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民族大移動week

これまたお久しぶりです。皆さま夏休みは楽しんでいらっしゃいますか?
久々の夏休みーって感じの解放感が街に漂っていますねー
私はこの連休3日間も皆さんのお話を聴かせていただいております。
夏休みなので、ご家族とのお悩みなど含んだものが多い感じです。
日頃、目先の仕事や生活に没頭してしまいますと遠く離れる親子関係もやり過ごせるもののこの時期には憂鬱のタネのなっているようです。
もちろん私も例外でもなく。
さて、本編です。

派遣雇用時代

初めての長期派遣の更新を見送って、ややトラウマになった私は
どうせつらいならやれる仕事ではなく、やりたい仕事をやろう。と。
派遣はもちろんだが、正社員もまた探そうと転職エージェントにも登録。

いくつかWebページから仕事に応募しても、門前払いで面談すらない。
ようやくキャリア相談をしてくれるエージェントがあり、尋ねたが
「今のスキルで応募できるものはこれしかないですね」
と、まったく興味のない業界の仕事を提示された。
「いんじゃないですか?年収は少しあがりますよね?」と。
表情が一ミリも動かないインテリメガネなコンサルタントが
求人票を見ながら、淡々と説明した。「早く終わらせたい」
なんだかそんな声が聞こえてきそうで、惨めな気持ちになった。
そんな数々の相手の反応に私は売れない市場価値のない人間なんだなと
自己受容感・自己肯定感低めフィルターの私はそう受止めてしまった。

結局、生活の為に何とか仕事をと。前回のトラウマもあり、日銭を稼がねばと派遣の短期・単発で食いつないでいた。なんだかしっくりこない毎日。
一人暮らしの生活維持で精一杯の時に、妹が見るに見かねて「今いる場所に執着してるからでは?」と。その一言が胸に突き刺さった。なんとなく薄々思っていたことだったからだ。もう少し都会に出てみたら?とアドバイスを受け、妹と一緒に住むならいいね!となり、拠点を移すことにした。私はまだ後ろ髪惹かれる思いで新居を探していたが、駅近で新築、気に入った部屋が見つかったのが、背中を押した。

コンクリートジャングル

引っ越しの日、荷物を出したガランとした部屋をみて嗚咽するくらい泣いた。新しい街につくまで泣いた。この涙がどんなものであったかいまだに上手く説明できない。悔しい、悲しい、寂しい、空しい。多分いろんな気持ちが含まれていたと思う。

新しい街に到着すると大きなビルが立ち並んでまるで規模が違う光景に
やっていけるかな…という不安もありながらも、何か経験したことのないことに出会えるかもしれない。という期待も持てた。
最初はまず生活できるよう部屋を整えるのと、大都会に慣れるということからと街を楽しんだ。やっていけるかもしれない!と思った矢先に、妹が咳をし始めた。私も少ししたら喉が痛くなり、微熱が出てきた。二人とも風邪ひいたかな。。と、少し引きこもり状態に。そうこうしていると妹が足裏に小さな気泡のような湿疹ができてきて、最後、足全体に広がり、脱皮するように皮がめくれ始めた。妹の方が酷かったが、二人ともこの風邪のような症状が長引き、病院にいっても原因がわからず、働くことができぬまま、後1回家賃を払えば生活が難しい状態となった。

たった3カ月の都会生活

原因がわからず、色々調べていたところ、ホルムアルデヒドという言葉に引っかかった、たしかに化学物質の匂いがある、新築だからと思っていたけど、もしかしたら…と話をしていたところ、「もう帰りたい。何か他の人生を考えたい」妹がそうつぶやいた。「そうだね。。。」と。
そうして、私たちの都会共同生活・私の再起をかけた上京はあっけなく終わった。

退職金使い果たしただけの3カ月。ゼロリセット。
リセットできるのか!?続きはまたいつか。