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「夢はでっかく 根は深く」

noteを開いていただきありがとうございます、
福村です。


夢はでっかく 根は深く
        ー相田みつを


すごくすきなんですよ、相田みつをさんの詩。

初めて出会ったのは、相田みつをさんの作品集がまとめられた本だったと思います。いつ知ったかは覚えてないのに、とくにこの詩はずっと心の中に残ったままです。たまにふと思い出す時があるんですよね。


今の自分の言葉でこの詩を解釈すると、

「大きい夢をもつことはとても大切。だけど、夢だけが先行せずに自分の軸もしっかり持つことも大切だよ。」という解釈になります。

少し大人になったから今でこそ、こういう解釈ができますが、小さい頃はこの解釈を花に例えていました。

大きい大きい花を咲かせるには、茎がしっかりしていて、根っこは強く地に張ってなくてはいけない。いくら根を張って、茎がしっかりしていても、花が小さかったらキレイにみえない。花がきれいに咲いていて、根っこが張っていても、茎がしっかりしていなければ、花が折れてしまう。茎もしっかりしていて、花が咲いても、根っこがしっかりしていなければ、栄養が足りずに枯れてしまう。

「花=夢、茎=自分の軸、根っこ=エネルギー、パワー」という置き換え方ですね。


何が言いたいのかというと、それぞれがバランスよくないといけないということです。

夢だけが大きかったら口先だけになってしまうし、自分の軸がしっかりしてなかったら周りに流されてしまう。エネルギーやパワーがなかったら、行動ができない。

全てが大切な要素だということです。


ただ、大人になってから思うのは、相田みつをさんも詩っているように「根は深く」というところがとても重要で、今までは3つのバランスが大切だと思っていたけど、根を深く深くすることによって、パワーをたくさん吸収できるから、夢の部分は最初のころよりも大きくできたりするんじゃないかなとかも考えます。

子どもの頃の視点と今の視点の2つを考えて物事をみるだけでも、興味深いですね。


あの時の自分は花を咲かせることに意識が言ってたけど、今の自分は根を深くすることによっていつの間にか大きな花が咲いているという捉え方をしている自分がいるとか。


人によって解釈の仕方も違うだろうし、表現の仕方も違うんだろうなとかも。

考えるだけで面白い。


また今度、小さい頃に影響を受けた言葉について考えてみようかな。いいアイデアや思考に巡り合えそうな予感。



それでは。

#10  福村 香奈絵/KANAE FUKUMURA

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