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平日の本紹介だいたい50冊【2021/12~2022/3】
なんとなく平日は家にある本を紹介することを日課にしようとして三か月が経過しました。
Twitterで流れていくだけだと寂しいので、定期的に記事にまとめていきます。ちなみに反響が大きかったのは
現代グラフィックデザインの基本書として知られている著作の邦訳版。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 4, 2022
グリッドシステムを利用したデザインの基本を事例を交えながら解説。比率的な視点でのデザインの構造の基本を学べる。空間デザインに言及しているのも興味深い。
Grid systems in graphic designhttps://t.co/yALZSqnruS pic.twitter.com/V2wRCwdeV4
近年SNS上で見られるようになった建築的イメージを集めた書籍。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 31, 2022
「ドリームスケープ」と名付けられるように、現実を模倣しつつもどこか現実から遊離した表現は新しい美意識のあり方として注目されている。
Dreamscapes & Artificial Architecturehttps://t.co/X55NWPDZWQ pic.twitter.com/CuBU8ezaXO
Dreamscapesはちょっと追っていきたいですね。
都市の詩学
都市が生み出した想像力のあり方。本書は都市経験の中に刻み込まれた潜在的構造「都市の詩学」を主題とする。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 17, 2021
建築家、写真家、映画監督……都市という「場所」が喚起する経験によって生み出された作品の中に潜むそれらを、収集し並べる博物学的書籍。
都市の詩学|田中純https://t.co/qgIyzBGEMF pic.twitter.com/9EKLtcwKan
ハーフリアル
ビデオゲームの楽しさを「ルール」と「フィクション」のふたつの側面から論じた、ゲーム研究において重要とされている書籍。近年ではゲーム研究系の書籍もよく見られるようになったが、その先鋒をいく内容で、語り口も明快で読みやすい。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 18, 2021
ハーフリアル|イェスパー・ユールhttps://t.co/iMZtNcvBoi pic.twitter.com/0S0B0UWJx1
歪んだ建築空間
本書は、近代的な空間の成立によって生まれた神経症─例えば、広場恐怖症─を端緒に、空間と心理の関係を分析する。「建築空間」という(おそらく)19世紀に見いだされた存在が人間に何をもたらしたのか、実践を横断しながら語られる
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 19, 2021
歪んだ建築空間|アンソニー・ヴィドラーhttps://t.co/C9D982pVTX pic.twitter.com/ZB78yjwrn2
リノベーションからみる西洋建築史 歴史の継承と創造性
「リノベーション」とは古来から行われてきた普遍的な建築行為である。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 20, 2021
本書では「リノベーション」という視点で西洋建築史における数々の事例を紹介する。時間の蓄積が生み出した「建築を取り巻くさまざまな背景」を見ることができる。
リノベーションからみる西洋建築史https://t.co/CUucv042ya pic.twitter.com/KkBldqKigv
怪異の表象空間
近現代は怪異とどのように付き合ってきたのか。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 21, 2021
遠野物語に霊術運動、変態、オカルトブームに都市伝説。新聞からラジオ、テレビにインターネットとかたちを変えて時代ごとに現れてきた怪異を多角的に分析した一冊。
怪異の表象空間 メディア・オカルト・サブカルチャー https://t.co/b59Io5L8PN pic.twitter.com/MBhQCEQTpt
インポッシブル・アーキテクチャー
「実現しなかった建築」を収集した展覧会の図録。建築史上、実現した建築に匹敵するくらい大きな影響力を持ってきた。実現しなかったからこそ、作者の夢や思考がより純粋に現れ、建築の潜在的な可能性を見せてくれる。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 22, 2021
インポッシブル・アーキテクチャーhttps://t.co/wZUGxBpv2g pic.twitter.com/hdkKQrPxHq
WHITE TOWERS
1950年代頃をピークにアメリカで展開したハンバーガーチェーンWhite Towerのチェーン店舗を集めた写真集。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 23, 2021
1920~60年代のアメリカのロードサイドの息吹が感じられると共にハンバーガーチェーンの進化の足跡を追うことができる。
White Towershttps://t.co/UhcJWHpovQ pic.twitter.com/hS79LeN7Rp
冤罪と人類
多くの冤罪事件を引き起こした紅林麻雄。検事総長賞も受賞した名刑事はなぜ証拠の捏造や自白の強要を行うようになっていったのか。さまざまな一次資料を辿りながら分析し、人間の偏向について追及した一冊。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 24, 2021
