読書記録:『アルケミスト』

読み始めたのは、10月29日ごろでした。
元々いつも手の届く範囲にあったけど、内容の記憶はほとんどなく。

友人に勧められたのがきっかけで。


この本は、人生の中で何度も開くことになると思う。そして開くたび、自分に刺さる言葉が変わってくるのが、きっと面白い。

だから世界中にこんなにも愛されている。自分がその一部となれたことも、嬉しい。


読むタイミングは、迷った時。勇気をもらいたい時です。
「本当の自分」を知りたいと思った時には、これからも必ず思い出すのではないかと思います。

自然と「読みたい」が湧いて、戻ってこれる本。私の中では、温かい家のようなイメージかもしれません。



本当の自分とか、本当にやりたいこととか、迷いはたくさん生じるけど、答えは全て自分が持っている。私たちはただ、気付けていないだけ。見えなくしてしまっているだけ。見えていないふり、探そうとしていないだけ。

この本を読み始めた10月29日の私もまさにそうで、

そこに違和感を持てたからこそ、今回はじっくり書籍にも向き合えました。



実は小説を読むのは久しぶりで、ここでも私の「好き」を蓋していたことに気がつく。誰にも言われてないのに勝手に焦り、自分を追い詰めて、自分の一番中心から出てくる声を押し込んでいました。


このタイミングで出会えたことが奇跡だな、と。9月・10月は私にとって、人生の方向性を変える出来事がいくつかありました(振り返った時に「大袈裟」と思うかな)。

そしてその中に、確実にこの本も組み込まれています。



きっかけをくれた友人に心から感謝。




2022.10.18 6:31am

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