「笑えよ」という圧力 映画『笑いのカイブツ』
「笑いのカイブツ」って言葉って10数年前くらいだったら
20時とか21時からの民放お笑い番組のタイトルになっていてもおかしくないくらいに
ポップにも感じられたと思うんですけど、
今や「笑いのカイブツ」って自然と恐怖や狂気を感じる言葉になってしまってると思います。
「笑い」ってのがノーテンキなものではなくて、
ある種の脅迫のような、
支配構造を押し付けてくるような、
暴力的な一面も「笑い」には感じられるようになってしまったと思います。
「お笑い」の権威が揺らいでいる昨今、