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読後メモ 『脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因 (動脈硬化は自分で治せる)』真島康雄著– 2018/4/19発行

著者は九州 福岡は 久留米 の先生で、高血圧もコレステロールも 肝臓の病も、基本は血管にこびりついたプラーク(食事から摂った脂質)によるものだ、 と研究されています。

この本の内容は、
●血流は川の流れ。川底の砂のように血管に脂肪の極小粒が溜まっていく
●今も昔も、動脈硬化の原因は「油と脂」だった
●血管プラークが高血圧からがん、心臓病まであらゆる病気を引き起こす
●高血圧の二大原因はプラークと肥満。降圧剤に頼らず、血圧を下げることができる
●LDLを抑えるスタチン剤こそが、プラークを増やしていた
●「魚なら安心」は禁物。脂が乗った青魚を食べすぎると動脈硬化に
●頸動脈プラークの厚さが1.8mm以上なら脳梗塞・心筋梗塞が起こりやすい
●肉好き、揚げ物好きなら、30代でも血管プラーク年齢は60代以上

主張は、
食事から摂る油と、加工食品の添加物を極力 なくす。そして ご推奨は、野菜 具だくさんの味噌汁。

我が家では去年の12月から我が家ではこれを始めて 9ヶ月経ちました。 
久留米の診療所での検査自体は、超音波による 8箇所(保険の範囲では 4箇所なのですが)の血管エコー検査で、動脈血管の内径の太さ・プラークのこびりつきにつきがどうなっているかを診て診察されます。コロナも沈静化した今年2月下旬に、久留米の診療所も訪ねました。
私からは具沢山みそ汁の効果だと思うのですが、この6月 7月 の月間の平均血圧の数字が全く同じで、しかも高血圧判定より下の値。
調剤薬局では降圧剤が20ぐらい 抑えていると云ってましたので、ならば 一体どれぐらい 今飲んでる薬に効果があるのだろうかと疑問も生じてきて、8月に入ってこの3週間の間、思い切って自己責任で降圧剤を飲むのを一旦やめてみました。
そうしたら、せいぜいプラス2くらいしか上がらないし、このプラス2の値も高血圧判定より下。

ここ数年高血圧を診てもらっている主治医からは、降圧剤からの中断の診断を頂いた成果に 結びつきました。
主治医からはまだ具沢山みそ汁の効果は信じてもらえず、秋冬寒くなってからの数値には注意が必要との条件付きで、暑いか暖かい時期限定の中断のようです。
でも今の服薬の強さでは まだ 3段階 ぐらい 引き下げる余地があるのですが、当面一切不要となったのですからどうしたものか。

とにもかくにも、この10年来服用している降圧剤からの解放は、今後世界一周数か月旅行も可能にする万歳ものなんです。


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