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それではいつも通りの一句 ^^;(相変わらずの駄作)

大体、行事ごとのある日だから意外と対応できるど^^;

同じ日に有給休暇申請が重なるの対応

結構この相談も多いのです。言われないと,
浮かびませんが、会社としては対応が大変な時もあります。

この類の労務相談があるホームページ等には「会社は時季変更権を行使できますか?」「いや、よほどの理由でないと(時季変更権行使は)難しいです」の回答が並びます。

これだと、残念ながら、杓子定規な感じが否めません。
 
少し考えてみます。

この同じ日に有給休暇申請が重なるのは、大体地域・学校等のイベントでああったり、なにか世の中的に大きなイベントがあるときです。

分かりやすいのが、学校のPTAであるとか、運動会の振替などです。

世の中的なイベントでいえば、例えば、サッカーワールドカップ、WBC(野球)がなど、です。

よーく考えてみて下さいね。

これらのことって「直前に決まること」はないですよね。

大体だいぶ前から決まっているはずなのです。

「運動会の振替」は決まっていないかもしれないけど、運動会の予定は、年間行事として、新学期になったら学校からカレンダーが配られることが多いので、が予想がつきます。

なので、前もって会社として、この辺りの日は、有給申請が増えそうだと「アタリ」を着けられるはずです。

サッカーワールドカップやWBCも、ピンポイントで日は分からないけど、開催時期は分かりますよね。長くても1カ月程度の開催期間でしょう^^

そういったことも踏まえて、対応を考えてみましょう。

(1)同じに有給が重なった場合、内容や頻度を確認する
基本的には、認めるべき年休取得です。認められるのなら認めてあげてください。さすがに多くの人数が一気に休まれると、仕事が回らないケース、代替要員がいない場合は、年休の目的や、また当事者の取得頻度から、その重要度に応じて調整を図りましょう。
場合によっては「時季変更権行使」もあり得るでしょう。
 
(2)社内外の仕事を調整できないか検討する
申し出られた時期にもよりますが、社内外の仕事の調整ができないかを検討します。

実は、意外なほど、特に社外の業務を調整していないケースがあります。

なぜか必要以上に、通常業務で回そうとする会社が多い様に感じられます。今の時代であれば、有給取得者が重なり、「本日十分な対応が難しい」とい言えば、それほど「悪く」捉えられることはありません。
 
(3)代わりに頑張ってくれた社員は、評価プラスにする 手当を出す
「大入り袋」ってありますよね。

あれはお客様がたくさん入った時とか、特別な時(お正月)などに臨時で支給するもの。それを参考にしましょう。特別なちょっとした手当です。

有給取得者が多かった時、かならず1.5倍以上働いている方がいらっしゃるはずです。そういった方の評価の対象や、可能であれば手当などを支給するのもよいでしょう。そうすると、余計に頑張った方の気持ちも「いら立ち」に向かう事も軽減されます。

もしかしたら、有給休暇取得者がたくさんいて、「人手がいない時に働きたーい」という方もあるかも(笑)
 
(4)社内である程度、休みの重なる日を関係各所で検討する
前述のとおり、学校行事や世間のイベントごとで、有給休暇の重複が起こりやすいですし、もっと大体同じ方、(言い方がよいかどうかは別として)同じようなメンバーではないかとと思います。

「同じ日」ということは、前もって分かっているケースがほとんど。それを関係各所で把握するとよいです。
 
【まとめ】「有給が重なる日」は事前に分かります。これ忘れがち。
有給の特定日の取得希望は、ある程度事前に分かるもの、使用される方も大体分かることが多いので、可能な限り「重複取得日」を会社として把握しておくといいです。

「情報」は早めにもらえれば、対処法が増えます。

本人に今年度、「必ず取得する日」ではなくとも、有給を取りたい日なぁと考えている日を申告してもらうのも、一考の余地があるでしょう。

そして、その日については人員が減ることが分かっているわけですから、
社内外の仕事を調整する、代わりに頑張ってくれた方にプラスの評価や何か手当を支給するとよいでしょう。

重複取得日は、それ自体が悪いわけではありませんので、会社の「予測力」「把握力」「調整力」を存分に発揮していきましょう。
 
 それでは、また ^^ /


【今日の要約】「私は忙しいから、要点だけ読みたいっ」と、
お急ぎの方&せっかちな方^^; は、こちらをどうぞ^^

同じ日に多数の有給休暇申請が重なる問題について、企業は適切な対応が求められる。事前に予測可能なイベントや学校行事などで、特定の日に有給休暇の申請が集中することがある。

  1. 申請内容と頻度を確認:基本的には年休は認めるべきですが、仕事が回らない場合は、年休の取得目的やそれまでの取得頻度に基づいて調整をすべき

  2. 業務調整の検討:社内外の業務調整を行い、有給取得が多い日に十分な対応が難しい場合、その旨を社外にも説明するなどの検討

  3. 代わりに頑張った社員の評価:代わりに働いた社員には、特別な評価や手当を支給することを検討

  4. 事前の準備(今後検討):イベントや学校行事の日程は前もって分かることが多いので、それに合わせた人員計画を立て、関係各所で検討することが重要

有給休暇の取得が重なる日は事前に予測できるため、企業はこの情報を活用し、事前に調整と準備を行うべきです。


▼今日の内容に関連して、音声配信もしています^^; 
自ら「ふくちゃん」という恥ずかしさ。。。^^;
あくまでお堅い仕事を払しょくし、お堅い文章になりがちな「労務トラブル」「法的な話」を分かりやすく伝え、親しみやすさを出す「キャラづくり」なのでお許しを。

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