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病院薬剤師 くすり@ふくろう×いるか
2020年11月30日 12:32
監査といわれるとなんだそれって感じですが、簡単に言えば調剤した薬が間違っていないか確認するという作業です。 それだけと思われがちですが、大切な作業です。もしここで間違えた薬を払い出したら、患者さんは間違えた薬を飲んでしまうことになります。 PTPシートで調剤されたものは数を数えればいいのですが、それだけでなく規格なども要注意です。以前ロスバスタチンの規格が間違っているのを気づかずに患者が
2020年11月19日 07:19
さて、今回は調剤編ですが、調剤は以前に説明した、錠剤などの計数調剤や外用剤、散剤、水剤、軟膏などがあります。 ①薬歴チェックで確認した処方箋は確認済みの処方箋置き場に置かれます。それを調剤担当が調剤する形です。 今回は調剤でも処方箋の種類や、優先順位について触れていきたいと思います。 まずどこの病院もこの対応をしているかはわかりませんが、当院で処方箋は以下の種類があります。1.緊
2020年11月18日 05:54
薬歴チェックとは・・・ 処方箋を受け取り、その患者のカルテを見て間違いがないか確認する作業です。調剤の中で一番薬剤師の専門性を出せるところです。 処方の間違いは意外と多く、1日に何度も疑義照会することも珍しくはありません。 自分の病院では医師が処方箋を入力したら印刷機から出るようになっています。それを取った人が確認するようになっています。 アンサングシンデレラではあまり取り上げ
2020年11月17日 05:12
軟膏調剤は外用調剤で説明したチューブを集めるものではなく、軟膏瓶から処方量を軟膏に詰めたり、混合する作業を説明します。 1.軟膏つぼへ詰める 軟膏へ詰める場合は゛へら ”をつかいます。まずヘラと軟膏つぼを消毒します。そこに軟膏を詰めていきますが、ただ詰めると空気が入ってしまうので、個人的なコツは3段階に分けます。初めに少量の軟膏を取り、軟膏つぼの底の角に軟膏を詰める。こうすることで角に空気が
2020年11月16日 21:44
水剤の計数調剤は基本的に秤取量の計算→秤量→薬用瓶に入れる という感じです。1.秤取量の計算 散剤と計算の仕方は一緒ですが、配合比率が低いのと㎎をmLへ変換しなければいけないので計算がすこしややこしいです。「カルボシステインシロップ 5% 150㎎ 1日3回 3日分」 さて採取量はいくつでしょうか? ここでの5%は 5g/100mlになります。つまり50㎎/ⅿL。1日150㎎
2020年11月11日 22:18
粉薬の調剤業務は比較的手間が多いです。特に小児科の処方が多いところになります。 手順基本的には採取量の計算→秤量→分包とういう順序になります。1.採取量の計算 まず取る前に採取量の計算です。 例えば 「 カルボシステインDS 50% 750㎎ 1日3回 毎食後 5日分」 この場合の採取量はどのくらいか薬剤師さんならわかりますよね。 正解は7.5gです。 話が長
2020年11月10日 06:54
外用剤の調剤は基本的錠剤やカプセル剤の計数調剤と同じです。外用剤にはチューブの軟膏、点眼・点鼻・点耳薬、貼付剤、吸入薬などがあります。 基本的にはどこも「あいうえお順」に並んでいるのではないでしょうか。当院は「あいうえお順」で劇薬は別にしています。 難点はかさばるので在庫をたくさん置けないことでしょうか。 点眼薬は外袋を自分たちで付けなければいけないので、そこが面倒ですね。
2020年11月9日 20:23
患者さんによっては内服薬の種類がたくさんある場合があります。10種類以上ある方も少なくありません。特に高齢な方が多い中で沢山の薬を飲むのは大変ですし、飲み間違いのリスクもあります。 そんな時に使えるのが一包化です😉 これならお薬を飲むのも楽になりますよね。 一包化する際には分包機というものを使います。これは病院によって使用している機械が違うかと思います。自分が使っている分包機はカセ
2020年11月8日 10:57
代表的な調剤業務です。処方箋に記載されている通りに薬を集めます。 新人薬剤師の最初の業務ですね! 例えば・・・ 「アムロジピン錠5㎎ 2錠 1日1回 朝食後 7日分」 ならば、アムロジピン錠5㎎を14錠 「ボグリボース錠0.2㎎ 3錠 1日3回 毎食直前 7日分」ならばボグリボース錠0.2㎎を21錠集めるという形です。 集める際は指さし確認など間違いがないようにしっかりチェ
2020年11月8日 10:30
今回は病院薬剤師の調剤業務について説明していきたいと思います😄 病院・規模ごとにやり方等は違うと思うのでそこはご了承ください😌 これから順次投稿していきたいと思います。ぜひ見て下さい! このページはまとめ用のページです。以下のリンクより飛べます!< 調剤編 >1.調剤業務の種類 ①錠剤、カプセル剤の計数調剤 ②錠剤カプセルの一包化 ③外用剤の計数調剤 ④散剤の