冤罪と人類──道徳感情はなぜ人を誤らせるのか|管賀江留郎https://t.co/KyXivEbeq7 pic.twitter.com/m7pPRnsmBg
東北大学建築学科創立60周年記念卒業設計作品集
東北大学建築学科が創立60周年を記念して制作した卒業設計作品集。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 25, 2021
歌手の小田和正や建築家・藤森照信の作品も収録され、歴史の蓄積が感じられる。時代ごとの傾向も見え、アーカイブとして非常に意義深い一冊。
東北大学建築学科創立60周年記念卒業設計作品集https://t.co/nXWEAW9Uol pic.twitter.com/6DOMbmOU51
『キャンセル 1990年6月21日』
1980年代にソビエト・ロシアで展開された「ペーパー・アーキテクチャー」運動の中心となった建築家アレクサンドル・ブロツキーとイリヤ・ウトキンの作品が収められた小さな書籍。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 27, 2021
狂気的な筆致で描かれた空想の建築は厳かすら覚える不思議な魅力を備えている。
キャンセル 1990年6月21日 pic.twitter.com/1rvldBf1hP
もうひとつの場所 - Alternative Sights
空想上の建築物を描き続ける野又穫の作品約120点を収録した作品集。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) December 29, 2021
どこかには存在しているのではないか。私たちの記憶の奥底に潜んでいるように思わせる不思議な存在感を持つ建築群を見ることのできる至上の一冊。
もうひとつの場所 - Alternative Sightshttps://t.co/6VO0D94aMo pic.twitter.com/gmn8ljafT4
Visionary Architects: Boulee, Ledoux, Lequeu
「幻視の建築家」と呼ばれた17、18世紀頃に活動した3人の建築家のドローイングをおさめた作品集。「Visionary(幻視)」と書かれているように、とてつもなく巨大な建築など誇大妄想的な作品の数々を見ることができる。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 5, 2022
Visionary Architects: Boulee, Ledoux, Lequeuhttps://t.co/ITMtKBAsZK pic.twitter.com/fJMPOL7kGb
スクリーン・スタディーズ
「写真」「映画」「テレビ」など生活に密接に関わるメディアが「スクリーン」という視点から語られる。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 6, 2022
「明治期のヴァーチャル・リアリティ」では、明治期に存在した汽車活動写真館を取り上げるなどバラエティに富んだ文章が読める。
スクリーン・スタディーズhttps://t.co/43sglD6WTp pic.twitter.com/fVtGJNg73O
盆踊りの戦後史
盆踊りはコミュニティで重要な役割を果たしてきた。盆踊りを通して戦後以降の日本社会が語られる。再生機器の発達により、開催のハードルが下がり、ニュータウンで「新しい伝統」として根付いたことや「無音盆踊り」など技術の発展との関わりも興味深い。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 7, 2022
盆踊りの戦後史https://t.co/Yyh7dTjKkg pic.twitter.com/6iJIC3iEOQ
足摺水族館
女の子と謎の犬...などごく限られた登場人物がするだけのすこし不思議な世界観の日常を過ごしていく物語の漫画を描き続けるpanpanya氏の初期短編集。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 11, 2022
昔の図鑑に使われていたような凹凸のあるカバーの手触りがたまらない。
足摺水族館|panpanyahttps://t.co/xn5geJ2xmJ pic.twitter.com/CNAGzwBPpF
58 Public Spaces in Tokyo Cooperative Design for New Urban Infrastructures
東京のパブリックスペースを収集し解説する図鑑のような書籍。最近の都市開発を概観できる。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 12, 2022
おすすめポイントは管理区分の境界が図示されているところ。
58 Public Spaces in Tokyo Cooperative Design for New Urban Infrastructureshttps://t.co/Nf1uTVpGnf pic.twitter.com/Az0moIzHaS
SOVIET ASIA
中央アジアのソビエトモダニズム建築を集めた写真集。ブルータリズムとイスラム的な装飾が融合したような意匠の建築が印象的。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 13, 2022
まったく人がいない建築と使われている様子が分かる写真が織り交ぜられており、時代から遊離した印象を受ける。
SOVIET ASIAhttps://t.co/HxvEg6qbFW pic.twitter.com/M0lshv2v3M
異形建築巡礼
「妖怪博士の家」と称されるシェルターにまるで廃品の山のようなセルフビルドの住宅、迷路のような館...
