りました。
その時間がとても楽しみな娘は
保育園であった出来事を朝からお迎えの時間まで振り返り、
事細かに教えてくれます。
さらに話が広がって、その時どう思ったか、どう感じたか、
嫌だった気持ちも、嬉しかった気持ちも、楽しかった気持ちも
いろいろな感情と共に出来事を教えてくれます。
でも、テーマは『今日の楽しかったこと』なので
最終的には楽しかった出来事や楽しく感じたシーンで話が終わります。
息子はそれを聞くのが楽しみの様子で、
娘の園での1日を聞きながら、自分が保育園の頃を思い出し、
自分の時はこうだった、ああだったと
懐かしんで話しています。

息子の番になると、息子の楽しかった話は
あっさりと話してサクッと報告終わり!という印象はあるものの
どれも、友達と外で遊んだことが盛り込まれていて
友だちとたくさん遊んで思いっきり体動かしていることが
想像できて、聞いている私も嬉しくなります。

忙しいとどうしても
作業の会話で終わってしまいがちなこともあるのですが、
『心の会話』を意識して、親のこちらから投げかけたいものです。
心の会話からは、声のトーンや表情で子どもたちそれぞれの
気持ち、感情が読み取れて、私の心も反応します。
子育ては親育て。
日々成長して器大きく、心豊かにしていきたいです。
だからこそ『心の会話』気持ちを通わせた会話や体験、
とても大切ですね。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

福盛るん

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