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読書メモ・『習慣と脳の科学 押しても変えられないのはどうしてか』 ラッセル・A・ポルドラック著2023年2月10日発行

具体的に何をやったらいいのかっていうのは書いてなくて、巷で言われてる方法は、それは科学的にはダメよといった感じ。

例えば マインドフルネスなどの 瞑想迷走 研究も肯定されているわけではない。
 瞑想もネガティブな側面に関しては、研究結果が公表されず 隠されている可能性もある。 多々ある研究者が自分に都合のいい 研究結果だけを報告しようとすること(出版バイアス)によって、瞑想の効果が実際以上に大きなものとして伝えられているとか。

また人間が行動を変えるには意思力が重要ということだが、的を絞った訓練によって自制心を向上させられるのかどうか といった検証研究も、ポジティブな効果だけが発表されて 偏っている可能性がある。バイアスを修正すると、自制心を訓練する効果は基本的にゼロになるようだとか。

ではどうやったらいいのか ヒントが少しだけが書いてあるんだけれども、でもそれも推奨バッチリっていう話じゃない。とりあえずまとめてあったのが、行動変容を最大限に成功させるために重要なこと 4つ。

1. 環境をよく観察し 望まない行動の引き金となる状況への理解を含め 深めること
2. 選択構造を変えて 習慣の引き金を最小限に抑え、望ましい行動を促すこと 
3. 行動変容の詳細な 実行計画を立てること
4. 目標に向けた 進捗状況を注意深く 監視し、うまくいかない場合には計画を修正すること


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