ふくふくさん

兼業農家。農薬も肥料も使わない、虫も草も当たり前な田んぼで、家族でお米をつくっています。平日は学校司書、週末は習字教室、月1回は美術講師。お米の、子どもの、社会の。あらゆるものの「育つ力」について考える日常。手間のかからない、ちょっとした作ることも好き。

ふくふくさん

兼業農家。農薬も肥料も使わない、虫も草も当たり前な田んぼで、家族でお米をつくっています。平日は学校司書、週末は習字教室、月1回は美術講師。お米の、子どもの、社会の。あらゆるものの「育つ力」について考える日常。手間のかからない、ちょっとした作ることも好き。

最近の記事

出穂に想う

夕方、長男と後ろの田のヒエを取っていたら 稲の穂が出ているのを見つけました。 穂が出ることを 出穂(しゆっすい)といいます。 その時は、1株だけでしたが 翌日の晴天で次々と出てきました。 穂を見ていると ありがたいな、という気持ちになります。 田んぼはずっと感謝の連続。 田植えができたら感謝。 根付いたら感謝。 雨が降ったら感謝。 気持ち良く晴れたら感謝。 穂が出たら感謝。 「嬉しい」よりも 「ありがとう」という気持ち 私たちが手がけているものは 自分

    • これがあの「シベリア」

      光の中に、春らしさが日に日に増しています。 昨日、いつも行くスーパーで 「シベリア」に遭遇。 「え〜っっ!? これがシベリア!!」 声には出しませんでしたが(多分) 宮崎映画「風立ちぬ」で 印象的だった あのお菓子です。 しばらく立ち止まって観察。 見た目は、以前調べたとおりで、 カステラに餡がはさまれている 静かな佇まいのお菓子です。 和菓子コーナーの中で 「只今売り出し中!!」みたいに 結構なスペースを取って ドーンと積み上げられており ひときわいいお値段

      • 超高速!ティラミスケーキ

        短時間でできて ちょっと変化球的なケーキを… と考えて、 ティラミスケーキを作ってみました。 正しいティラミスの定義は分かりませんが 私の中では コーヒーシロップを染み込ませたスポンジ の上に マスカルポーネチーズ がのってて ココアパウダー がかかってる とティラミスになるのではないかと☺️ というテキトーさでもって レッツクッキング♪ 前もって買っておいた 市販のチョコレートスポンジに カレースプーンでコーヒーを染み込ませたら フィラデルフィアクリームチー

        • 丸ごとゆがく柚子ジャム🍊

          12月の話。 大好きな柚子をたくさん頂いたので 娘と一緒にジャムを作りました。 柚子は洗って丸ごと湯掻き いい感じに ぽよんぽよんになったら 火からおろして そのまま冷まします。 私は、 「続きは、また明日〜」 と、一晩おいたりします。 ですので、 なんとなくですが 鍋はステンレスがいいような気がします。 次の日、 湯掻き汁はお風呂に入れて 柚子風呂に🍊🛀 さて、ジャムの続き。 湯掻いた柚子は 皮の黒いところがあれば アルミタワシで 優しくなでるくらいにこすると キ

          シャツ襟の服を簡単リメイク

          息子と出かけたユニクロで メンズSサイズの、いい感じのジャケットが とんでもな超お買い得価格になってるのを発見! 裏地つき厚手ジャケット〜 両脇にサイドポケットついてる〜 1点だけの売れ残り〜 これなら、着たまま仕事できる〜♪ 図書室寒いからね〜😆❄️ イェイ!イェイ! という訳で迷わずルンルンでお買い上げ。 で、家のクローゼットの鏡の前で 冷静になって眺めてたら、 メンズだし、 当たり前なんだけど、 なんかごっつい。。 あ! と思いついて、 襟を外してスタン

          シャツ襟の服を簡単リメイク

          犬寄りの龍です。

          昨日、 習字教室の生徒さんから年賀状を頂いたので お返事に、龍のイラストでも描いてみようかな、 と、思いつき。 夜中なのに。。 描いてたら、 なかなか可愛らしい感じになりました。 ウチの犬に似ている。

          犬寄りの龍です。

          なぜレンゲ畑のアブラナを抜くのか

          今日は、 子どもたちもみんな揃っていたので 気になっていたことを順番に片付けました。 一つは、 レンゲ畑のアブラナ抜き。 稲刈り後、 来年お休みする田んぼに レンゲの種を蒔いたのですが、 今年はずっと暖かかったので レンゲの種に混じっていたと思われる アブラナが発芽して 遠目にも分かるくらいに 立派な菜っ葉に成長していました。 これは、早く抜かないと💦 昨日から、子どもたちに予告をして 昼食後、いざ田んぼへ。 あります、あります。 丸い葉っぱやら、 ギザギザやら、

          なぜレンゲ畑のアブラナを抜くのか

          お米、こんな感じで炊いてます。

          私たちは兼業農家で 仕事を持ちながら お米づくりをしています。 できたお米は 「ふくふく米」と名付けています。 時々、 お米の炊き方を聞かれることがありますが、 普通に炊飯器で炊いています🍚✨ しいて言えば、 私が気をつけているのは、 研ぎ方でしょうか。 これは、 子どもの頃に母から教わりました😊 まずは、きっちり計って、 水を入れます。 最初に入れた水は 研がずに 水を軽く回して、すぐに捨てる。 お米の表面についた糠が 水分とともに お米に吸収されないよう

          お米、こんな感じで炊いてます。

          兼業農家のお米づくり

          私たちは兼業農家で 仕事を持ちながら お米づくりをしています。 できたお米は 「ふくふく米」と名付けています。 今年の「ふくふく米」も 品種はコシヒカリ🌾 以前は、 ヒノヒカリという品種を作っていました。 ヒノヒカリも美味しいお米でしたが、 収穫時期が10月なので 夫の本業の忙しい時期と重なるため、 収穫時期の早い コシヒカリに変えました。 コシヒカリは田植えも早く GWに植えられます。 それも、仕事との兼ね合いがちょうどいい。 連休が始まる前に田んぼに水を入

          兼業農家のお米づくり

          レンゲの種まき

          わが家は兼業農家。 私たちが育てているお米は 「ふくふく米」と名づけています。 今日は、 来年お休みする田んぼに レンゲの種をまきました。 レンゲは、マメ科の植物で 共生している根粒菌の働きから 地力回復の効果があると言われています。 化学肥料も、 牛ふん鶏ふんなどの有機肥料も 何も入れていないわが家の田んぼで 緑肥としてのレンゲは、 唯一の肥料になるものです。 レンゲを蒔き始めてから 7、8年になるでしょうか。 初めの頃は、 よく分からず 色々と失敗もありました

          レンゲの種まき

          「ふくふく米」のはじまり

          今年も「ふくふく米」が収穫できました。 私たちは、 わが家で作っているお米を 「ふくふく米」と名づけています。 お米づくりは一年に一度。 今年は、9年目の「ふくふく米」です。 ちょっと大げさかもしれませんが 私たちにとって「ふくふく米」は 私たちがお米を作り続けていくために 心の中に抱いた願いと希望を 消えないように大切にしながら その時、その時で できることを考え 試行錯誤を重ねて そうしてできた結晶のような実りです。 その願いは 「生活の中で 子どもと一

          「ふくふく米」のはじまり