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パリでもないのに

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コロナ禍のパリ留学について独自の視点で綴った片岡一竹さんの好評連載「パリだというのに」がリニューアルして再開!パリ留学について著者ならではの視点で振り返ったレポートです。
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記事一覧

パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|⑩多国籍日本料理グルメガイ…

 空腹は最上の調味料、という言葉がある。  「それを口癖にしていた祖父が餓死した」という…

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パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|⑨「パリ大学」はさすがにな…

 連載再開するや否やいきなり1ヶ月休んでしまって申し訳ないが、本業で忙しかった。  具体…

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パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|⑧地下鉄のギャンブラー

 東京は恐ろしいところだ。  あ、長らく連載を休んで申し訳なかった。原稿の催促がいつまで…

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パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|⑦言語能力≠コミュニケーシ…

 フランス語の発音は簡単だ、というようなことを前回書いたが、それはフランス語が簡単な言語…

パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|⑥フランス語ロック論争

 留学の半分は事務手続きだ、という旨の話を以前記したが、残りの半分は現地の慣習に適応する…

パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|⑤Allumer les ongles

 20万失った。  20万失った。月収である。  実は学振の特別研究員だった頃、立て替えてお…

パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|④麻布十番連続嫌対応事件

 歳末差し迫った今日この頃であるが、皆さんいかがお過ごしであろうか。  前回の更新から二週間しか経っていないが、今月は二回更新である。  実は前回の原稿が長すぎたのだ。だから二回に分けることと相成った。先月休んでいるのでちょうどよい。  したがってこれを書いている現在はまだ十二月の初めである。  今の悩みと言えば、年末の桑田佳祐年越しライブが当選するかどうかだ。もうすでに三回の先行販売抽選に落ち、すでに通常の指定席は埋まっているが、まだ注釈付き指定席(ステージが見ずらい)

パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|③ロード・事務

 おれはとうとう無職になってしまった。  つげ義春の名作『無能の人』は「おれはとうとう…

パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|②翼よ、パリの火はまだ見え…

 一ヶ月のご無沙汰である。皆さん、お変わりありませんか。  私の近況だが、帰国から一ヶ月…

パリでもないのに~ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ篇~|①帰ってきました

 みなさん、お久しぶりです。  去る2022年8月1日、日本に帰国した。何度か持ち上がった一時…