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実務家会計士が教える!EXCELを使った業務効率化

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企業内会計士として上場会社3社で10年超、経理部長・経営管理室長を歴任|経営管理が専門| EXCELやGoogleスプレッドシート、会計ソフトを使った業務効率化も得意|大手監査法…
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#note初心者

エクセルの理解がDXに通じる!

はじめまして、公認会計士の福原俊です。 数字を司る経理・財務・経営管理などの部署が連携しあい、経営層に向けて適切な数値を、タイムリーに渡すことを考えている方を対象に、excelやGoogleスプレッドシートを使った情報共有や業務効率をまとめていきます。 昨今DXという言葉を聞きますが、いきなりDXではなく、まずは自分の身近なexcelやGoogleスプレッドシートを使い、業務体系の整理や仕組みの構築をしていくことが、結果DXに通じると考えています。 是非見てください。

毎回同じ仕訳を作成して面倒くさくありませんか?!登録を簡単にする3つのコツ【freee】

公認会計士の福原俊です(https://fukuhara-cpa.jp)。 会計システムに仕訳を登録しているときに、こんなことを思いませんか? ・毎回同じ仕訳を作成して、時間が同じくらいかかるから短くしたい ・仕訳作成後のチェックを少しでも短くしたい 今回は、毎月同じような仕訳を作成する場合に、仕訳作成時間やチェック時間を短くするための3つのコツをまとめています。 1、毎月入力している仕訳を洗い出すまずはいつも入力している仕訳にどんなものがあるかを洗い出してみましょう

数字のチェックを忘れることありませんか?!IF関数でチェックの仕組みを構築

今回はデータを反映するときに、IF関数や条件付き書式を使って漏れなく、正確にできているのかを確認するときのポイントをまとめてみました。 このような悩みはありませんか?「あとで確認してみたら、データがおかしかったことがある」 「データを貼り付けたら、データベースに一部反映漏れがあった」 「データを別シートから参照したが、一部参照できていなかった」 と作成されたデータを反映するときに、漏れなく、正確にできているかに悩んでいる方はいらっしゃると思います。 今回は、関数など

部署が複数 あるときにVlookup関数がうまく使えない! AND関数をうまく使う

こんにちは、公認会計士の福原俊です(https://fukuhara-cpa.jp)。 複数条件があるときにエクセルのVLOOKUP関数を使うと、 「VLOOKUP関数を使おうと思って、検索値を指定したが、複数の事業部で、同じ勘定科目があったので、検索されなった。」 「会社がたくさんあって、使っている勘定科目が同じのため、VLOOKUP関数がうまく使えなかった」 など、VLOOKUP関数がうまく使えなくて困っていることはありませんか? 今回は、複数条件がある場合に、

過去のフォルダがいっぱいで見つけるのに時間がかかりませんか?!一つのフォルダに集約して、作業時間を短縮

公認会計士の福原俊です(https://fukuhara-cpa.jp)。 わたしが実務でやっていたことをまとめています。 今回はフォルダを作ってそのままにしている方向けに、過去のフォルダをひとまとめにすることをまとめました。 みなさん、資料を作成して、フォルダに保存したら、そのままにしていて、「見たい資料がどこにあるんだろう?」 「スクロールに毎回時間がかかるな!」 とお悩みの方にむけてまとめました。 わたしも、結果的に過去10年くらいのフォルダをそのまま同じフォルダに

フォルダを階層化するだけ!コストをかけずに全作業時間を削減

公認会計士の福原俊です(https://fukuhara-cpa.jp)。 今回はフォルダを階層化して、体系化をすることについてまとめてみました。 フォルダの階層化をまとめようと思ったのは、以前こんな経験があったからです。 フォルダをみたらビックリ!みなさんもこんな経験ありませんか? 共有サーバーに個人名フォルダがたくさん! この人だれですか? 「なつかしー?!」前にこんな人もいましたね! そうなんです! 個人名フォルダがたくさん並んでいる。そして、今はもういない方

新しいことから再発見!会計ソフトfreeeからの業務改善ネタ

会計士の福原俊です。 独立をして、会計ソフトを使いはじめました。 excelなどの生産性アップを書いていますが、会計ソフトを使って始めたら、「excelなどと同じように、生産性アップに役立つな!」と思い、こちらもまとようと思いました。  会計はわかるのですが、クラウド会計やfreeeの考え方がはじめはわからなくて、四苦八苦しています。  しかし、使いはじめてわかってきたのは、データで情報のやり取りをして、手作業を少なくし、業務を効率するだけでなく、いろいろな経営管理資料か

