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38日目 ベトナム中部の都市:ホイアン その6 「タイ30日✙ベトナム20日のバックパッカー旅(なるべく安く、なるべく長く、なるべく楽しく)」

さて6日目の朝。一日中雨が降ったりやんだりする予報。朝目が覚めて、まだ6時だからって7時まで布団の中にいようと落ち着かせた。今日は予報で雨がちの日。でも雨が止んでいることに気づき、早めに動き出そうと思ってカーテンを開ける。
そこにお友達からFBメッセンジャーが。ZOOM会合イベント参加だったんです、忘れてた。日本時間ではもう8時で、急遽途中参加、ごめんなさいで入れさせていただきました。終わってからメッセンジャーとか色々。
そのうち雨やんで外出、まずはいつもの食堂マダムラウでカオラウ。

カオラウ。いつも登場するのはホントに美味しいから

お店の娘さん家のわんちゃんも可愛い。ひと仕事終わると娘さんとスクーターバイクの足元にちょこんと座って帰っちゃう。

パラパラ雨が降ってきた。今日は日中ほとんど宿でのんびりかな。橋を渡ってそぞろ歩きして戻ろうかで、歩きながら天候の様子見。路地歩き。一つ一つ古い建物を利用していて、壁の色使いの基本は黄色。雑貨屋さんも多くて、原宿みたいににぎやかだけど、ケバケバし過ぎていないところが人をひきつけます。そぞろ歩きにぴったり。前方の団体さんから聞こえてくるのは、イタリア語。

こうして見ると本当に東京よりもグローバルだなぁって感じる。そうは言いつつ、改めて東京を思い返してみて感じるのは、やっぱり日本の物価は安い。ワンコインでお昼も食べられる。百均もそう、中国をはじめ世界中から効率化をかき集めているからこそできる。これはこれですごい良いとこ取りの国際化だと思う(なんかグローバルとはまたちょっと違うんだよね)。
いくつかのお店の店頭で、 防虫だと思うんだけど焚き木を見かける。

仕立て屋さんの店に入っていくと、奥の間ではランタン手作り教室の実習中。

ずっと奥まで細長く続くカフェの連続。

その奥ではシルクの機織りも。

そうか、ここは繊維テキスタイル服装関係、服飾関係の一角なんだ。
バンブー竹の根に近い部分を彫刻するお兄さんがいます。こんな面白い顔や表情の数々。

マーケットも覗いて引き返そうと思ってちょっと市場の中を覗いたら、おばちゃんの呼び込みに負けて、バインミー、チキンブレッドお決まりの30ドンを頼んだ。おばちゃん、きゅうりとか刻みながらも呼び込み熱心で、最後に頼んだ人のオーダーが先に出てくる。何だ何だ、俺の分作るの忘れてたんじゃないか、たっぷりチキン入れてよって頼んでおいた。
野菜もたっぷりお肉もたっぷりソースもしっかり。なんたって相場は30ドン、地元定食の一食分だからね。カウンター内を覗いていると「ばんてう」って読む卵焼きも30ドン、春巻きは40ドン。

マーケットの時計店。HAUWEIバンドの電池切れ(充電コード紛失)でスマホを時計代わりにしているので。カシオのバッタもんでも一番安いので200ドンって言ってる。1300円だから日本で最安製品買うよりも高いからやめた。
まだこちらで食べたことのないドラゴンフルーツも食べたいと価格を捜査、1キロ50。測ったら少し超えてたから60だって、いいよまたっていったら、ラスト50っていうからもうそれでダン、買っちゃった。

大きさの比較のためボールペンを並べてみました

天井に吊るされた螺旋の線香でも有名な天后宮(ティエンハウ廟)。華人社会で見られる、海の女神である天后(Tin Hau)を祀った寺院。天井に吊るされた螺旋線香は大小数多くあり、大きいものになると、1か月近く燃え続けることができるらしいです。

