新規事業のセオリー_フェーズⅢ.1. 検証の定義と構成要素
「新規事業を創ること」はとても難しいことであり、とてもとても楽しいことですね。このnoteが「新規事業を創る楽しさを、皆さんと共有できる場」になることを期待しています。
新規事業のセオリーでは、新規事業創造のステップをフェーズ毎に区切って連載していきます。記事の最後に全体像(連載目次)を記述しています。
フェーズⅢ : 仮説検証 1. 検証の定義と構成要素
ここから「フェーズⅢ : 仮説検証」に入ります。これまでの「フェーズⅡ : 仮説設計」にて多くの調査、検討を重ね、ドキュメントベースで仮説を立ててきました。
新規事業創造のプロジェクトは、道なき道を試行錯誤しながら、前へ前へと進まなければいけません。その際、ただ闇雲に進むのではなく「きっとこの方向に、この手順で進めば、成功するだろう」という、仮説を立て、その仮説に対して日々検証活動を行い、修正しながら進むことが新規事業の成功確率を高めます。
ここからいよいよ検証活動に入ります。もっともっと顧客に近づき、試作品開発を行いながら、仮説検証を進めていきます。
「検証の定義と構成要素」では、検証とは何で、必要となる項目について記述していきます。
(1)検証の定義
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