効率を大きく変える!経理の仕組み設計 3つのルール

公認会計士の福原俊です(https://fukuhara-cpa.jp)。  今回は、会計システムfreeeを使いはじめて、最初の業務設計をしたときの考え方をまとめました。 会計システムを使う場合に共通する内容です。 いかに会計システムに入れるまで業務設計がポイントになります。 新しくやってみたことから、従来のことを見直すきっかけになりました。 excelなどの仕組みを整理整頓することと根っこのところでは同じですので、今回はfreeeを使って、業務効率化についてまとめて

手作業をなくして効率を大きく変える!仕組み設計の3つのコツ

こんにちは、公認会計士の福原俊です。 今回も手作業をなくして、全体作業時間の短縮についてまとめました。    前回はデータベースを作成するところまで書きました。 今回はデータベースからアウトプット資料までのデータのやりかたで、手作業をなくして効率を大きく変えるやりかたの3つのコツをまとめました。  書きながら、この業務は毎回手間がかかっているなと、改めて実感しました。自分で考えるのでも、人のマネでもいいから、少しでも楽にしたいなと思い、今回の手作業をなくすためのルールを決

データ、関数、コピペ!この3つを使いまくって、全体作業時間を短縮

こんにちは、公認会計士の福原俊です。  今回は手作業をなくすことについて、まとめました。 経理の業務は手作業が多い私も経理の業務をやっていて大変だったのが、 情報を入力することでした。 いろんな部署からもらって大量のデータを整理し、 資料のどのデータを入力するか考えたあとに、 手入力をする。 ここまででも面倒だなと感じます。 さらに、入力間違いがあると、どっと疲れて1日が終わってしまうこともありました。 みなさん、そんな経験ありませんか? 経理の業務は、手作業が

事前にできることを前に持ってくる! 作業の順番を変えて、業務時間削減

こんにちは、公認会計士の福原俊です。 今回は、アウトプット資料の作業の流れを見直して、事前に対応できることをさきにやりましょうという内容です。 みなさん、資料を作成し終わると、やっと終わったといって、 資料を見直さないでそれで終わりにしていること、ありませんか? 一度見直してみると、効率できるところが見つかったりしますよ。 私はたくさんありました(笑) 忙しくやってると、焦っているのか気づかないんです。 一度ゆっくり考える時間を持つと視界が開けてきます。 まずはア

プロセスを標準化してみよう!時間の見直しで業務効率アップ

こんにちは、公認会計士の福原俊です(https://fukuhara-cpa.jp/)。 今回はアウトプット資料の標準化をまとめていきます。 アウトプット資料の作成工程は3つアウトプット資料の工程には、 ①情報の入手 ②情報の加工 ③情報の分析 の3つの工程に分かれています。 ③数値の分析にかける時間を増やすことがアウトプット資料をよりよくするためには重要になります。 これを実現するには、①、②のやり方を標準化していくことが結果的に③の時間を増やすことに繋がっていきま

何のための資料かわからないときありますよね? 資料をわかりやすくするための 工夫

こんにちは、公認会計士の福原俊です。  アウトプット資料の生産性を高めるために、最低必要な情報とは何かをまとめました。 何のために作成しているのかわからず作成されている資料たち明細を渡されて、 「はい、お願いします。確認してください。」と言われて、明細と添付資料を見ました。 何の資料かよくわからず、担当者に質問を何度もする。 一方、担当者は 「前任者からはあまり詳しくは聞いていないのでわかりません」 という回答があり、担当者もよくわからず作業をしている。 さらに

決算早期化の重要なキーはスケジュール表!スケジュール表を間違いなく作成することがポイント

こんにちは、公認会計士の福原俊です。 業務をしていて感じるのは、各自はスムーズにできているのですが、チーム全体でみると、なんだかうまく回っていない感じがするときありませんか? このようなときって、メンバー間での業務の進め方を話し合っていないときだと思います。 業務をスムーズに進めるためのポイントは、チーム内で事前にお互いの業務の調整をしておくです。 その調整ツールとして、スケジュール表が重要なキーになります。 今回は業務をスムーズに進めるための重要なキーである、スケ