仕事をする上で大事にしている行動指針

先日同僚と1on1をしている中で、
「人も増えてきたし、全社のバリューとは別にエンジニア組織として大事にしたい行動指針があったほうが動きやすくなるかもね」
という話をしていて、そもそも自分が大事にしている行動指針をちゃんと言語化したことないなということに気づいた。ということで、自分自身が大事にしている行動指針を言語化してみた。

※置かれている状況や立場によって変わると思うのであくまで今時点のものです。

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1. 本質を見極めよう

なぜやるのか・やらないとどうなるのか、何かアクションする前に立ち止まって考えたり、表面的に見える課題をそのまま受け取るのではなくその背景にある真の課題は何かを俯瞰して考えたり、事実と解釈を分けて考えるように意識している。

本質の見極めができない = 適切な取捨選択ができない

と言い換えてもいいかもしれない。

（一応お伝えしておくと意識はしているが得意ではない。本質の見極めには、抽象化力、メタ認知力が問われると思っていて、今の自分には足りてないと思っている。なお、身近にめちゃめちゃこの能力に長けている同僚のPdM氏がいるのでいつも良い刺激を受けている）

noteのバリューでいうと、「おおきな視点で考えよう」にも通じるでしょう。

2. 後悔ではなく反省をしよう

これは過去の職場で障害を起こしてめちゃめちゃ凹んでいた自分に対して当時の上司が掛けてくれた言葉だ。それ以来ずっと大事にしている。
起きて（起こして）しまったものはしょうがない、なぜ起きたしまったのかを振り返り、今後起きないためにはどうしたら良いか考えよ。過去ではなく、未来に目を向けよという話。
もし過去の自分と同じように後悔をしている人を見かけたら同じように声をかけてあげたい。

noteのバリューでいうと、「クリエイティブでいこう」にも通じるでしょう。

3. 早く小さく失敗しよう

元ネタは、スタートアップ界隈にいる方には馴染みの深いリーン・スタートアップの原則である、

「Fail fast, Fail cheap, and Fail smart」
 （安く、早く、賢く失敗しよう）

である。

プロダクト開発に限らず、大きな失敗は手戻りが大きくなるし、成功よりも失敗から学ぶことのほうが多いので失敗の数だけ早く成長できる。結果的に成果も早く出ると思っている。（アイディアを煮詰めたり、意見もらったりする手段の一つに壁打ちというものがあるが、壁打ちも早く小さく失敗するための一つの手段だと思っている）

関連する話で、やりなおせる失敗は、失敗ではないという深津さんの記事がとても好きで定期的に見返している。

noteのバリューでいうと、「すばやく試そう」にも通じるでしょう。

4. 自責思考で捉えよう

例えば、自社サービスで実装担当外で障害が発生したときに対岸の火事だと思う方はさすがにいないと思うが、
「○○なチェックをフローに組み込んでおけば起きなかったかもしれない」
「こういう仕組みで解決できたかもしれない」
など、
「自分になにかできることはなかったか」
という視点で動ける人は意外と少ない肌感を持っている。自責思考で捉え、次のアクションにつなげることが結果として全体最適につながると考えている。自分自身全てのシーンでできているかと言われるとそうではないがそうありたいなと。
（他人をコントロールするよりも自分をコントロールする方が簡単というのもある)

noteのバリューでいうと、「つねにリーダーシップを」にも通じるでしょう。

5. 迷ったら困難な道を選ぼう

基本的に怠け者なので、選択を強いられた時は困難な道を選び、ストレッチゾーンに入れるように意識をしている。コンフォートゾーンから抜け出したいと悩んでいる方にはおすすめ。（ただし、家庭を持っている方は用法・用量に注意）

noteのバリューでいうと、「クリエイティブでいこう」にも通じるでしょう。

6. 決めることを恐れない

自分自身何かを決める際に、メンバーの意見を聞いて合議で決めようとする傾向がある。もちろんメンバーからの意見を聞くこと自体は悪いことではない。ただ、本当に合議で決めるべきなのか、自分で決めることをただ恐れているだけなのでないかということを自問した上で、最適な意思決定方法を検討すべきだという話。

ちなみに、こう強く考えるようになったきっかけは、今通っているマネジメントセミナーEmoで「マネージャーは決める人であるという立ち位置で行動できているかを心得よ」と指導されたこと。

noteのバリューでいうと、「おおきな視点で考えよう」、「つねにリーダーシップを」にも通じるでしょう。