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 14, 2022
さまざまな「異形の」建築を「異端の」建築家2人が紹介する連載をまとめた書籍。
人間の想像力の深淵を見ることができる。
異形建築巡礼https://t.co/Qwg2Mc4U5L pic.twitter.com/WlIeHF8Xga
1980-1990 POSTMODERN AGE
ポストモダンと呼ばれることもあった1980年代のプロジェクト194点を収録した書籍。生闘学舎に始まり東京国際フォーラムに終わる、取り上げられるものの多様さが伺える。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 17, 2022
丸太をそのまま使った六角鬼丈氏の「塚田邸」などパラパラ眺めても興味深い。
1980-1990 POSTMODERN AGEhttps://t.co/4GpZk5vYRA pic.twitter.com/eP4Hm1aW40
YZHA 2021
バーチャルフォトグラファー柚葉氏による写真集。すべてVRChat上で撮影された写真で構成される物理本。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 18, 2022
今のところ基底現実に2冊だけらしい pic.twitter.com/u82MtIQwr8
建築の7つの力
建築とは何か。その最初の手がかりとして、建築史家である著者が建築を成立させているさまざまな側面を「連想の力」「数の力」「ゴシックの力」「細部の力」「模倣の力」「地霊の力」「過去の力」に分けて解きほぐしてゆく。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 19, 2022
建築の七つの力|鈴木博之 pic.twitter.com/rkJXo1R1zA
海の上の建築革命
2015年に世界遺産に登録され、注目を浴びる「軍艦島」。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 20, 2022
著者の博士論文をもとにし、貿易の要として発展する長崎で炭鉱事業に乗り出したグラバーから三菱の時代までの現在の軍艦島への形成過程を鉱業・造船・土木・建築という視点で追っていく。
海の上の建築革命|中村享一https://t.co/gzjBLwyuBh pic.twitter.com/9yLpEmqNHm
建築趣味 BRUTAL JAPAN
近年、世界中で再評価されている、コンクリート打ち放しなどの即物的なデザインを特徴とする「ブルータリズム」。本書は国内のブルータル建築を収集した写真集。主要な建築メディアで紹介されたものだけでなく、さまざまな地域で豊かな造形が試みられたことが実感できる。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 21, 2022
建築趣味 BRUTAL JAPAN pic.twitter.com/QF7nYx2zEV
Re:collection
バーチャルフォトグラファーによる写真が展示されているVRChat上の写真館「Re:collection」。本書は、同館の第一期の展示写真からセレクションしたものを収めた写真集。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 22, 2022
バーチャル空間上で生まれたものを物理本とすることで記憶を残すことを意図したプロジェクト
Re:collection|Rocksuch(発行者) pic.twitter.com/BlJ7OQ5af0
Holz Bau
福島加津也+冨永祥子建築設計事務所による近代初期のドイツ木造建築のリサーチの書籍化
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 24, 2022
1930・40年代頃にドイツの木造技術が日本で紹介された事実からスタートし、現地調査の上、写真に図面、漫画などさまざまなメディアを使って多角的に紹介が試みられている
ホルツ・バウhttps://t.co/bibhvGaqvw pic.twitter.com/Lf3cCbTZlK
日本の建築・土木ドローイングの世界
コミュニケーションのため、思想を表現するためなどさまざまな役割に応じて描かれる建築・土木ドローイングを集めた書籍。多様さを垣間見れる。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 26, 2022
特に興味深いのは「琵琶湖疎水」や「銀座線」など土木のドローイングも収録されている点。
日本の建築・土木ドローイングの世界https://t.co/zE1k8GrGhv pic.twitter.com/Nm1oyXNce5
中銀カプセルタワービルの復刻版パンフレット
1972年に竣工した中銀カプセルタワービルのパンフレット復刻版
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 27, 2022
生活構造の流動化の観点から「ホモ・モーベンス」を唱えた黒川紀章が提案した個人のための空間。個人の空間と言いつつ「ビジネスカプセル」。初っ端に建築家が登場するという構成も興味深い。
中銀カプセルタワービル復刻版パンフレット pic.twitter.com/5RVTKVPAji
UFO Drawings from The National Archives
ウィンストン・チャーチルの命によってイギリス国防総省が秘密裡に集めたUFOの目撃録からセレクションし、収録した書籍
