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【前編】行動力に溢れ、様々なご経験からファッションに関わる〜パーソナルスタイリスト「福元彩」さん〜

こんにちは、フクコトバのRYOです!

私たちフクコトバが、実際にインタビューをさせて頂き「ぜひみなさんにご紹介したい!」と思った方をご紹介するシリーズ「〇〇さんのフクコトバ」です!

〜「〇〇さんのフクコトバ」とは〜
主に、ファッション関係のお仕事をされている(もしくはご経験された)方に対して、ファッションに興味を持ったルーツや、お仕事の内容等についてインタビューをさせて頂き、そのインタビュー内容を記事にして、ご紹介しています。
ファッションに興味のある方、ファッション関係の仕事に興味のある方は、なかな世間一般では聞けないお話がたくさんありますので、ぜひお楽しみ下さい!!

〜「フクコトバ」とは〜
私たちが、ファッション(衣服)には、「花言葉のように、言葉にならない想いを伝える役割がある」と思いつけたコトバです。
この記事では、ファッションに関わる方の「ファッションを通したコトバ(想い)」をお届けします!


今回インタビューをさせて頂いたのは、現在パーソナルスタイリストとして活動されている「福元彩」さんです!

様々なご経験をされている「福元彩」の幼少期から、お話をお伺いしております!!

パーソナルスタイリスト「福元彩」さん


それではどうぞ!!

(zoomインタビュー実施:2021年10月16日)


①ファッションを好きになったキッカケ


パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
はじめまして。福元です。
よろしくお願いします。
フクコトバ「RYO」
はじめまして。よろしくお願いします。
今回は「mitoko.komatsu」さんからご紹介いただきまして。
インタビューをお受けくださり、ありがとうございます。
「mitoko.komatsu」さんとは、noteをキッカケにお知り合いになられたんですよね。
実際に対面でお会いになったりしているんでしょうか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
zoomではお話しさせて頂いてるんですけど、実際にはまだお会いできてなくて。
今月ちょっとバタバタしてるんで、来月あたり「mitoko.komatsu」さんのサロンにお邪魔しようかなと思っています。
フクコトバ「RYO」
そうなんですね。
めちゃくちゃいいですね。
先日「mitoko.komatsu」さんとお話させて頂いたときに、「福元さんは面白い活動をしてるよ」と教えていただきまして。
それから福元さんのnoteの記事やstand.fmの配信を拝見、拝聴させていただきました。
とてもトークがお上手ですよね。何処かで練習されたりしたんですか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
え?本当ですか?
全然そんなことないですよ(笑)。
stand.fmはnoteに書いているものを読んでいるだけなので(汗)。
もしかするとユニクロで働いてた時の朝礼で、毎日みんなの前で喋べらざるを得なかったので、慣れていたりはするかもしれないですね。
フクコトバ「RYO」
なるほど。そこで鍛えられてた話術ということですね。
「mitoko.komatsu」さんから、インタビューの概要をお聞きしているかもしれませんが、時系列に沿って進めていこうと思っています。
福元さんがファッションに興味を持つことになったキッカケや、今までどういうお仕事をされてきたのか、どんな想いで取り組まれてきたのか、色々とお話をお伺いできればと。
アパレル販売員として10年近く勤められて、その後に服飾インストラクターをやられて、次に撮影スタジオでお勤めになられて。
そして現在はパーソナルスタイリストとして、今年の6月から活動されているというのが大きな流れですよね。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
服飾インストラクターっていうのは資格を取ったっていうだけですね。
それでもって活動をしていたというのは特にはなく、服飾に関しての基礎的な知識を持っていることを証明してくれる資格なんですけど。
その資格を活かして何かをやってたとかはないです(笑)。
フクコトバ「RYO」
そうなんですか。
インストラクターの資格だと、パーソナルスタイリストとしての仕事に役立ちそうな気がしますが。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
「何か資格があれば何か有利なんじゃないかな?」と思って、色々と服飾系の資格を調べていた時に一番最初に出てきたやつだったんです。
私も詳しく調べてなかったんですけど、実際やってみたらなんかもう本当に基礎の基礎で。
アパレルの販売員を経験している人なら誰でも知ってるよみたいな。
例えば靴のトゥの形で、これをスクエアトゥ、ポインテッドトゥって言います、とか。
あとは襟の形はこれこれで、、、、、のような基礎的な知識が得られただけで(苦笑)
フクコトバ「RYO」
そうなんですね。
やっぱり現場での実践が一番の糧になるんですね。
幼少期のお話からお聞きできたらと思っているのですが、そもそもファッションを好きになられた何かキッカケなどありますでしょうか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
事前にインタビュー質問事項を頂いてたので、色々と考えたんですけど…これといったキッカケというのがあんまないなと思って(笑)。
でも母親曰く幼稚園の時から自分で服を選んでいて、母親が選んだ服でも気に入らなかったらもう絶対着なかった、っていうのを言っていたので、物心ついたときから好きだったんでしょうね。
フクコトバ「RYO」
幼稚園の時って、女の子でもお母さんとかに選んでもらった服を着てるっていうイメージですよね。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
すごい生意気な幼稚園児だったみたいで(笑)
フクコトバ「RYO」
じゃあ小学生の時とかは自分で服を選んで、通学されていたんですね。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
もちろん(笑)。


