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ベーシックインカムが音楽に与える影響

もしも仕事をしなくても毎月誰でも収入が入ってくるのであればやりたい事ができるのになぁ、、、。



そんな想いを持った事がある方も少なからずいるのではないでしょうか?



ベーシックインカムとはまさしくそれで毎月国民一人一人に一定のお金が配られるシステムの事で現在少しずつベーシックインカムの考え方が議論されるようになってきました。


日本でも選挙の際にベーシックインカムを公約に掲げる政党も現れ始めて注目を集めてきています。


ベーシックインカムが施行されたらあらゆる分野において変革が起きると言われていますが、音楽業界にはどのような影響を与えるのでしょうか??


まずベーシックインカムが始まると働かない人が現れると考えられています。(ここが重要になってきます。)


現在ベーシックインカムの可能な計算上7,8万程を毎月支給できるのではないかというのが提唱されています。


例えば夫婦であれば家庭に最低でも14〜15万程が何もしなくても毎月支払われるという事になり、子供や親がいれば一家庭として見た場合は支払額が増えていくので安い家賃の場所に住み、節約を重ねていけばさほど働かなくても暮らしていけるようになると言われています。


もちろん働きたい人は働く事が可能なのでより収入を増やしたい人はベーシックインカムをもらった上でお仕事をすれば良い訳です。


それでは本題ですがベーシックインカムは音楽業界に影響を与えるのでしょうか??



まず音楽に関わる人口が大きく増えると考えます。


そもそも音楽は娯楽の一部です。


例えば人間が生きていく上で最低限必要だと言われている衣食住には該当しません。


「音楽が無いなんて考えられない!」というのは個人の感情や趣向であって生命維持活動には関係ありません。


例えばお金が無くて食べ物が買えない人がわざわざ楽器を買いませんし、お金を払ってライブを観に行ったりはしませんよね。

いわば音楽は生活が成り立っている上で行われる物事なのです。



ベーシックインカムが施行されれば生活部分の保障がされるようになります。
生活費が足りなくて働くにしても今よりも労働時間は減る方向になるでしょう。



生活が保障されているのであれば人はやりたい事をやるようになったり、時間を潰す為の楽しい事を探し始めます。


・今まで音楽制作してみたかった。
・楽器の練習をしてみたかった。
・バンド活動してみたかった。
・人前でライブをしてみたかった。
・動画サイトに作った音楽をアップしてみんなに聴いて欲しかった。



今までは生活の為に働かなければならず労働の為に限りある時間を費やさなければならなず、やりたい事を犠牲にしているという方は多くいるはずなのです。


そんな想いを持った人たちが自由な時間を手に入れ、音楽をやりたかった人たちが音楽に集中するようになればどうなるでしょうか。


今のご時世インターネット普及のおかげで簡単に個人が楽曲や演奏姿を人前に晒すことができるようになりました。
僕がこうしてnoteに書き綴り、読者の方が読んでくれている事がまさしくですよね。


簡単に発表できる場所に集まったやりたい気持ちを持った人たち

そこに集まるリスナー



が多ければ多いほど物事は活性化していくものです。


今まで生活の状況で出てこれなかった才能溢れる人たちが飛び出してきて一気に抜きでてくるかもしれません。

今まで誰も思いつかなかったアイデアを持っていたけれどそれに費やせる時間がなかった人たちが飛び出してくるかもしれません。



そして生活が成り立ち、時間ができればそれらを見たいという人たちも増えアーティスト側とお客さん側の相互で活性化していくのではないかと思います。



FBやTwitterなどの利用者は今や世界中で数えきれない程いて、常にスマホを片手に持ち随時文章を書き込んだり人の記事をのぞいたりしています。
いかに人は衣食住に関係ないものにこそ興味を持ち生活に密着しているかという事がわかります。


ベーシックインカムが施行されれば面白い事をやりたいというアーティストが沢山現れ、それを見たいという人も増え、習う余裕ができた人たちがレッスンに通ったり楽器やライブチケットを買ったりして音楽業界全般的に向上していくのではないか?と僕は考えています。


個人的にはベーシックインカムが施行され、より音楽をもっと気軽に触れて楽しめる世界がきたら良いなと思います。


#音楽 #ミュージック #ベーシックインカム #ビジネス #エッセイ #ミュージシャン

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