レンゲの種まき
わが家は兼業農家。
私たちが育てているお米は
「ふくふく米」と名づけています。
今日は、
来年お休みする田んぼに
レンゲの種をまきました。
レンゲは、マメ科の植物で
共生している根粒菌の働きから
地力回復の効果があると言われています。
化学肥料も、
牛ふん鶏ふんなどの有機肥料も
何も入れていないわが家の田んぼで
緑肥としてのレンゲは、
唯一の肥料になるものです。
レンゲを蒔き始めてから
7、8年になるでしょうか。
初めの頃は、
よく分からず
色々と失敗もありました。
ある年は
少し寒くなってから蒔いたら
ほとんど芽が出なかったり。
ある年は
一面に咲いたレンゲの花がキレイで
田植えギリギリまで咲かせていたら、
すき込んだレンゲが
水が入った田んぼの中で発酵し、
地温が上がり、
ガスが発生して
植えたばかりの苗が
根をやられて
次々と枯れてしまい、
手植えで補植をしたり。
そんなこんなで、
考えた末、
今は、
翌年お休みする田んぼを
稲刈り後にできるだけ早く耕し
畝を立ててから
9月中にレンゲを蒔く。
春はレンゲの花をしっかり満喫して
他の田んぼの田植えが終わってから
花が終わったレンゲをゆっくりすき込む。
というルーティンになりました。
ですから、
わが家の5枚ある田んぼは
毎年順番に
どこかがピンクのお花畑になるのです。
見頃は、4月中旬〜下旬くらいです🌸
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