②目立つことが好きだった子ども時代


フクコトバ「RYO」
その頃に好きだったファッション、洋服のジャンルはどういったものだったのでしょう?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
それで言うと、高校生の頃からはがっつりアムラー世代なので、もう安室ちゃんが大好きだったんですよ。
なのでファッションのお手本は安室ちゃんという感じでした。
リスペクトし過ぎで私も歌手になりたいと思って、高校卒業してすぐに、芸能事務所のレッスン生みたいな感じで、歌とかダンスとかのレッスンに通っていたぐらいに安室ちゃんを大リスペクトしてて。
1年ぐらいですぐ辞めちゃったんですけど。
フクコトバ「RYO」
人前に出ることが苦にならないタイプだったんですかね?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
根が目立ちたがり屋なんでしょうね(笑)。
フクコトバ「RYO」
中高の部活動もそういった目立つようなことをされていたんですか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
部活は普通に運動部で、中学校の時は陸上やっていて高校の時は器械体操でした。器械体操とかも基本的に人に見せる競技だから、好きだったんだと思います。
フクコトバ「RYO」
ではその頃の経験が、今のパーソナルスタイリストさんとして、自分をブランディングしていくみたいなところでも役立っておられるんじゃないですか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
どうなんだろう?
どういう風にみせたらいいのかなとかって言うのは考えますけど…
具体的になんか成功しているのかわからないですね(汗)。
フクコトバ「RYO」
高校卒業後はその芸能スクールに1年間通われていて、専門学校や大学には進学されなかったということでしょうか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
そうですね。
高校卒業してすぐに働き始めて、働きながらレッスンに通っていたという感じでしたね。


③家電販売、歯科助手、受付、事務、などを経てアパレル販売へ!