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 28, 2022
写真だけでなくスケッチも入ることにより、人びとがそれに抱いた「イメージ」も感じることができ、興味深い。
UFO Drawings from The National Archiveshttps://t.co/tpFDVpEepd pic.twitter.com/0OJI1G8TPH
Dreamscapes & Artificial Architecture
近年SNS上で見られるようになった建築的イメージを集めた書籍。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) January 31, 2022
「ドリームスケープ」と名付けられるように、現実を模倣しつつもどこか現実から遊離した表現は新しい美意識のあり方として注目されている。
Dreamscapes & Artificial Architecturehttps://t.co/X55NWPDZWQ pic.twitter.com/CuBU8ezaXO
S,M,L,XL
1995年時点のレム・クールハースとOMAの活動の集大成となった書籍。1000頁を超え、本だけで自立してしまう分厚さ
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 1, 2022
また、スケールに従って構成されたスクラップブックのような構成や「小説」という枠組みを使って建築の解読を試みるなどさまざまな挑戦がされている
S,M,L,XL https://t.co/lpDpxsasgA pic.twitter.com/UmTmw043Tz
日本のZINEについて知ってることすべて
日本の1960~2010年代までの自主制作出版を集め編纂した書籍。商業出版では生まれ得ない多様な表現活動を知ることができると共に現在も続くZINEの文化からは印刷文化の蓄積と力強さを感じることができる。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 3, 2022
日本のZINEについて知ってることすべてhttps://t.co/Jko6SmrSLq pic.twitter.com/0H8Dsz8T9S
Grid systems in graphic design
現代グラフィックデザインの基本書として知られている著作の邦訳版。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 4, 2022
グリッドシステムを利用したデザインの基本を事例を交えながら解説。比率的な視点でのデザインの構造の基本を学べる。空間デザインに言及しているのも興味深い。
Grid systems in graphic designhttps://t.co/yALZSqnruS pic.twitter.com/V2wRCwdeV4
ソニァール―毛綱毅曠対談集
独創的な建築作品を多く残した毛綱毅曠の対談集。諸星大二郎やガウディなどオっとなるメンバー。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 7, 2022
「私、ガウディと申します。」から始まるガウディ対談がどことなくシュールで良い。
途中挟まる図版も見ごたえあり。
ソニァール―毛綱毅曠対談集https://t.co/nkYTLPQZq7 pic.twitter.com/KW24Tgs3PU
門司港ホテル アルド・ロッシ 内田繁
福岡に建つ「門司港ホテル」を1冊にわたって紹介する本。終着駅であり港町として栄えた門司港に建ち、海との関係が意識された、この建物のことをロッシは「門司の鮫」と呼ぶ。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 9, 2022
印象的な写真と共にその存在感を余すところなく伝える。
門司港ホテル アルド・ロッシ 内田繁https://t.co/zBwyeIgmW2 pic.twitter.com/KycI5PzM3q
アニメ建築
『機動警察パトレイバー』『攻殻機動隊』『ヱヴァンゲリヲン』など建築・都市の描写が印象的な作品の背景美術を集めた本。ドローイングのほか資料写真も掲載され、それらの描写が基底現実の風景からも影響されていることが分かる
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 10, 2022
アニメ建築https://t.co/QsKnIfcp2o pic.twitter.com/BiSmbKAsDE
日本の都市空間
日本の歴史的都市の事例を形態学的なアプローチで分析した書籍
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 15, 2022
「かいわい」「見えがくれ」など西洋の都市とは異なる日本固有の形成・構成を見いだしているのが特徴。磯崎新らが参加した「都市デザイン研究体」による1963年『建築文化』の特集を元にしている
日本の都市空間https://t.co/s0fCnMomdk pic.twitter.com/T4yLz2RK1L
集落の教え100
建築家・原広司がライフワークとした集落調査を通して得られた空間デザインに関する100の教えをおさめた書籍。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 16, 2022
実例を交え、キーワードとそれに対応した簡潔なセンテンスで空間デザインにおける重要なエッセンスを伝える。
集落の教え100https://t.co/md6JGGbZ0W pic.twitter.com/m47bS3gy5v
誰が音楽をタダにした?
