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2021年映画ベスト16 1位は『あのこは貴族』!

作り手が押し付けてくる〝感動〟をうっとおしく感じちゃう1年でした。

俺がどう思うかは俺が決めたい。

選んだのは自由で広がりがあって凝り固まった自分を揺さぶりほぐす映画たちです。

2021年映画ベスト16

①あのこは貴族

②ドライブマイカー

③くじらびと

④ONODA一万夜を越えて

⑤花束みたいな恋をした

⑥スーパーノヴァ

⑦子供はわかってあげない

⑧偶然と想像

⑨逃げた女

⑩ラプソディオブcolors

11 インザハイツ

12 すばらしき世界

13 テーラー人生の仕立て屋

14 shari

15 オクトパスの神秘海の賢者は語る

16 きこえなかったあの日



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①(あのこは貴族)を1位にしたい気持ちが年末まで保たれた。完璧。

③(くじらびと)の圧巻圧倒。

④(ONODA)の客観と共感。

めちゃくちゃなことを言うと③④も実質1位。

なのに②(ドラマイ)が謎のエネルギーで割り込んできたわけ。②はホント無理。。理解不能なレベル名作。。

⑤(花束)は年末に出てきた似たような題材の「雰囲気エモ映画」と比較してさらに格を上げましたね。

⑧(偶然と想像)もまた濱口監督作。2本目(扉は開けたままで)のラストがなんであんななのかが解せなくて8位に。「もう一度」単独なら4位。

⑨(ラプソディ)物語や感動に消費されない登場人物たちが同じ人間としてエネルギーをもらえる。

15(オクトパス)の特異性もむしろ生命への賛歌。

16(きこえなかった)の問題提起と解決への光。

ドキュメンタリーと劇映画の〝間〟をむすんだ13(Shari)。

⑥(スパノヴァ)⑦(子供は)11(インザハイツ)の作劇の素晴らしさ。

⑨(逃げた女)の映画というものの自由さ。

12(すばセカ)、13(テーラー)の作り手による観客への信頼。

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