フクコトバ「RYO」
その一社目がユニクロになるという事ですかね?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
そうじゃないです。
最初に働き始めたのは家電の販売で。結構職業を転々としていたんですよ。家電の販売の後は歯科助手で働いたりとか、その次にカード会社の受付で、カウンターでお客さんの事務処理をしていました。
そしてその後にムラサキスポーツに入って、そこからアパレルの販売ですね。
フクコトバ「RYO」
高校卒業の時点では、ファッションがお好きだという気持ちはありながらも、お仕事にしようとまでは思われなかったということでしょうか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
最初はそうですね。
仕事をするってなった時点では、もうとにかくファッションの仕事をしたい、みたいな感じではなかったですね。
フクコトバ「RYO」
色んな分野の経験をされているんですね。
家電の販売、歯科助手、カード会社、ムラサキスポーツとお仕事を移られていったとのことですが、今思い返されて楽しかったことや思い出深いことってあったりしますか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
ファッションに通じることでいうと、やっぱりムラサキスポーツですかね。
ムラサキスポーツが一番始めのアパレル販売だったのもありますし、それがキッカケでボディーボードや波乗りをやるようになって、ファッションのテイストもサーフ系に変わったりして。
それまでは【JJ】や【ViVi】を毎月買って、実家から月1くらいで東京に服を探しに行ってたりしてたんです。
フクコトバ「RYO」
ムラサキスポーツでの経験が、そこからファッションの仕事へ踏み込んでいくという、福元さんにとって大きな転換期だったのかもしれないですね。
ムラサキスポーツにお勤めになられて、その後にユニクロに移られるという流れですか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
そうですね。
最初は地元のムラサキスポーツで働き始めたんですけど、途中で違う店舗に移って、その後ユニクロで働き始めました。
フクコトバ「RYO」
ムラサキスポーツで店舗が変わったのは何かあったのですか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
当時一緒に働いてた上司の方が、休みの度に波乗りにいっている私を見て、「サーフスポットの真ん中にある店舗にスタッフの空きが出てるらしいから、そんなに好きなら行ってみれば?」と薦めてくれて。
それで今の自宅の近くにある、海沿いのムラサキスポーツで働くことになったんです。
その後、体調崩して入院したりとかしたので、一度ムラサキスポーツを辞めて、近くに新しくオープンするユニクロで働き始めたという流れですね。
フクコトバ「RYO」
良いタイミングで違う店舗に映ることができたんですね。
そこからユニクロは10年ぐらいそこで働かれたという事ですかね?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
ムラサキスポーツとユニクロを合わせてトータルで10年ですね。
フクコトバ「RYO」
ムラサキスポーツから同じアパレル販売のユニクロに選ばれたということは、やはりファッションに関わる仕事が楽しかったという事ですかね?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
そうですね。大変でしたけど楽しかったですね。
フクコトバ「RYO」
ちなみにどういうところが大変でしたか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
ユニクロはオープニングスタッフとして入ったので、最初まずお店立ち上げの時がとても大変でした。
どこの企業でもそうだと思うんですけど、開店前の準備が凄くい時間もかかるし、お客さんと接して販売してやり取りができるような期間じゃなくて、単純な肉体労働や他のお店での研修に行ったりで、体力的に大変でしたね。
フクコトバ「RYO」
オープニングスタッフってすごく大変そうですよね。
既にある店舗とは違って、0から積み上げていくものだと思いますし。
そこでの経験はかなりプラスにも繋がったのではないでしょうか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
そうですね。
オープン準備からオープニングまでの何日間かは、死ぬほど人が来るんですよ(笑)。それまで接客販売を散々やってきたつもりだったけれど、「何だこのお客さんの量は?」みたいな(笑)。
人がホントたくさん来るので、あれを経験してしまうと、別になんかもう何でも来いみたいな感じになりましたね(笑)。
フクコトバ「RYO」
大変だったことをお聞きしましたが、ユニクロで5年間働かれて、お客様とのやり取りやスタッフ間のコミュニケーションの中で、楽しかったことや思い出深い事など何かありますか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
そうですね。
お客様とのやり取りだと、自分がそのお客様に似合うと思ったものをお勧めして喜んでいただけた時や、お客様ご自身が気づいていなかったような、自分であまり選ばないものをお勧めして、気に入ってもらえたりした時はすごく良かったなぁっていうのを、今でも覚えてますね。
フクコトバ「RYO」
そのようにお客さんと接客をされているとき、ご自身で意識されていたことはありましたか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
その方が何を望んでいるのか、どういったものを欲しいと思っているのか、何に使うものなのか、お客様が求めているものを聞き出すことを大事にしていますね。
しっかりヒアリングができないと、的確なおすすめができないので。
それが今のパーソナルスタイリングの仕事に活きているなとは思います。
フクコトバ「RYO」
本当にそうですよね。
ユニクロだとスタッフの方が、ほかのセレクトショップと比べてコンタクトを取ってくる印象がないんですけど、その中で相談をしながらお話をしながら買い物ができるってなると凄くお客さんとしても嬉しいなと思いますし、福元さんのファンみたいな方もおられたんじゃないですか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
うーん、いたかなあ(苦笑)?
でも仰っていただいたようにユニクロは会社の方針として、ヘルプ・ユア・セルフを掲げているんですよね。
お客様から見てもわかると思うんですけど、ガツガツ接客しに行くのではなく、基本的にポップなどを見て、お客様が自分で欲しいものを選べる状態に売り場をしておいて、必要な時に販売員が手助けをする。
それが基本方針なので、しつこくならないようにということも意識してしたところかもしれないです。
フクコトバ「RYO」
会社の考え方の中で、いかに自分としてお客様に話をするか、ヒアリングをするかという微調整はかなり難しかったんじゃないですか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
経験というか、やっていく中で身についていたのかもしれませんね。
フクコトバ「RYO」
そうですよね。
ユニクロはどちらかと言えば機械的で、レジもセルフレジになっていたり、非接触で人との会話がなくても買い物できる場所になってきていますよね。その環境でお話ができるというのは、アクセントとしてすごく良いんだろうなと思いました。
ユニクロを5年間経験されて、その後にパーソナルスタイリストとして独立されるという感じでしょうか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
ユニクロのあとは、今も勤めている撮影スタジオですね。
撮影フィッター、撮影のアシスタントとして働いています。
モデルさんに服を着せたり、撮影サンプルの準備や返却をするような仕事をしています。
フクコトバ「RYO」
なるほど。ユニクロさんの次にそういったお仕事をしようというところには、どういった思いがあったんですか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
ユニクロで働いてた35歳を過ぎたあたりで、これからの自分がどうしていくのかを考えるようになって。それまでは毎日とにかく波乗りができて楽しければよくて、波乗りがメインの生活をしていたんです。
人生設計も全く考えないで生きていたんですけど、このままでいいのかな?というのを考えた時に、アパレルとか服はすごく好きだけど、販売とは違う形でファッションに携わりたいなと。
そう思って探したんですけど、例えばプレスやバイヤーとかのお仕事って、中途だと経験者のみの募集条件がほとんどなんですよ。承知の上で履歴書とか送ったとしてもやっぱり全然だめで。
そうだよねえ、なんて思いながら探し続けていた時に、たまたま経験関係なく募集しているスタジオのアシスタントのお仕事がありまして。
撮影の現場も興味があったので、応募したら受かって働き始めたって言う感じです。
フクコトバ「RYO」
なるほど。
服を販売するというファッションへの関わり方から、服を撮るという、また違った方面へ進まれたんですね。
それまで勤められていたムラサキスポーツさんやユニクロさんと比べて、取り扱う洋服も含めて仕事内容が大きく変わったと思いますが、実際にはどうでしたか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
当時は撮影現場自体がどういう場所かよくわからず、新しく覚えることも沢山あって大変でした(汗)。
仰ったとおり、それまでは「どうやってこの服を売るか」「如何にお客さんに買って頂くか」が仕事のメインでしたが、そこからは「如何に洋服を綺麗に、魅力的に見せるか」に変わりました。
モデルさんに着てもらうにしても、トルソーに着せるにしても、販売とは着せ方から全然違ったんです。
フクコトバ「RYO」
僕の勝手なイメージかもしれませんが、そういったアシスタントの方たちの仕事ってとてもハードではないですか?
荷物をたくさん持って、いろんな場所に移動して。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
確かに体力的には大変な仕事ですね。
私の場合は撮影スタジオ専属のアシスタントなので、カメラマンさんが日替わりで色んな方が来られたりするのですが、スタイリストさんのアシスタントのように現場が色々変わるということはなかったですね。
ただ撮影するサンプルの服の量が多い時期だったりすると、服にずっとスチームを当て続けなくちゃいけなかったりするので、「これ何時に終わるんだろう、、、、?」みたいな状態になってます(苦笑)。
フクコトバ「RYO」
大変ですね(笑)。
お話にありました通り「服を販売する」というところから、「どうやって服を魅力的に見せるか?」ということに仕事が変化していったとのことでしたが、その中で福元さんが撮影スタジオのアシスタントとして意識されていることはありますか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
販売でもそういった面はあるんですが、撮影スタジオではより一層チームプレーであることを意識して仕事をしています。
カメラマンさんとモデルさん、そしてアシスタントの連携が上手く取れないと、やっぱりスムーズに撮影が進まないんですよね。
自分1人だけが業務が終わらないならまだいいんですけど、他の皆さんに迷惑がかかってしまうので。
撮影を如何ににスムーズに進められるか、そのための事前準備をしっかりすることをとても考えています。
フクコトバ「RYO」
販売員として勤めていた頃よりも一層、チームで撮影するという意識や入念なシュミレーションが大切になってきたということですね。
その撮影スタジオで働き始められてからは、どのくらい経つのでしょう?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
3年ちょっとですかね。
現在は撮影スタジオの仕事をメインにしつつ、副業の形でパーソナルスタイリストとしての活動をしています。
なのでゆくゆくは、パーソナルスタイリストの方にシフトしてけるよう頑張ってるところですね。
フクコトバ「RYO」
すごく行動力に溢れてますよね。ここまでお話を伺って、色んな場面で思い立ったらすぐアクションを起こされているなと思いました。
パーソナルスタイリストとしての活動でも様々なことにトライされてますよね。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
そうかもしれないですね。
いきなり無茶なことはしませんが、ベースとなるものはありつつ、死なない程度にいろんなことやりまくりますね、やっちゃうかも(笑)。
フクコトバ「RYO」
撮影スタジオと並行しつつ、パーソナルスタイリストの活動も始めようと思われたのは、何かキッカケがあったんでしょうか?
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
ユニクロを辞めるときに、自分できちんと何かビジネスとしてやっていけるものを作りたいな、と思ったのがそもそものキッカケですかね。
でも何の準備もなしに始めるのは難しいから、今の自分に何ができるかを考えていたんです。
それで友達に相談していたときに、スタイリングの仕事を提案されて。
「雑誌のモデルのスタイリングとかは難しいかもしれないけど、ブランドのチラシに載ってる写真のスタイリングとか向いてるんじゃない?」言ってもらったんです。