ギャラリーにアクセサリー店。

あっ、ここにもバンブーのお兄さんがいます。ベトナム人も細かく根気のいる作業が得意です。
うん、今思い出した。ホイアンって、東京は文京区台東区の谷根千(谷中・根津・千駄木)にも似てる。昭和初期、もしかしたら大正時代の建物を残したまま・外観を残したままのお店とか。商業的に展開している1階のお店の部分を見るんじゃなくて、1階よりも上、2階・屋根あたりを見ると落ち着いた趣が感じられます。木々や、テラスの緑、ランタンなどの装飾も雰囲気にマッチしている。

ところでベトナムの道を歩いていて気が付いた。自動車は日本と違って右側通行っていうのはわかってる、バイクも乗ってみて、結構難しかったのも実感している。では歩行者はどっちなんだ?日本は自動車の反対の右側通行なんだから、左側通行なのかなと思いきやそうでもないみたい。よく見るとどっちでもいい。それでどっちか知りたくなって、ネットを調べてみた。結局書いていない。
逆に分かったのは、日本は昔車も歩行者も左側通行だったけど、交通量が増えるにしたがって、歩行者は反対の右側通行になったんだって。
このそぞろ歩きって、さっさと歩いてるわけじゃないから、1万歩歩いても健康的には効果が薄いんだよね。

豚の丸焼き・炭火焼見っけ。

宿に帰ってきてじっくりコーヒーかお茶も飲んで、旅投稿も1本書き上げたあと、1時間くらい明るい中を歩いてこよう。
修繕中の日本橋から北側すぐの池で釣りしてる人を見つけた。流れがないところで、初めて投げ釣りの浮き釣りをしている人を見た。誘導式浮き釣りの獲物はなんだろう、釣り仲間として聞いてみたらナマズみたい。餌はミミズだった。一緒にパチリ。

白い雪見だいふくみたいなのをマンゴーケーキっていって売っているのをよく見かけていた。どんなのか気になっていたんだけど、どうしても買ってけって言う道売りのおばさん。いきなり袋に詰め始めるんだけど、1個10ドンって高いよなあ。2個で20っていうから断っていたら、2個で10になった。

まぁしょうがなかったけど、一度食べてみたいとも思っていたので買い食い。中はこんなんで、ピーナッツが入っている大福って感じ。あんまりマンゴーの味も風味もしない。ハテナです。

思わずググってみたら、以下の通り。
200年前に中国から伝わり、現在はホイアンの伝統菓子になったマンゴー餅。マンゴーは入っていないが、今もマンゴー餅と呼ばれている。名前の語源はマンゴーの形に似ているからとか、もち米で作った外層の柔らかさが熟れたマンゴーのようで中に入っているピーナッツ餡の塊がマンゴーの種を連想させるからだとか諸説ある。一番面白いのは「マンゴーだと言えば売れたからだ」と言う俗説まである。食感は日本のワラビ餅のよう。
2個で10ってことは6個で30、カオラウ1食分だからね。

路地裏を歩いていたら、なんだか、中食屋さん・お惣菜屋さんみたいなのがあった。お惣菜を色々ビニール袋に詰めてもらった、30ドン。野菜がしっかり摂れていい。

そして晩ごはんは別に例のお店でお好みのミークアンでした。

旧市街内は、完全に観光地のお店お店またお店です。

でも旧家屋をそのまま残して、内装だけ変えています。1階の天井から上方向とか2階から上をみていたら素敵です。そこがもう一つ大好きなタイのチェンマイと違うところでしょうか。
翌日以降のホイアンの後半(11連泊でした)では旧市街以外の家屋も載せますね。ベトナムはどこもテラスの緑が素敵です。

ホイアンは夜の風情が有名で夜の川に浮かぶ舟遊びが定番。といってももう見慣れてきました。

それはそれで、旧市街の対岸の川岸には、バーで夜遅くまで「洋楽を楽しむ」欧米の人達。何もホイアンに来てまで…ということなかれ。

タトゥーのお店も。

営業時間を終えた船と対岸のバー。

私ももうおやすみなさい。


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