なみまのくじら

西洋占星術や動物さんとお話しする仕事をしています。

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かまちょなエレキテル

先日、愛犬の散歩のときに 「日本エレキテル連合」に出会った。 もちろん、本物じゃない。 「それ的なご婦人」だ。 とある踏切付近に、エレキテルはいた。 いや、最初は全く気づかなかった。 駅のそば、 通勤客がまあまあそれなりに増えてくる朝の時間帯。 人の邪魔にならないように、 でも趣味の「におい嗅ぎ」を満喫したい愛犬の不満もたまらない程度に、 バランスをとりつつ、調和をはかりつつ散歩する(大袈裟)。 踏切付近はさらに「電車が来るかもしれない」ということにも注意を向けるので、

    • どうぶっ壊れるか、何をぶっ壊すか

      先日、友人Aと話していて、共通の友人Bの話題になった。 Bはちょっと前にとあることがきっかけで大きな骨折をして入院していて、 先日やっと退院してきた人物である。 Bに会ったという友人Aは 「太ってたよ〜、こんな」 とおなかの前で手を前方にまん丸く動かして 「ベッドにいなきゃいけないって、枠にはめられるとああなるんだね」 と納得したように言う。 たしかに、Bは落ち着きがないと言うかなんというか いつもずっと動いているようなところがあって、 例えば渋滞にはまるのも嫌で(止ま

      • 悔しさと切なさと心強さと

        米粉で玄人跣のパンを作る友人が、 新しくできた米粉専門のベーカリー行って 美味しさとその技術の高さに「悔しくなった」とSNSで書いていて。 自分にも似たような経験があるな、と思い出した。 自分と似たジャンルでいい仕事をする人を見ると、悔しいってあるよね。 しかもああなりたいとか あいつめ、上手くやりやがって、とか そういう下世話な感じじゃなくて、 あーーーーー。 って。 悔しいーーー。 って。 うらやましい、とも違うんですよね。 羨ましくて悔しいわけじゃない。 もう完全

        • キライって言える

          今期、第1話をみてはまってしまったドラマがあって。 持続可能な恋ですか、という上野樹里さんや松重豊さんご出演のもの。 ヨガインストラクター役の上野さん。 最初のシーンが素敵な湖(実際は芦ノ湖らしい)のほとりで 静かに座って瞑想しているかのような上野さんの後ろ姿で、 でもハッと現実に戻ると実際は自分の雑多な部屋の中で座っていたという…。 そこから始まって、 その後も生徒さんの前ではヤマニヤマ(八支則:ヨガの世界にある「やってはいけないこと」と「やるべきこと」の教え)を説きな

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        かまちょなエレキテル

          ぼんやり見ている

          私は良くも悪くもほとんど人の顔を覚えない。 仲のいい人は、わかる。 何度も会ううちには、覚える。 それはできる。 だけれど、なにかのときに一緒にいる人に 「あ、あの人あそこのカフェの店員さんだね」とか 「〇〇さん?あ、あのメガネかけてる人でしょ」とか いわれると、 頭の中に???がいっぱいになる。 そんなに、顔、覚えてる?と思うからだ。 そのカフェには、行ったことはある。 なんなら、わりとよく行く。 〇〇さんにも、この前会った。 でも、メガネしてたっけ? そんなふう

          ぼんやり見ている

          たゆたう

          波間にたゆたう くじらの背中 ブロウの靄の向こう側には あのパライソが見えるという 波間にただよう くじらの尾ばね ぴちゃんと軽くひと打ちすれば しぶきにディオスが浮かぶという くじらのたゆたう たゆたうくじら