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ステータス好きからの脱却

今でこそお酒が好きで色んな銘柄を試したいし、仕事が夜中までかかっても寝る前には必ず晩酌をしたいと思っている僕ですが、


7,8年前までは特にお酒が好きではありませんでした。


それなのに毎晩お酒を飲みブログでうんちくを語ったりしていた自分がいて、もうそのブログは閉鎖したのですがその頃の事を考えるととても恥ずかしいなと思います。


外にみんなと飲みに行っても「ウイスキーにハマってるから」とみんなはビールを頼むのにウイスキーをロックで頼んだりと痛々しい自分がいました。(本当にそうなら良いのですが)



今考えると当時の僕は、

お酒そのものが好きだったのではなく、お酒を飲んでいる自分が好きだった

のだと思います。


自分が好きなものを自分の範囲で続けるレベルから本当にそれを仕事にしたい!とか広くみんなに知られたい!と思うレベルに上げる時、

その熱量は果たして本物でしょうか??



自分は音楽で生計を立てるアーティストになりたい!!

と思った時にその熱量はまさしく本物で、

本当に音楽が大好きで、
その事しか考えていなくて、
大好きな音楽の事をちゃんと理解して、
どんな人に聴いてもらいたくて、

という事を考えているでしょうか?


音楽をやっている事をファッションのようにして、音楽をやっている自分ってカッコイイ!


と思っている以上はリスナーには絶対に熱量は伝わらず感動は起こりません。


「オタク」「マニア」という言葉がありますが言い換えれば「その筋の専門家」な訳でこの人たちの知識量や熱量は半端ないです。


僕自身もサポートなどで一流アーティストの方に会うと本当に音楽の事しか考えていないし、その為にできる事は全部やっているし、他の音楽などへも研究熱心です。

それも楽しそうにそれをやっている人ばかりです。


好きこそものの上手なれとはよく言ったものですがステータスとして物事を捉えている内は何事もモノにはならないという事だと僕は思います。

#音楽 #music #band #コラム #エッセイ #ビジネス


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