それまではスタイリングのこととか、スタイリストさんになりたい、という考えが自分の中になくて。
フクコトバ「RYO」
ご友人の一言が、最初のキッカケだったんですね。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
はい。そこからスタイリストのことを調べ始めたんですけど、やっぱり難しいなと。雑誌に載っているようなモデルさんをスタイリングしている人って、20歳くらいの若い時にアシスタントについて経験を積んで、30歳になる頃には独り立ちをする。
それこそ、わたしがスタイリストもいいかなと思い始めた30歳後半になってくると、独立して名前もそれなりに売れている、というのが通常の流れなんですよ。なので通常のやり方でスタイリストになるのは難しいと思ったんです。
フクコトバ「RYO」
確かにその10年間を縮めてすぐにスタイリストに、というのは厳しそうですね。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
それでもやってみたいという気持ちは頭の片隅にずっとあって。
その頃はまだユニクロにいたので、それこそ友達のアドバイス通りに広報やプレスにかけあってみたんです。
けれど「スタイリストになりたいです!」と手を挙げてできるほど単純な会社のシステムではなくて(苦笑)。
フクコトバ「RYO」
ユニクロほどの大企業ですと、希望者の数も多いでしょうから。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
そのうちにスタイリストになりたいという気持ちより、ひとまず自分で何かやりたいっていう気持ちが強くなってきて。
そこで何をやろうかと考えたときに、自分で服を仕入れてネットショップで販売することにしてみたんです。
ユニクロを辞める少し前から自分でネットショップを立ち上げて、撮影スタジオに移ってからもちょこちょこと運営を続けていて。
フクコトバ「RYO」
すごいですね。
本業とは別にネットショップもやられていたんですね。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
いえいえ(苦笑)。
でもネットショップを基本にしながら、少しずつイベントへの出店依頼が来るようになって、お客様に直接販売する機会も増えてきたんです。
最初は近場や知り合いの小さいイベントに出店して、だんだん大きなイベントに呼んでもらえるようになって。
それこそ湘南で開催されるはずだった大きな音楽フェスに出店する予定もあったんですが、コロナの影響でそれも含め殆どダメになっちゃったんです(汗)。
あとは、大きなイベントに出店できても売上がさほど良くなかったり、自分が想定していた客層と実際のお客さんが違ったりということもありましたね。
フクコトバ「RYO」
なるほど。
コロナも重なって上手く行かなくなっていたんですね。
パーソナルスタイリスト「福元彩」さん
そうなんです。
これはもうちょっと考えなければいけないなと。
「自分でビジネスをやる」までは良いけれど、果たして「仕入れた服を売る」ということが本当にやりたかったことなのか?
そうやって改めて自分と向き合った時に、「やっぱり自分はスタイリングがしたいんだ」ということに気づいて。年齢だとかで言い訳するんじゃなくて、時間がかかるし上手くいくかわからないけど、やってみようと思ったんです。

