プログラミングchallenge3(関数#3インプット編)
新年が明けてから二か月目に突入です。2022年がみなさまにとって実りある一年になりますよう心よりお祈り申し上げます!
前回までは、関数の基礎知識について学習してきました。
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今日は、関数のインプットについて解説していきます。
関数のインプット
bmi(55, 155, "Aさん");
bmi(45, 145, "Bさん");
bmi(int taijuu, int shinchou, String name){
double bmi = taijuu / shinchou^2;
print(name);
print(bmi);
}
前回使用したBMIの例を使って、関数のインプットについて説明します。以下で簡単に前回の復習をしましょう。
関数の書き方を覚えていますか?
<関数の名前(){}>
でしたね。これをBMIの式に当てはめると、「BMI」が関数の名前、「double bmi = taijuu / shinchou^2;」が「{}」にあたります。
bmi(){
double bmi = taijuu / shinchou^2;
}
今回は、「()」の部分の意味と書き方を解説していきます。
1.「()」の意味
関数の「()」には、関数を実行する({}の内容)ために必要な部品を書き込むことができます。以下でBMIの例を基に解説していきます。
●例
bmi(55, 155, "Aさん");
bmi(45, 145, "Bさん");
bmi(int taijuu, int shinchou, String name){
double bmi = taijuu / shinchou^2;
print(name);
print(bmi);
}
例えば、bmiという式は何の要素から成り立っているのでしょうか。
1.taijuu、2.shinchou、というint(数字)の要素から成り立っています。
そこで、「()」の中に式に必要な1と2の部品を書き込みます。
2.「()」の内容の書き方
< タイプ 部品の名前>
上記が書き方です。タイプは、文字や数字等のことでしたよね(String, int, double・・)。また、部品の名前は、自分で好きに決めることができますが、今回の例題の場合は、「shinchou」と「taijuu」を部品の名前とします。
では、「()」を使うことで、前回までの関数とどんな違いが生じるのでしょうか?前回までの関数は、「()」に何も記入していませんでした。以下が前回の関数の式です。
int taijuu = 48;
int shinchou = 156;
String name = "Aさん";
bmi(){
double bmi = taijuu / shinchou^2;
print(name);
print(bmi);
}
以下が今回の式です。違いは何でしょうか?
bmi(55, 155, "Aさん");
bmi(45, 145, "Bさん");
bmi(int taijuu, int shinchou, String name){
double bmi = taijuu / shinchou^2;
print(name);
print(bmi);
}
違いは、前回の式で関数の外に書いた部品が「()」の中に入っている点です。これにより、どのような機能の違いが出るのでしょうか?
「()」の中に部品を入れることで、複数人のBMIをより簡易に表示することができます。今回の式の場合であれば、AさんのBMIとBさんのBMIを一回で実行できます。
他方、前回の式だと、一人のBMIを出すために、「int taijuu = 48;、int shinchou = 156;、String name = "Aさん";」を全て個別に変えなくてはいけません。例えば、Bさんの場合、「taijuu」に「45」を書き直し、「shinchou」の所に「145」、「name」の所に「Bさん」と書かないといけません。これを100人分やろうと思うと仕事量が多くなり大変ですよね。
そこで、以下のように「()」に部品を入れ、「{}」にBMIの式を入れ、実行するようにします。
そして、必要な身長と体重と名前の情報を関数の上に書くだけで、一回で複数人のBMIを表示することができます。例えば、CさんのBMIを新たに測りたい場合は、「bmi(70, 180, "Cさん")」と書くだけで終了です。
bmi(55, 155, "Aさん");
bmi(45, 145, "Bさん");
bmi(int taijuu, int shinchou, String name){
double bmi = taijuu / shinchou^2;
print(name);
print(bmi);
}
このように、()に関数で必要な部品を書くことで、作業を簡易化することができるのです。
この時に気を付けるのは、bmi(〇, 〇, 〇)は「()」の中の順番と同じであるという点です。「int, int. String」の順番であれば、bmi()の中も「整数、整数、文字」という順番であることに注意してください。
まとめ
1.()の書き方は<タイプ 部品の名前>
2.()の中には関数に必要な部品を入れる。
3.()を使うことで、作業の手間を省くことができる。
本日の学習は以上です。
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それでは、お疲れ様でした。また次回の記事でお会いしましょう!
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