サブスクが一般化し、今や日常生活で目にする機会は少なくなったCD。本書はmp3の生みの親、大規模音楽リークグループ、大手レーベルのCEOの3つの群像劇を絡ませながら、音楽の届け方の主流がCDから移り変わっていった時代を描き出す。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 17, 2022
誰が音楽をタダにした?https://t.co/wTNxOe4A7J pic.twitter.com/DULkEjW78r
Aldo Rossi: The Sketchbooks
日本ではホテル・イルパラッツォなどで知られる建築家アルド・ロッシのドローイング200点あまりをおさめた作品集。しっかり描き込まれたものからラフスケッチまで多くのドローイングを残したロッシの思考の足跡を辿ることができる。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 18, 2022
Aldo Rossi: The Sketchbookshttps://t.co/phqgT2Jezi pic.twitter.com/HKzCetsCiQ
SUPERSTUDIO & RADICALS
1960年代後半から活動した5人組の建築家集団・スーパースタジオの作品集。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 21, 2022
地球上をグリッドが埋め尽くしていく物語を描いた「コンティニュアス・モニュメント」など、物語を使って描かれた誇大妄想的なドローイングは後世に影響を与えている。
SUPERSTUDIO & RADICALShttps://t.co/KeGnpnUtoj pic.twitter.com/n81H2C0SpK
メディアとしてのコンクリート
今や当たり前に存在し背景化している「コンクリート」という素材。その実、この材料は時代、文化によって認識のされ方が異なったりしている。本書はそうした建築素材の多面性をさまざまな視点から解き明かしていく。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 22, 2022
メディアとしてのコンクリートhttps://t.co/w5G4rQIeLr pic.twitter.com/PmRvM8jX5W
Hackability of the Stool スツールの改変可能性
アルヴァ・アアルトの名作椅子「Stool 60」にささやかな機能を付加し「改変」することで新しい可能性を模索するプロジェクトをまとめた書籍。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 24, 2022
改変された100の椅子の写真と330のスケッチが収録され、眺めるだけでも楽しい。
Hackability of the Stool スツールの改変可能性https://t.co/ybUxlHAYM1 pic.twitter.com/Xwm5teHJlF
風景の中の階段
佐賀県立博物館など多くの名作を残した建築家・高橋靗一の作品集。構法的な実験と豊かな造形が魅力的だが、本書はその中でも「階段」に着目して作品を紹介。建築の中に劇的さをもたらす要素として階段を捉え、それがどう風景を創造していくのかが垣間見える。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 26, 2022
風景の中の階段https://t.co/I1pUNU5j7K pic.twitter.com/TKX8T7bscI
世界の名建築解剖図鑑
古代から近代までの、ヨーロッパを中心とした西洋建築のディテールについて図解した本。写真とイラストで丁寧に解説されているので、観光用ガイドブックとしても使えるほか資料集としてももってこいの一冊。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) February 28, 2022
世界の名建築解剖図鑑https://t.co/KsDKV0bqWV pic.twitter.com/skEgsbDUho
現代住宅研究
塚本由晴・西沢大良の2氏が20世紀後半に発表された建築家の設計の住宅を批評していく。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) March 1, 2022
「この本の使い方」という文章から始まるのは「現代住宅をリストアップすること」がまず目標となったという本書の性格が感じられ興味深い。1/400で統一された図面も見所。
現代住宅研究https://t.co/IO9N9IGGAp pic.twitter.com/77PjivrRJx
物質試行49
建築家・鈴木了二の作品集。氏の特徴は自身のプロジェクトを分け隔てなく「物質試行」としてナンバリングしていく点
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) March 2, 2022
実際、頁をめくると建築だけでなく廃墟めいた写真などおよそ建築の作品集とは思えない。また本書自体も「物質試行」の1プロジェクトとされている
物質試行49https://t.co/qwlmftcbRo pic.twitter.com/MmimpXeyAD
メタアーキテクト / 建築家の解体
楽しみな2冊を読みます。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) March 3, 2022
メタアーキテクト 次世代のための建築https://t.co/DYyEEwV48V
建築家の解体https://t.co/R1UZp5vjWD pic.twitter.com/7JcLQZZjsB
巌窟ホテル写真集
新井英範氏による「巌窟ホテル」の写真集。高橋峯吉が21年をかけてコツコツと掘り進めつくり上げたという。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) March 4, 2022
原始的な建築形式と不思議な装飾群が目を引くが、実物は既に崩壊が進み見ることが難しくなっており、本書はその存在を後世に伝える貴重な資料ともなっている
新井英範写真集『巌窟ホテル』 pic.twitter.com/Fhfivg8JEg
名古屋渋ビル手帖 第4号
2011年から活動を続ける名古屋渋ビル研究会による冊子。
— FUKUKOZY/Fukuda Koji (@hukukozy) March 7, 2022
名古屋に散在する「渋ビル」を紹介する活動、その多くは高度経済成長期に建てられたもので窓の造形やタイルなど共通する建築言語を持つことが特徴。
第4号となる本書は名古屋西部を特集。
名古屋渋ビル手帖 第4号https://t.co/pW2hCAEyPI pic.twitter.com/c6V1ViLmcq
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