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「稼ぐ」だけが目的じゃない。「副業」をもっと「楽しもう」!

令和4年7月、厚生労働省が発表している「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が改定され、企業に対して副業・兼業を許容しているかどうか、条件付きで許容している場合はその内容の就業規則への明記やホームページなどでの情報公開を求めるとしました。
(参照:副業・兼業の促進に関するガイドライン-厚生労働省

企業側への強制力はありませんが、労働者がより副業・兼業に取り組みやすくなり、今後ますます副収入を得ることへの興味関心が高まっていくと考えられます。

みなさんは副業に取り組んでいますか?

株式会社レベクリは『副業アカデミー』という日本初の副業専門スクールを運営している会社なのですが、社員に対しても副業支援を全力で行っています。そんな当社では、なんと社員の90%以上が副業を実施中!(2022年8月現在)
「アフター6は副業の時間に使ってほしい」という会社の方針もあるため、管理職クラスの社員でもほぼ毎日定時で仕事を終えて副業に時間を使っており、それが当たり前の環境です。動画編集やデザイナー、ライターとして自分のスキルや趣味を副業に活かしている者もいれば、株式投資やFX、不動産投資といった資産運用をメインに行っている者など副業の種類も様々で、自分が取り組んでいる副業の話で社員同士が盛り上がっていることも社内でよく目にする光景です。

副業を解禁している上に、ここまで「副業をすることは普通」という風潮で社員のほとんどが副業に取り組んでいる会社は珍しいかと思います。加えて、副業を行っている社員は全員、本業に悪影響を出さず疎かにもなっていないというのもにわかには信じてもらえないかもしれません。会社の事業が副業コンテンツを扱っているというのも1つの要因かとは思いますが、会社が社員に対して副業をここまで容認してくれている、というのが非常に大きいと感じています。副業をそこまで容認しちゃうと逆に本業が疎かになるのでは?と思われるかもしれませんが、制約が少なく自由が多いと逆に慎重になるように「副業に積極的に取り組みましょう!」「18時になったら副業やプライベートの時間を大切にしよう!」と言われると、副業に対しても慎重に考え動けるようになっているのかな、といち社員として感じています。

副業というと「本業と同じくらいの時間と労力をかけて働くこと」と捉えられるかもしれません。しかし上述の社員のとおり、自分の趣味や特技を活かして「楽しみながら」副業に取り組んでいる人も多く存在します。該当の社員に話を聞くと「お金のために副業をしてるというより、自分が好きなことをやってる先に稼ぎが生まれてる感覚。だから続けられてるんだと思う!」と返ってきました。副業は本業以外に収入を得られる手段であり、それが1番の目的になるのは自然なことです。しかし、ただ「収入を得るためだけ」で考えるよりも、自分の好きなことや得意なこと、興味のあることを最優先に考えてみると「何から始めたらいいのか分からない」「継続できない」といった副業のハードルも下がってくるのではないでしょうか。

働き方改革が叫ばれて以降、副業には「本業以外の収入を増やすためのもの」だけではなく「楽しみを増やして人生を豊かにしていくもの」という要素も加わってきています。冒頭の「みなさんは副業に取り組んでいますか?」という質問を、少し変えてみましょう。

みなさんの好きなこと、得意なこと、興味のあることはなんですか?

その答えが、みなさんの「副業」になる日も近いかもしれません!