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【前編】は以上になります!

皆さま、いかがだったでしょうか?

行動力に溢れ、現在のパーソナルスタイリストや撮影スタジオでのご活動をされる前にも、色んなファッションと関わられて来ました。

現在もその行動力を活かして、パーソナルスタイリストさんとしても、様々な取り組みをされています!

後編は、そんな「福元彩」さんの現在のパーソナルスタイリストとしてのご活動についてお伺いしております!

お楽しみに!!

各種SNSでも色んな情報発信をされていますので、ぜひご覧ください↓

「福元彩」さんのSNS各種

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メンバーイラスト作成:Miki Hanyuさん
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「〇〇さんのフクコトバ〜他己紹介記事作成〜」について

ファッション関係のお仕事をされている方へ、私たちフクコトバが、インタビューをさせて頂き、「他己紹介記事」を書かせて頂くサービスを実施しております!!

ぜひ、興味のある方は応募フォームよりご応募ください!!

■インタビュー方法
オンライン、対面どちらでも可能。(対面の場合は、関東圏のみ)
詳しくは応募フォームにてご希望をお聞かせください。

■インタビュー内容
(大枠の質問です。お話の流れによって変更もあります。)
Q:どのような活動をされているのか?
Q:活動をするに至ったきっかけは?
Q:ファッションや衣服に興味を持った経緯や体験談
Q:ご自身や活動でアピールしたいこと

■費用
無料

■所要時間
約1時間程度

■応募フォーム
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■お問い合わせ先
mail:fukukotoba00@gmail.com

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